”20歳越え”からのオーディション対策!! | 特集 | Deview-デビュー

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”20歳越え”からのオーディション対策!!

2020/09/11

レイ・グローエンタテインメント

レイ・グローエンタテインメント

主な所属者

ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン出演の大久保樹、ドラマ『パフェちっく!』(FOD/CX)出演の兼次要那 ほか

プロダクション紹介

映画プロデューサーの鶴岡大二郎が代表として2016年に設立。映像作品、および舞台で活躍する俳優が所属し、本人が納得するまでコミュニケーションをとる事務所。また、現場での「チャンス」が次の現場につながるようにサポートをしていく方針。新人から経験者、フリーなどで今の状況や環境を変えたいと思っているやる気のある人を募集している。

新人募集に関して

応募資格:10歳以上の男女
なお、過去に実施したデビュー特別オーディションにおいて、「25歳以上でもOK! 新人オーディション特集2019」で久保田真旺、「夏の特別オーディション2019」で斉藤来実、「冬の特別オーディション2019」で玉城夢、中川幸一など数多く合格。

応募ページへ

――審査する際、重視しているポイントは?

「人柄です。気配りができるかどうかというのは、1つ大事なポイントです。よく『お芝居で大事なことって何ですか?』と聞かれるのですが、『結局は人柄だと思うよ』と伝えていて。人柄が良くなかったら、マネージャーも“この子を売りたい”と思わないですし、現場でも次の仕事につながらないですから。それに気配りができないと、芝居に関しても独りよがりの芝居になってしまいますし、相手の芝居を無視して自分のやりたい芝居だけをやってしまう。相手のセリフをきちんと受けて芝居ができる人は、作品全体のことを考えられたり、監督がどんなことを求めているのかなどを理解することもできるし、次の仕事にもつながりやすい。演技力や技術の問題以前に、人として周りから愛されるような人柄じゃないと、この世界は残っていけないと思います」

――そういった人柄も含め、面接ではどういうところを見ているのでしょうか?

「自己PRや質疑応答をしているとき以外の態度もチェックしています。集団面接のときは、とくに周りの子が自己PRしているときに、どういう姿勢でそれを見ているかというのはかなり見ていますね。自分の順番が終わると集中力が途切れてしまう子や、他の子の話に対して無関心な子もいたりするのですが、最後まで緊張感を持って面接に向き合うことは大切だと思います。普段から周りを見て気配りがきちんとできていなかったら、現場に行ってもできないですからね」

――どの業種もそうだと思いますが、芸能界も人と人とのつながりや周りへの気配りが大切だったりしますよね。

「芸能界に入って、1、2年で売れようとする子が多いのですが、そうなると焦って自分のことでいっぱいいっぱいになって、周りが見えなくなってしまうことがあるんです。そうではなくて、俳優・女優を目指しているのであれば、3年、5年、10年…とずっと続けていける息の長い役者を目指してほしいなと。自分がやりたいことで生活できるようになったら一番良いですが、いきなり成功する人はなかなかいない。アルバイトをしながら役者を続けて、オーディションや仕事が入ったらアルバイトを休めるというような、この仕事をやり続けられる環境づくりをすることも大事。始めてすぐの頃は、焦らず今できることやっていけば良いと思いますし、実績がないのであれば、少しずつそれを積み上げいって、失敗を何回も繰り返しつつ、次はもっとこうしてみようと、やり続けるというスタンスが大事なのかなと思います」

――確かに、事務所に入ったら「すぐに売れる」と勘違いをしている人も多い気がします。

「やり続けていけば絶対にどこかでチャンスは巡ってくるんです。ただ、そのチャンスはいつやってくるかわからないから、そのときのために備えていないといけない。たとえば、『この作品に出たい』という具体的な目標があったとして、準備がまったくできていないときにそのチャンスが巡ってきてもそれを掴み取ることはできないじゃないですか。だからこそ、そのオーディションやチャンスが舞い込んできたときに、いつでも対応できるように、日々努力し続けることが大切だと思います。頑張っていれば、絶対に見てくれている人はいますし、そういう風に地道に頑張っている人が結果を残すのだと思います。いつも新人の子には『“自信”と“謙遜”の両方を持つことが大事』と指導しているのですが、自信を持つためには日々の練習や努力が必要で、謙遜するためには周りへの感謝の気持ちや奉仕の心がないとダメ。その両方を兼ね備えていることが大切だと思います」

――20代以上の世代に期待すること、求めていることとは?

「周りへの気遣いができるかどうかはもちろんのこと、目的と目標を持って、それに対してしっかりと行動できるかどうか。10代はパワーや勢いがどれだけあるかが大事ですが、20代以降はそういうパワーに加え、将来のビジョンをきちんと深いところまで考えて、自らの意思で努力できるかどうかが大事になってくると思います」

――目標を立てて終わりではなく、それに到達するためには、自分には今何が足りなくて、どうすればいいのか?きちんと理解してそれを補う努力ができるかどうか……。

「こちらが『これをやりなさい』『こうしたほうが良い』と教えることは簡単ですが、自分で“こうすれば良いんだ”って気づいていけると一番良い。ちゃんと考えて答えを導き出せるようになれたら、現場に出しても安心なんです。結局は、現場に行って勝負するのは自分一人ですから。芝居をするのも自分ですし、失敗したときにリセットするのも自分。なので、“自分で考えて動けるかどうか”が大切なんです」

――御社の新人育成で、心がけていることは?

「弊社は『本人が納得するまでコミュニケーションをとる』というのを売りにしています。忙しい中でも時間を作って、30分でも1時間でも、その子が思っていることに対して、少しでも答えを導き出してあげられるような助けになればいいなと。この仕事は、コミュニケーション能力もとても重要なんです。役者は現場で監督と話すことも多いので、そこできちんとコミュニケーションが取れなかったら良い芝居もできないですし、ちゃんと意思疎通ができれば『あの子はしっかりしている』という評価にもつながる。なので、我々とコミュニケーションを日々とることで、その能力を高めてもらえたらなという狙いもあります」

――オーディションにおいても、コミュニケーション能力は大切ですよね。

「面接でダラダラ言いたいことをしゃべるのではなく、いかに短く簡潔に、そして要点をまとめて相手に伝えられるかどうかは、大事ですね」

――20歳以上の世代がオーディションを受ける際に“強み”になり得るものってどんなことだと思いますか?

「社会経験があることやアルバイトの経験があることもプラスになりますし、今やっていることは無駄ではないと思います。そういったすべての人生経験が強みになると思います」

――これまで、デビューの特別オーディションでも20歳以上の応募者を多数採用していますが、みなさんに通じる共通点みたいなものってありますか?

「1つだけ言えるとしたら、人柄です。人の話を聞いてきちんと理解できることや、自分の考えを伝えられる人、一生懸命な人、この仕事に対して一生の生業にしていくんだという本気さが伝わる人など、人柄の良さを重視しています」

――最後に、デビューユーザーへの応援メッセージをお願いします。

「何ごともそうですが、やってみないとわからないですから、まずは一歩踏み出して応募してみてください。初めてオーディションに挑戦するという人は、自分にどんな事務所が合っているのかわからないのであれば、最初はいろんな事務所に応募するというのでも良いと思います。その上で、面接の機会があったら、その事務所の話を聞いて、自分の目で見て、耳で聞いて判断すれば良いと思います。『自分はここの看板俳優・女優になるんだ!』『私はこれでやっていくんだ!』という強い想いを持って応募してもらえたらと思います」

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