志尊 淳×浅香航大×小越勇輝×堀井新太
撮影/草刈雅之 取材・文/根岸聖子 ヘアメイク/仲田須加
志尊 淳
堀井新太「僕は役者の友だちに、『“ドルメンX”、楽しそうでいいな』って言われました。そう思われたことは嬉しかったですね」
志尊淳「僕も、役者友だちから『ふざけてたねぇ』って言われたよ。いい意味で、隊長という役を通して、新しい一面を見せることができたのかなと。そして全4話という、決して長くはない物語でしたが、早い段階で『ドルメンX』というのが浸透したなというのも感じ取れました」
浅香「SNSを見た友達から、僕らがあまりにも仲が良すぎるから、『あれ、仕事のアピールでやっているんだよね!?』って言われたりもした(笑)。『いや、違うよ、本当に仲が良いんだよ!』 って」
志尊「そう思われるぐらい驚かれたのなら、いいことだよね(笑)」
小越勇輝「僕は、お父さんが『意外におもしろかった』って言ってくれたのが嬉しかったです。ちょうどオンエアされたときに、お酒を飲んでいて酔っぱらっていたこともあってかもしれませんが、お父さんが一人で『もう1回観よう』って見返してくれたみたいで(笑)」
志尊「いいねぇ!」
浅香航大
小越「愛でられていました(笑)」
志尊「特に、浅香・堀井のお兄さん方お2人は、けっこうギリギリのラインで愛でていましたね」
浅香「もうね、勇輝のお尻が大好きなんです」
小越「だんだん、ハードになってきました(笑)」
志尊「ボーダーライン決めないと、グイグイ来るから気をつけて!」
堀井「ダンス練習のとき、(志尊)淳が笑顔で、率先して盛り上げてくれたよね。普段、盛り上げたりするのは僕の役目だったりすることがあるんですけど、ダンスのときは淳が率先して『やろう!』って声出してくれて、隊長すごいなと、僕は改めて思いました」
小越勇輝
堀井新太
志尊「(堀井)新ちゃんは、いつ会っても同じテンションだったよね。このメンバーでの新ちゃんの立ち位置って、なんだろうね?」
堀井「にぎやかし? それかボケ担当かな」
志尊「どの現場でも、基本その立ち位置じゃない? とにかく、どんな状況であっても、いい空気をもたらしてくれていたのは、新ちゃんかなって思う」
志尊「いやいやいやいや(笑)。でも(浅香)航大くんが一番大人だよね。俯瞰でものごとを見ているし、僕らにも合わせてくれるしバランスをとってくれていたのかなって。言うべきことがあるときは、ちゃんと発言してくれていたしね」
堀井「おごたんは、ぬいぐるみです」
志尊「ニイそのものです。勇輝は、僕以外の2人とはこの作品で初共演だったけど、すぐに距離が縮まっていた気がします。ダンス練習とかみんなでご飯行ったりしたことがすぐ仲良くなれたきっかけでもあったのかなと。短期間で、ここまで勇輝が心を開くなんて思ってなかったので、びっくりしました」
浅香「いや、まだまだでしょ。勇輝〜」
小越「あははは(笑)。やっぱりそこは、淳がつないでくれたこともあったし、ダンス練習やみんなでご飯行ったりして、いつもより相手のことを知る時間が事前にあったので、早かったのかなって思います」
志尊「今回は早かったね。僕は初めて勇輝と会ったときすごい時間かかったのに……。仲良く話すようになるまで、1年ぐらいかかったからね」
小越「そうだったかもね。僕はそんなつもり全然ないんですけどね(苦笑)」
堀井「僕らが、馴れ馴れしすぎたから?」
小越「いや、グイグイ来てくれて、むしろありがたかったです」
志尊 淳
浅香「宇宙人と人間との違いという部分で、すごく深いテーマが描かれているんですよ。年をとることは素晴らしいことだとか、人間って温かくて素晴らしいとか。人間の持つ感情面にしても、年をとるという決められたことの中で生きる素晴らしさを、宇宙人の目を通して感じることができる。設定がすごく生きている作品だと思います」
小越「嫉妬とかマイナス面も含めて、僕らはいろんな感情を抱いて。“地球菌”という言い方で、やっかいな感情についてストレートに発散したり、ぶつけたりできるのはおもしろいし、素敵だなと思いました。観る人にとって、いろんな感じ方ができるんじゃないかなと思います」
堀井「ありきたりな言葉ではつまらないからな……。僕らね、すっごい仲良いんです!! まずはそこですよね」
志尊「それはもう話したし、超ありきたりじゃん!(笑)」
堀井「いや。だから、役者の仲の良さが、芝居にもにじみ出るんだってことを言いたいわけですよ(笑)。僕らの仲の良さが、この作品にはたっぷり詰まってます! まとめると、この作品は、コメディとリアルのバランスが最高なんですよ。 肩の力を抜いて観られる作品ですから、悩んだりとか、元気になりたいとか、そういう気分のときにぴったりです。笑って泣ける作品になっているので観てください! よろしくお願いします!!」
浅香航大
小越「コミュニケーション能力が高くて、誰にでも愛されるところです」
堀井「そんなの一つしかないですよ。顔がカッコイイし、小さい!」
志尊「やめてよ!(笑)。ダンス練習とかしているときとかも、僕の顔を見て、『お前ってカッコイイよな〜』って、急に言ってくるんですよ」
堀井「いやだって、本心だから。髪の毛セットしてなくても、色気がダダ漏れていて、ズルいなって思う」
志尊「なんか、すごく恥ずかしい(照)。航大くんに関しては、オンとオフの力の抜き具合とか、オンのときの集中力がとにかくすごい。昔、僕が17歳で、航大くんが19歳のときに共演したことがあるんですが、当時から大きな背中というか、この人がいれば大丈夫という安心感がありました。芝居でも、プライベートで話していても、男としての魅力をすごく感じます。大人な部分と、子供っぽい無邪気さの両方があって、そのギャップがたまりません!」
堀井「航大はね、エロさですよ」
志尊「わかる、わかるよ!(笑)」
堀井「同じ年なのに、僕はよく人から『色気がない』って言われるんです。だから航大のことは、ずっと監視していました……いや、観察だ(笑)。同い年には思えない哀愁というか、僕にはない大人の色気が出ていて、うらやましいなって。どういう私生活しているのか、気になります」
小越「僕もやっぱり航大くんのギャップはうらやましいなと思います。静かなときの航大くんを見ていると、何を考えているんだろう!?って探りたくなる。私生活、どんななんだろう?って気になりますね」
堀井「なるよね!(笑)」
小越「うん。楽しそうなときは心底楽しそうだし、本当に、そのギャップが魅力的なんです」
浅香「私生活、何をしているかは……内緒だよ!」
小越勇輝
浅香「ストイックというのは、まず真っ先に出てくるよね」
堀井「僕は、おごたんの純粋さに嫉妬しています。あまりにも考え方がピュアで。例えば、自分だと毎日の食事は変えたくなるんだけど、おごたんは何を出されても、美味しそうに食べるんです。たとえ、同じものであっても」
志尊「え?どういうこと!?(笑)。何かピュアだなって思うエピソードがあったの?」
堀井「エピソードっていうか、存在そのものがピュア。どうして、こんなにピュアなんだろう!? って。その感じが、僕、今すっごく欲しいんです。昔は僕もピュアさが売りだったんですけど、最近、そういうのが僕の中で薄れてきている気がするんですよね。だからこそ、まっすぐで謙虚なおごたんのピュアさを取り入れたい」
浅香「単純に、勇輝は可愛い。僕にはないものだから、羨ましいです」
堀井新太
堀井「(嬉しそうに)いっぱい出てくるやん!」
浅香「思ったことをすぐ口にできるところかな。僕は、言う前にいろいろと考えちゃうんですよ。しかも、考えた末に、結局言わないってことも多いから。そういう意味でピュアだし、野獣系だよね」
小越「いつも変わらず、場を和ませてくれるところ。さっき、淳も言っていたけど、新太くんだから許されるっていうのはすごくわかる。僕の性格的には、それを見ていてたまにヒヤッとすることもあるんですけど(笑)」
堀井「ヒヤッとしているんだ(笑)」
小越「いや、そこも許される新太くんはすごいなって。本当に、羨ましいです」
堀井「いろいろと計算をしないで行動に移すことかな。サイは、結構頭の中で考えてしまって、自分の曲を人前に出すことができなかったんです。でも、行動しないと、自分の中だけで終わってしまう。やってみて、初めてわかることもたくさんあると思うので。恥をかくことを恐れず、まずはやってみてから自分に合うのか合わないのか判断してみる。そこからその先に自分が進むべき道を決めていけばいいのかなって思います」
小越「夢を追いかけていく途中って、きっと、いろんなことを感じ取ると思うんです。周りにもたくさん、同じ夢を抱いている人がいて、時には比べてしまったりもすると思うんです。でもそれって、チャンスだと思うんですね。ネガティブな感情は、決して、悪いことじゃないと思っていて。自分の弱い部分を知ることで、課題が見えてきたりもする。大事なのは、ネガティブになったときに、負けないことだと思います」
浅香「結局、熱量を持ったもの勝ちなのかなって思います。あと、自分の正義は貫いたほうがいいなって。人にいろいろ言われて、それで自分の芯を変えるよりは、自分の思ったことを貫いてやりきることが大事。もし、躓いたり、失敗したりしても、自分が決めたことだからって納得できる。言い訳をせず、誰のせいにもしないで、熱量を持って突き進んでください!」
浅香航大(あさか・こうだい)●1992年8月24日生まれ、神奈川県出身。A-Team所属。近年の主な出演作は、映画/『南瓜とマヨネーズ』、、ドラマ/連続テレビ小説『ひよっこ』(NHK)、ドラマ10 『デイジー・ラック』(NHK)、『宮本から君へ』(TX)、。土曜ドラマ『バカボンのパパよりバカなパパ』(NHK)が6月30日よりスタート。
小越勇輝(おごえ・ゆうき)●1994年4月8日生まれ、東京都出身。ATプロダクション所属。ミュージカル・テニスの王子様2ndシーズン(2010年〜2014年)で主演・越前リョーマ役をつとめ、注目を集める。近年の主な出演作は、舞台/『東京喰種 トーキョーグール』、『弱虫ペダル』シリーズ、ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズ、『舞台版 ドラえもん のび太とアニマル惑星』、ドラマ/BSスカパー!オリジナル連続ドラマ『弱虫ペダル』など。
堀井新太(ほりい・あらた)●1992年6月26日生まれ、東京都出身。ワタナベエンターテインメント所属。大河ドラマ『西郷どん』(NHK)に出演中。近年の主な出演作は、映画/『青空エール』、『生きる街』、ドラマ/創作テレビドラマ大賞『川獺(かわうそ)』(NHK)主演、『ブラックリベンジ』(NTV)、『3人のパパ』(TBS)主演など。
6月15日(金)より全国ロードショー
© 高木ユーナ/小学館 © 2018「劇場版 ドルメンX」製作委員会
ある惑星から地球にやってきたイケメン宇宙人、隊長(志尊淳)・イチイ(浅香航大)・ニイ(小越勇輝)・サイ(堀井新太)と、アイドルヲタク女子のヨイ(玉城ティナ)。彼らの使命は、緑と水が豊富な惑星・地球を「汚さず、戦争もせず、地球人に気づかれることなく侵略」すること。
「トップアイドルになれば、地球侵略できんじゃね?」と軽い気持ちからアイドルを目指すことにした隊長たちは、手始めに「ジャノン・スーパーボーイ・コンテスト」を受けてみるも、ナメてかかったらさあ大変! キラキラしているように見えて、嫉妬や絶望など闇の感情が渦巻くアイドル業界。果たして、ドルメンXのメンバーは、厳しいアイドルの世界でトップの座を掴むことが出来るのか!?
『劇場版 ドルメンX』では、TVで放送された1〜4話だけでなく、15年後まで描かれた完全版として、彼らの魅力がスクリーンに蘇る! 15年後、彼らの友情やアイドルへの夢は変わることなく続いているのか・・・・・・。
未来への挑戦が始まる!
公式サイト: http://dolmenx_movie.official-movie.com/
件名:志尊 淳×浅香航大×小越勇輝×堀井新太 サイン入りポラプレゼントと明記し、本文:[名前]、[年齢]、[都道府県]、[インタビューの感想]、[今後インタビューしてほしい人・要望]を記入して、下記メールアドレスに送信して応募。
【応募メールアドレス】
deview-oubo@oricon.jp
【応募締切】
2018年6月22日(金)23時59分まで。
※抽選の上、当選者のみにメールでご連絡いたします。当落のお問い合わせにはお答えできませんので、ご了承ください。
※当選者の発表は発送をもって代えさせていただきます。
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