【2024年芸能プロイチ押し新人インタビュー】『松竹JAPAN GP GIRLS CONTEST Supported by BookLive』グランプリ受賞後快進撃の新人俳優・中島瑠菜「一歩を踏み出したことで世界が変わりました」 | ニュース | Deview-デビュー

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2024/01/26 17:02

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【2024年芸能プロイチ押し新人インタビュー】『松竹JAPAN GP GIRLS CONTEST Supported by BookLive』グランプリ受賞後快進撃の新人俳優・中島瑠菜「一歩を踏み出したことで世界が変わりました」

松竹エンタテインメント所属:中島瑠菜
松竹エンタテインメント所属:中島瑠菜

 エンタメ界の新人発掘に特化したオーディションメディアとして40年の歴史を誇る『デビュー/Deview』が芸能プロダクション141社の新人募集情報を特集した『冬の特別オーディション2024』を開催中。その企画に参加する新人開発に積極的なプロダクションが2024年に向けてプッシュする新人をクローズアップしてインタビュー。2021年、『松竹JAPAN GP GIRLS CONTEST Supported by BookLive』にてグランプリを受賞。ドラマ、映画で活躍中の森口瑤子、近藤芳正、歌舞伎俳優の片岡愛之助、尾上松也、中村隼人、坂東彌十郎のほか若手俳優の前田旺志郎らを擁する松竹エンタテインメントに所属した中島瑠菜は「何か変わるきっかけが欲しいとちょっとでも思っているなら、怖がらずに一歩踏み出してほしいなって思います」と、オーディションへのチャレンジを呼びかけた。

【松竹エンタテインメント/中島瑠菜(なかしま・るな)インタビュー】

――デビューでは『松竹JAPAN GP GIRLS CONTEST Supported by BookLive』の最終審査も取材させていただいていて“弓道少女”の中島さんのことはよく覚えています。グランプリを受賞してから3年目になりますが、その間に自分の中で成長を感じたことがあれば教えてください。

【中島瑠菜】「グランプリを取って次の年に上京してすぐに、映画『なのに、千輝くんが甘すぎる。』の撮影があったんです。春で高校生になったということもあると思うんですけど、その撮影をきっかけに、自分や周りのことを、もっと深く考えようと思うようになりました。去年の夏に群馬で映画の撮影があったのですが、その時は撮影の合間に先輩俳優の皆さんと沢山お話しすることができて、お仕事などいろいろなことを学ぶことが出来て人間的に少しだけ成長できたのかなと思いました」

――最初の頃はなかなか周りを見ることが出来なかった?

【中島瑠菜】「そうですね、現場に入っても、緊張して自分のことで精いっぱいでしたし、周りの方から声をかけてもらったり、気にかけてもらうことが多かったです。でも先輩の俳優さんを見て学んで、現場での居方が少しずつ分かって来ましたし、少し力が抜けたかなって思います。昨年公開された『そこに光があるなら』は監督も現役高校生でしたし、キャストのみんなも同世代で、お互い頑張っていこう、高め合っていこうという意識が強かった作品で、お仕事の話はもちろん、高校生活の話やプライベートのことまで色々話すことができたので、そういう現場も少しずつ経験できて、成長することが出来たと思います」

――少し前を振り返って、オーディションに応募したきっかけを教えてください。

【中島瑠菜】「俳優を意識したきっかけは、小学校6年生の時に音楽部でオペレッタをやったことがとっても楽しかったという思い出が最初だと思います。その後、中学では演技に触れてこなかったんですが、中学校3年生で受験勉強を頑張っているときに松竹のオーディションの情報を見つけて。受験勉強は頑張りつつ、何か勇気を出して一歩踏み出すチャレンジをしてみたいと思って、応募したんです」

――そこで勇気を出して応募してみたら決勝のステージまで進みました。さきほども言いましたが弓道を披露した姿が印象的でした。

【中島瑠菜】「弓道は小学校6年生からやっていて、中学生の時は大会にも出たり、頑張っていたのでパフォーマンスには自信がありました。実は、最初はフラダンスを披露しようと思っていたんですが、オーディションの間、私を担当してくださっていた事務局の方に“弓道をやってみたら?”と提案していただいて。弓道着を着て弓を構えると集中できて、いつものフニャフニャっとした感じより引き締まった表情に自然となるので、いつもの私と違う部分を見せられたのがよかったなと思っています」

――それでもグランプリ受賞は驚かれたと思います。

【中島瑠菜】「チャレンジしたいという気持ちで応募したんですが、グランプリをいただいた後は、俳優になりたいというフワフワとした気持ちが、ガッ!っと固まったなと思います(笑)。グランプリは副賞としてすでにいろんなお仕事が決まっていたので、気持ちをどんどん引き締めて行かなくちゃと思ったんです」

――経験が少ない段階で現場に飛び込むことになりましたが、事務所のバックアップやサポートで印象に残っていることは?

【中島瑠菜】「オーディション後の2022年1月から本格的に始動して、選ばれた女の子たちと一緒にグループレッスンを受けさせていただきました。演技は音楽部の部活でしかやったことがなかったので、改めて役の詰め方や、セリフの覚え方、台本の読み解き方だったり、演技に対する一歩目を教えていただくことができました」

――それまでは観るだけだった演技を経験して、発見したことはありましたか?

【中島瑠菜】「“役作り”というものがあるとはわかっていたのですが、台本を読み込む中で、台本に明記されていないところも、自分で役の深さを作っていかなきゃいけない。その役の背景を作った上で演じているからこそ、見ている人たちに伝わるものがあるということがだんだん分かってきました。いろんな人の演技や作品の見方も変わるきっかけになりました。いろんな方向から作品を観ることができるようになったのが楽しいです」

――演技のお仕事でやりがいや楽しさを感じる部分は?

【中島瑠菜】「自分じゃない自分として生きて喋って、それを見せることができるのがすごく楽しい。自分の気持ちをハッキリ表に出す役が割と多かったんですが、普段の私は自分の想いを上手く伝えられないところがあるんです。普段の自分だったらできないだろうなっていうことを、役のフィルターを通じて演じることが出来るのが楽しいです」

――逆に難しさを感じることや気を付けていることは?

【中島瑠菜】「役を自分に寄せすぎないことです。例えば『なのに、千輝くんが甘すぎる。』の花咲美結だったら、現代の女子高生という共通点はあるんですけど、恋に真っすぐなところとか、その子のいいところがなくならないようにしなくちゃというのは意識しています。自分に引き寄せすぎると違ってきちゃうけど、かといって自分がやるからには自分らしさも入って来る。そこのバランスを考えるようにしています」

――漫画がかなりお好きなようですが、もし出来たら自分が演じてみたい作品はありますか?

【中島瑠菜】「LGBTに対しての意識が高まっている今だからこそ『性別「モナリザ」の君へ。』という作品に興味があります。自分で性別を選択できる世界が舞台なんですが、自分の性別についてちゃんと考えることが出来る。もし機会があれば、そんな作品に挑戦してみたいと思っています」

――やはり好きなだけあって漫画に詳しいですね!

【中島瑠菜】「寝る前に絶対漫画は一作品以上読んでます。単話で配信されている漫画があるので、いろんな世界観の作品を読んでいます。今は韓国系の縦読みのフルカラーの漫画にハマっていて、特に好きなのは『作戦名は純情』。キュンキュンできる恋愛漫画です(笑)」

――2024年が始まったばかりですが、今年実現したい目標と、将来的な夢を教えてください。

【中島瑠菜】「今高校生なんですが、実年齢と同じ高校生役をやれる期間はあと1年しか残ってないので、学園モノに出て、高校生として生きているからこその表現が出来たらいなって思っています。将来的には、主人公はもちろんですが、主人公を支えたり、言葉をかけることによって主人公の考え方を変えられるような、まさにキーポイントになれる役も演じたいと思っています」

――これから俳優を目指してオーディションを受けたいと思っている人の背中を押してあげられるようなエールをいただけますか?

【中島瑠菜】「私も一歩踏み出したことで世界が大きく変わりました。何か変わるきっかけが欲しいとちょっとでも思っているなら、怖がらずに一歩踏み出してほしいなって思います!」

【プロフィール】
中島瑠菜(なかしま・るな)●2006年10月10日生まれ、17歳。熊本県出身。特技:弓道、生け花、水泳。
■主な出演作:
・1月期 木曜ドラマ『グレイトギフト』(EX)神林琴葉役
・劇場版『鬼平犯科帳 血闘』(5月10日公開予定)少女おまさ役
・映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』津崎美月役
・『高校講座 生物基礎』(NHK Eテレ)
・松竹マルチプレックスシアターズ マナーCM ほか

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