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2016/05/21 19:24

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青木玄徳、初主演映画『闇金ドッグス3』が公開 見どころは”血だらけのBL”シーン!?

映画『闇金ドッグス3』初日舞台挨拶に登壇した(写真左から)土屋哲彦監督、冨手麻妙、MEGUMI、青木玄徳、山田裕貴、波岡一喜、津田寛治(C)Deview
映画『闇金ドッグス3』初日舞台挨拶に登壇した(写真左から)土屋哲彦監督、冨手麻妙、MEGUMI、青木玄徳、山田裕貴、波岡一喜、津田寛治(C)Deview

 金と欲望にまみれた裏社会の人間ドラマを描いた映画『闇金ドッグス3』が公開初日を迎え、21日に新宿バルト9で行われた初日舞台挨拶に、主演の青木玄徳をはじめ、山田裕貴、MEGUMI、冨手麻妙、波岡一喜、津田寛治、土屋哲彦監督が登壇。

 闇金業界を舞台に、欲望渦巻く赤裸々な人間模様に迫った『闇金ドッグス』シリーズ第3弾。今作では、過去2作で主人公だった安藤忠臣(山田)に雇われ、男の武器を駆使しながらのし上がっていく、元イケメンホスト・須藤司(青木)が主人公となる。

 今作で映画初主演を果たした青木は「“2”から“3”にかけてあまり時間がなくて怒涛の撮影だったんですが、変に気負ったりせずにいけた。スタッフさんもキャストのみなさんも、いい人たちが集まったので、頑張ってやれたなって思います」と自信をのぞかせる。

 さらに撮影を振り返り「すごい楽しかった」と笑顔をみせつつ、「MEGUMIさんがゲストでいらしてくれて。そこがすごいテンションあがりました!僕、Dragon Ashすごい聞いてたんで!!」と興奮気味に語ると、MEGUMIは「私じゃないんだ……。あっちの方ね(笑)」と苦笑い。さらに、MEGUMIが「思いつめたりするシーンがあって、本番前にいろいろ考えたりしてたら、青木くんが『降谷建志さんって、身長何センチですか?』って聞いてきて。今? 今、身長気になるの?って、すごくチャーミングな方で、とっても和みました」と笑顔を見せ、青木も「(Dragon Ashが)めっちゃ好きなんです!」と力強く語り、笑いを誘っていた。

 シリーズ過去2作品で主演を務めてきた山田は「青木さんがすごくキャラの良い、ちょっと抜けた感じを素晴らしくやって下さったので、僕はそれを見守るアニキ……みたいな感覚で撮影に挑みました。(青木の方が)年上なんですけど……」と撮影を振り返る。それに対して青木も「すごくやりやすかったよね」と語りかけ、山田も「こんなにしゃべる?っていうくらいのセリフ量の日があって、二人で『あ〜違う!』とか言いながらセリフ合わせをしましたよね」と撮影エピソードを明かすと、青木も「ナチュラルハイになってたよね?」と過酷な撮影を振り返った。

 須藤と安藤の前に立ちはだかるライバルの闇金業者・塩田丸雄を演じる波岡は「闇金業者に……見えますよね? 僕」と会場に問いかけ、キャスト陣からは「どっからどうみてもみえます」、「失礼かもしれないですけど、すごく見えますね」との声があがり、笑いが起こる。「不遇にもそういう風に見える容姿に生まれまして。あまりやりすぎてしまうと闇金業者を飛び越えてしまう事態が起こるので、今回は僕は静かにしてました」と役作りについて言及。さらに、「“2”の舞台挨拶でも言わせてもらったんですけど、青木とのBL的なものが見どころ。屋上にいったり、血が出るくらいのBLが……。そこを楽しみに観てもらえれば」とジョーク交じりにアピールすると、青木も「そうですね、血だらけでしたね」と否定せずに笑顔で乗っかり、会場を沸かせていた。

 悪徳芸能プロダクションの社長・沢村を演じた津田は「闇金を扱った映画はたくさんあるけど、この映画はそういうものと比べて稀有だなと思った。闇金に関わる人間たちを描きながらも、俳優のドキュメントとしても成立しているような匂いがして、それがすごく面白いなって思った」と作品の印象をコメント。さらに「土屋監督のすごいところでもあるんですけど、若い俳優たちがめちゃくちゃ輝くように演出されている。俺がやっている芸能事務所のシーンとかでも、青木くんや山田くん、波岡くんが入ってくると、ぞれぞれの空気の変わり方をする。それをちゃんと監督が切り取っていて、秀逸だなと思いました」と分析すると、「素晴らしい挨拶ですね」(波岡)、「先輩、ありがとうございます!」(山田)と感心することしきりだった。

 クランクインする1ヵ月くらい前からリハをやり、リアリティのある作品作りを目指したという土屋監督は「脚本があがる前からみなさんに集まっていただいて、リハをやったりして作っていった。たとえば、“須藤司と安藤忠臣が二人でエレベーターに乗って、エレベーターが急に止まって閉じ込められました。ハイ、ヨーイスタート!”というような即興芝居をやったりした」と撮影前のエピソードを告白。すると司会から「せっかくだから(即興芝居)やりますか?」というムチャブリがあり、会場は大盛り上がり。しかし、青木と山田は「いやいや、止めましょうよ〜〜!!」と必死の抵抗を試み、青木が半ば強引に「土屋監督の話の続きが聞きたいな〜」と話を戻すと、土屋監督が話を続けることに。間一髪、難を逃れた二人は目を合わせて「危ないところだったな」と胸をなでおろしていた。

 最後に青木は「ついに公開ということで、すごく緊張して待ちに待ったこの瞬間。“1”“2”ときて、今回の“3”は、ちょっとテイストが違う。『闇金ドッグス』だっけ?って思う方もいるかもしれませんが、それもイイのかなって。“面白かったなこの映画”という感想が残るように、そして届くことを楽しみにしております」と語り、舞台挨拶を締めた。

 『闇金ドッグス3』は、新宿バルト9ほか公開中。なお、オーディション&エンタメ情報サイト『Deview/デビュー』では、安藤忠臣役の山田裕貴インタビューを掲載中。

(C)2016「闇金ドッグス2&3」製作委員会

関連写真

  • 映画『闇金ドッグス3』初日舞台挨拶に登壇した(写真左から)土屋哲彦監督、冨手麻妙、MEGUMI、青木玄徳、山田裕貴、波岡一喜、津田寛治(C)Deview

  • 今作で映画初主演を果たす青木玄徳(C)Deview

  • 安藤忠臣役の山田裕貴(C)Deview

  • 須藤司役の青木玄徳(左)と安藤忠臣役の山田裕貴(右)(C)Deview

  • 波岡一喜は、青木演じる須藤との”BL”が見どころとアピールし笑いを誘っていた(C)Deview

  • 即興芝居のムチャブリに必死に抵抗する青木玄徳と山田裕貴(C)Deview

  • ステージママ・田中聖子役のMEGUMI(C)Deview

  • 元地下アイドル・姫野えりな役の冨手麻妙(C)Deview

  • 闇金屋・塩田丸雄役の波岡一喜(C)Deview

  • 悪徳プロダクション社長・沢村清志役の津田寛治(C)Deview

  

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