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2016/01/23 15:07
乃木坂46・生田絵梨花、生誕地ドイツで撮影の1st写真集「お父さんが写ってます」
乃木坂46・生田絵梨花が23日、ファースト写真集『転調』の発売記念お渡し会を東京・福家書店 新宿サブナード店で開催した。
生田のファースト写真集『転調』は、生まれ故郷であるドイツ・デュッセルドルフに13年ぶりに訪れて撮影。「生まれた場所や家の前、思い出の地を巡るのと同時に、ドイツのいろんな場所にロケに行きました。壮大な景色のなかでのびのびと撮影してもらった私が沢山写っています」。そしてピアノが特技の生田にちなんだ『転調』というタイトルについて「笑顔だったり、ちょっと大人っぽい背伸びした姿だったり、いろんな転調をした表情が見られる一冊なんじゃないかなって思います」と説明した。
「一人で会見をするのが初めてで緊張して」と落ち着かない様子の生田だったが、「写真集を出すことも想定してなかったのでビックリしたのと同時に、一番最初が海外っていうのは贅沢だなって思いまして。ホントにドイツで生まれてよかったなと思いました」と笑顔。生誕の地ドイツはどこか馴染むようで「過ごしやすかったです。私、湿気が苦手なので、日本がじめじめしてるのに対してドイツはカラッとしてて、気持ちよくコンディションも良く撮影できました」と言う。
昔の写真を見ても「結構他人事で、写真を見て、いいな、うらやましいなって思ってたぐらい」と記憶はおぼろげだが、「ドイツは私が持っているちっちゃい頃の写真と全然変わりが無くて、まったく同じアングルで撮っても景色はそのままで自分だけが背が高くなっていて。屈まないと同じアングルになりませんでした」と感慨深げ。
実は初めて明かされることだが、この写真集には生田の父親が写りこんでいるという。「私がドイツで撮影するっていうのをいいきっかけに、両親が別行動で夫婦旅行をしていたんです。1日だけ撮影の見学に来て、そのついでにちょっと写っちゃおうかっていうことで、実は私のお父さんがチラッと写っているページがあるんです。私の手前でピンボケしてるのがお父さんで、今まで読んだ人は誰一人として気付かなかったんじゃないかなっていう隠れポイントです。いかに自然に馴染んで撮るかというのを追求して撮影したので、私も最初気付いてなくて。お父さんは気付いていたんですけど、あまり感情を表に出さない人なので、心でニヤリとしてたんじゃないですかね」
本邦初公開という水着ショットも気になるところ。「水着の撮影は初めてなので、ドイツにはすごくいっぱい美味しい食べ物や誘惑があるんですけど、前日は葉っぱ3枚だけで我慢しました(笑)。苦労しました。おかげですっきり撮れたと思います。両親は水着の件には『触れず』って感じでしたけど、普通に作品として笑顔で見てくれたので安心しました。メンバーは、私が水着撮影をするって聞いたとき私よりもドキドキして、ずっと大丈夫かなって心配してたんですけど、出来上がったらすごくいいって褒めてくれました」
本人お気に入りの写真は、朝日を浴びて笑顔を見せる見開きのカット。「最終日に早朝の広い大地の日の出とともに撮影しました。この表情がこの撮影の充実感を全部出してるんじゃないかと思ってます。それこそ一生に一度、この瞬間しか出せないものなんじゃないかなって思ったのでお気に入りです」
メンバーからの評判は上々で「いろんなメンバーから“良かったー”って褒めてもらえて、私、人生でこんな褒めてもらったの初めてです(笑)。なぁちゃん(西野七瀬)はあんまり雑誌をチェックする感じじゃないんですけど、私より先に“いくちゃんの見たい!”って言ってくれて、こんなに積極的なぁちゃんは初めてで、キュンとしました。すごくニコニコしながら“笑顔が多いのがいくちゃんらしいね”って言ってくれました」と喜んだ。
イベント前日の22日は19歳の誕生日。10代最後の年について目標を聞くと「興味の対象を広げていきたいです。今までは目の前のことに一生懸命になっていたけど、自分のこれまでのイメージにはないって思ってもらえることに挑戦したり、新しい自分を見つけていきたいです。あとは、上下セットのパジャマを違う組み合わせで着ちゃったりとか、身だしなみに鈍感なところがあるので…。そういうファッションセンスも女性として磨いていきたいし、料理など女子力も20歳に向けて少しずつ磨いていきたいです」と語った。