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2018/07/06 11:51
吉川愛「大人の女優としての感情表現ができるようになりたい」と決意を語る、女優復帰後初の映画『虹色デイズ』が公開
ちょっとおバカでお騒がせな男子高校生4人の[友情]と[恋]がギュッとつまった、映画『虹色デイズ』が、本日7月6日(金)より公開される。オーディションサイト『Deview/デビュー』では、佐野玲於(GENERATIONS from EXILE TRIBE)が演じる恋に奥手のなっちゃんが想いを寄せる同級生・杏奈を演じた吉川愛にインタビュー。5歳から数々の映画やドラマで人気子役として活躍し、約1年の休業を経て昨年再スタートを切ったばかりの彼女に、“普通の女子高生”として過ごした日々や、高校を卒業して一社会人となった今の仕事にかける思いを語ってもらった。
【映画『虹色デイズ』/吉川 愛インタビュー】
「恋のキュンキュンだけではなく、男子同士のおバカなふざけっことか友情とかもすごくステキな映画」
――ヒロイン・杏奈を務めた映画『虹色デイズ』、“これぞ夏に観たい青春映画!”という感じのキラキラと胸キュンがいっぱい詰まっていましたね。
「私も完成した映画を観て、“杏奈と(佐野玲於演じる)なっちゃんの恋愛が、可愛い〜、初々しい〜”ってキュンキュンしちゃいました。自分が出ているのに(笑)。でも、撮影したのが去年の秋で、ちょっと時間が経っていたこともあって客観的に観られたんです。あと自分も今年高校を卒業して、あの頃を振り返れるようになったから、余計に“青春っていいな〜”なんて思っちゃったのかもしれないです。文化祭やプールに飛び込むシーンとか、学校行事もいっぱい描かれていて。卒業するとそういうのってほとんど経験できなくなっちゃうじゃないですか。そういう意味ではリアル世代だけではなくて、大人の方にも“あの頃、こんなことしたな”とか、青春のキラキラを感じてもらえる映画になったんじゃないかなと思います」
――佐野玲於さん演じる恋に奥手な男子・なっちゃん(羽柴夏樹)が想いを寄せる女の子、杏奈はまさに吉川さんにハマり役でした。役作りはどのようにされたんですか?
「この役のお話をいただいた後、杏奈の動きとか癖とか、あとは声のトーンとかを参考にしたくて、まずアニメ版を観ました。でも、やっぱり演じるのは私なので、あまりガッツリ観てアニメに引っ張られるのもダメだなと思って、ある程度、杏奈のキャラクターを掴んだあとは、私らしく演じるためにアニメを観るのを我慢しました」
――杏奈のどんなところに共感しましたか?
「杏奈は恋がどんなものかはまだわかってないんですけど、わからないなりに真剣に悩むところとかいい子だなって思いました。それと恋だけではなくて、まりに対する愛情の表し方もいいなと。普段は大人しい杏奈なのに、ちゃんと言うべきことは言う!みたいな、優しさの中に強さのあるステキな女の子だなと思います」
――1ヵ月にわたる撮影で、共演者のみなさんとはどんなふうに過ごしていたんですか?
「撮影が秋だったんですけど、すごく寒くて! プールに飛び込んだ男子たちは本当に大変だったと思います。女子も夏シーンの半袖はキツかったです。吐く息も白くて、でも画面にそれが映ったらダメなので、氷を口に含んでからセリフを言ったりして。みんなで『暑いよね、今寒いんじゃなくて暑いよね!』って励ましあいながら撮影していました(笑)。あとはみんなで写真を撮り合ったり、撮影がないときはお菓子を食べながらずっとおしゃべりしたり、本当に同級生みたいな過ごし方をしていました」
――吉川さんにとっては芸能活動に復帰して初の映画となりましたが、映画ならではのやりがいや面白さってどんなところにありますか?
「復帰作が連ドラ『愛してたって、秘密はある。』だったんですが、連ドラは少しずつ台本をいただくので、この先どうなるのか読めない面白さがあるんです。特にあのドラマは最後まで“犯人は誰だ?”みたいな感じだったので。でも映画はストーリーが全部わかった上で役に取り組むという面白さがあって。うーん、結果、どっちも好きだし、どっちも演じていて楽しいです!(笑)」
――小さい頃からずっと芸能活動をしてきて、高2から約1年間お休みしたときには青春を満喫しましたか?
「そうですね。日焼けしちゃいけなかったので、小さい頃から屋外プールで泳いだことがなかったんです。虫刺されとかにもすごく気を遣っていましたし。なので、お休み中に屋外プールで泳いだときは、すごく楽しかったです。高校の球技大会もいい思い出がたくさんあります。あと個人的にはパン屋さんでバイトができたのが、青春って感じでしたね」
――復帰して1年、今はどんな目標を持ってお仕事に臨んでいますか?
「学生ではない一社会人として、この仕事をずっと続けていきたいと思っています。そのために改めて演技レッスンに取り組んでいます。その先生の教え方がすごく好きで、答えを教えてくれるんじゃなくて、自分で考える機会をたくさん与えてくださるんです。たしかに小さい頃から仕事はしてきましたけど、大人の女優としての感情表現ができるように、お芝居も変わっていかなきゃいけないと思っています。だから演技レッスンはこれからも続けて、いろんな役に挑戦させていただけたらありがたいなと思っています」
映画『虹色デイズ』は7月6日(金)より、全国ロードショー。なお、吉川愛のインタビュー全文は、オーディションサイト『Deview/デビュー』(下記リンク参照)に掲載中。
【Profile】
吉川 愛(よしかわ・あい)●1999年10月28日生まれ、東京都出身。研音所属。幼少期から子役として様々な作品で活躍。主な出演作はTVドラマ「愛してたって、秘密はある。」(17/NTV)、Amazonオリジナルドラマ「しろときいろ〜ハワイと私のパンケーキ物語〜」、映画『ルームメイト』(13/古澤健監督)など。
【吉川愛インタビュー全文】
https://deview.co.jp/X_topinterview_180704