生田絵梨花、念願のジュリエット役に「演じられてとても幸せ」ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』公開稽古 | ニュース | Deview-デビュー

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2016/12/20 17:22

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生田絵梨花、念願のジュリエット役に「演じられてとても幸せ」ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』公開稽古

ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』公開稽古に登場した(左から)木下晴香、大野拓朗、古川雄大、生田絵梨花(C)Deview
ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』公開稽古に登場した(左から)木下晴香、大野拓朗、古川雄大、生田絵梨花(C)Deview

 ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』の公開稽古および囲み取材が19日、都内で行われ、ロミオを演じる古川雄大と大野拓朗、ジュリエットを演じる生田絵梨花と木下晴香らが登場し、劇中で歌われるミュージカルナンバーのなかから3曲を披露した。

 同作は、シェイクスピアによる名作を2001年にパリでミュージカル化。日本では2010年に宝塚歌劇団星組が初演を上演。2011年に日本オリジナルバージョンを上演、2013年に再演を行い、2017年1月・2月に新演出&新キャストで、4年ぶりに上演される。

 公開稽古で最初に披露されたのは、古川と木下による『いつか』。それぞれ未来の大恋愛を夢見ているロミオとジュリエットが、まだ見ぬ運命の人を思って歌う甘い楽曲を、キレイなメロディラインにのせて伸びやかに歌う。続いて、大野と生田が登場し、運命的な出会いにより恋に落ちた二人が、再会を果たし愛を誓う名曲『バルコニー』を披露。お互いの恋ゴコロに気づき惹かれあっていく、ロマンティックなシーンを二人がフレッシュに表現。

 そして、ラストに披露されたのは、ジュリエットと出会う前のロミオが、親友のベンヴォーリオ、マーキューシオらと日々青春を謳歌している場面で歌われる『世界の王』。ベンヴォーリオ役の馬場徹、マーキューシオ役の平間壮一やアンサンブルキャストが加わり、ビートのきいたロック調の音楽にのせ、『俺たちの王は俺たちなんだ!』と力強く歌い上げる。ロミオをはじめ、モンターギュの若者たちによるパワフルなダンスパフォーマンスは圧巻。希望に満ちた若者たちの勢いをダイレクトに感じられるパフォーマンスに、本番への期待が高まった公開稽古だった。

 2013年の再演に引き続き、ロミオを演じる古川は「今回、新演出になってキャストも入れ替わり、セットも衣装も変わって、新しいロミジュリが生まれようとしています」と語り、「周りのキャストも実力派の方々が揃っていて、刺激をいただいていますし、いいものに仕上がっているなと思います。今、一丸となって稽古に取り組んでいますので、みなさまご期待ください」と自信をのぞかせる。

 初演・再演ともに観劇し、作品の大ファンだという大野は「初演を見たあと、すぐにCDも購入して、毎日のように聴いて一緒に歌うということが、自分のストレス解消で、日々の楽しみだった」と明かし、「それをこうやって、今度は自分がロミオとして歌えるというのがすごく光栄なこと」と喜びを噛み締める。
 
 また「演出が大幅に変わっているので、ロミジュリの一ファンとして、新しく進化したこの作品をみなさんに届けられる日がすごく楽しみ」と目を輝かせる。さらに「観に来てくださった方々の一生の思い出に残るような素晴らしい舞台を作っていけるよう、みんなで頑張っていきたい」と意気込みを語った。

 念願のジュリエット役を演じる生田は「再演を観てから、ずっとやりたいと思っていた役。それを今演じられていることはとても幸せです」と語り、「演じる前は、ジュリエットの儚さや切ない部分が多くみえていましたが、やればやるだけ、ジュリエット“強さ”をもっと表に出していかないといけないなと思っています」と役への想いを吐露。

 オーディションで大抜擢された期待の新人・木下は「初めてこんなに大きな舞台に立たせていただくということで、楽しみと不安が入り混じった状態で稽古場に入ったんですが、先輩方や小池先生にたくさん指導していただきながら、自分の課題と戦っている毎日です」と語り、「公演が始まっても、千秋楽まで毎日確実に前進していけるように、精一杯頑張ろうと思います」と初々しいコメント。

 現役アイドルである生田は、ロミオとのラブシーンについて「私自身はこの作品にアイドルとして参加するわけではないので、そこの部分はしっかり身を委ねたいと思う」と真摯に答え、「ファンの方はいろいろと心配されているのかな?と思っているんですが、直接私にかけてくれる言葉は、応援の言葉や体調を気遣ってくださる方が多いので、そういうところを信頼して、その分、自分も何か返していけるように頑張れたら」とコメント。

 ジュリエットとのラブシーンについて古川は「ロミオとジュリエットが愛し合うシーンはとても重要なシーンなので、僕はロミオとしてジュリエットを愛したい」と語り、大野も「そういうシーンで甘い恋ゴコロが見えるからこそ、最後がより悲しくなるし、周りもその二人の熱に動かされると思うので、まっすぐ二人で突っ走っていけたら」と語った。

 見どころについて聞かれると、古川は「全部と言えば全部ですが、ダンスナンバーは見どころ。パワフルなものから繊細なものまで、バラエティ豊かになっているので、そこが魅力です」と語ると、木下も「私も衝撃を受けたのがダンスナンバー。みなさんエネルギーに溢れていて、すごい迫力なので楽しみにしていただきたいです」と呼びかける。

 また、大野が「このミュージカルの好きなところは、全曲が好きなところ。メロディがすごくキレイで、どの曲を聴いても頭に残って、つい口ずさんでしまうような曲ばかり」と楽曲に関して語ると、生田も「シェイクスピアの長台詞が、このミュージカルでは歌詞になっていたりして、展開がすごく早いんですが、その気持ちを曲の中でぐぐっと上げて行ってくれるので、そこでいろんな感情を出していきたい」と音楽の魅力を訴えた。

 ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』は、2017年1月15日(日)〜2月14日(火)まで、東京・TBS赤坂ACTシアターにて上演され、その後、2月22日(水)〜3月5日(日)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて上演される。

 なお、オーディション&エンタメサイト『Deview/デビュー』では、ジュリエットを演じる生田絵梨花&木下晴香の対談インタビューを12月21日(水)に公開予定。

関連写真

  • ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』公開稽古に登場した(左から)木下晴香、大野拓朗、古川雄大、生田絵梨花(C)Deview

  • 念願のジュリエット役を演じる生田絵梨花(C)Deview

  • 2013年公演に続き、ロミオ役を演じる古川雄大(C)Deview

  • ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』、劇中楽曲『いつか』を披露する古川雄大&木下晴香(C)Deview

  • ジュリエット役に抜擢された期待の新人・木下晴香(C)Deview

  • 本作の大ファンだと語った、ロミオ役の大野拓朗(C)Deview

  • 愛を誓う合う名曲『バルコニー』を熱唱する生田絵梨花(左)と大野拓朗(右)(C)Deview

  • キスシーンを披露した生田絵梨花(右)と大野拓朗(左)(C)Deview

  • ロミオの親友・ベンヴォーリオを演じる馬場徹(矢崎広とWキャスト)(C)Deview

  • マーキューシオを演じる平間壮一(小野賢章とWキャスト)(C)Deview

  • 若者たちの熱いエネルギーが溢れる楽曲『世界の王』を披露(C)Deview

  • パワフルでダイナミックなダンスパフォーマンスで魅了(C)Deview

  

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