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2018/08/06 08:31

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舞台『八王子ゾンビーズ』が幕開け、三代目JSB・山下健二郎の座長っぷりを鈴木おさむも絶賛

囲み取材に出席した(左から)脚本・演出の鈴木おさむ、駿河太郎、山下健二郎(三代目 J Soul Brothers)、久保田悠来、藤田玲(C)Deview
囲み取材に出席した(左から)脚本・演出の鈴木おさむ、駿河太郎、山下健二郎(三代目 J Soul Brothers)、久保田悠来、藤田玲(C)Deview

 三代目 J Soul Brothersの山下健二郎が主演を務める、舞台『八王子ゾンビーズ』が5日より、東京・TBS赤坂ACTシアターにて開幕。初日公演を前に公開ゲネプロと囲み取材が行われた。

 本作は、音楽×ダンス×ゾンビをテーマにした完全オリジナル作品。脚本・演出を手掛けるのは、映画やドラマの脚本や舞台の作・演出、小説など、様々なジャンルで活躍している鈴木おさむ。さらに、主題歌はm-floが担当し、劇中歌は☆Taku takahashiが本作のために書き下ろした楽曲を使用。

 囲み取材には、座長の山下のほか、イケメンゾンビを演じる久保田悠来、藤田玲、住職・孔明(こうめい)役の駿河太郎、そして脚本・演出の鈴木おさむが出席。初日公演を前に、山下は「"いよいよ来たか"という感じ。みんなで稽古を頑張ってきたので、早くステージに立ってお客さんに観てほしいという想いが強いです」と率直な想いを語る。

 そして、「やっていて稽古が毎回楽しかったですし、通し稽古も何回もやって、その中で生まれた笑いだったり、動きだったり、みんなで作り上げたという感じがある」と稽古の日々を振り返り、「エンターテインメント性も強いし、歌も踊りもあるし、最後には感動する部分もあるので、全部がこの舞台に詰まっているんじゃないかと。年齢に関係なく、多くのみなさんに楽しんでいただける内容になってると思います」と本作への想いを明かした。

 約1ヵ月の稽古期間で印象に残っているエピソードについて「隅田川の花火大会が、稽古場のすぐ近くだったので、稽古終わってみんなで外で見たことがすごくいい思い出」と述べ、「稽古場がけっこう上の階だったので、そこからみんなでスカイツリーと花火を見ることができてすごくキレイでした」と回顧。

 舞台初主演となる山下の座長ぶりについて、藤田が「分け隔てなく、みんなと同じ目線で接してくれたことがありがたかった。特にゾンビ達は、いっぱい絡みがあるので、一緒になって作り上げていくっていう空気を作ってくれるのが座長らしかったなと思います」と語ると、久保田も「最初に振付の方がつけてくださったダンスに加え、山下さんのオリジナルで、いろいろとアレンジ加えてくださって。みんなを引っ張っていって教えてくれて。あと、中華を奢ってくれたり。素晴らしい座長でした!」とコメント。

 駿河は「ZIP!」でメインパーソナリティーも務めている山下について「朝の顔だし、みんな知っている人だから、どんな人なんだろうって思っていたけど、全然このまま。(表に)出てくるまでけっこう時間が掛かったという話もきいて、それもあってか、人の痛みがわかる座長ですごいなって思いました」と吐露。鈴木も「売れている人の共通点って根性があることだと僕は思っていて。きっと、わからないところに入るのは怖いハズなんですけど、そこに対して突っ込んでいく勇気と根性があるし、三代目(J Soul Brothers)の看板を背負って戦っている感がハンパない。役者のみんなと戦いながら、そして座長でいる感じがすごくカッコイイ」と絶賛。

 登壇者たちからの言葉に、山下は「照れますね(笑)」と照れ笑いを見せつつ、「おさむさんが、顔合わせのときに『みんなで青春を感じながら、この作品を作っていきましょう』っておっしゃっていて。僕もそういうのを感じたかったし、この夏、めちゃくちゃ青春を感じたし、すごく楽しかったです。だから、早く舞台上で、力発揮したいなと思っております」と意気込んだ。

 本作の見どころの一つであるダンスシーンは、振付師がつけた振付に山下がアレンジを加えたという。「最初にある程度、振付の方につけてもらって、その後、振付の方と話し合って、それをみなさんに落とし込んだ感じ」とコメント。さらに、「ダンスの経験ある方とない方でレベルの差が多少あったので、そこのクオリティをどんどん上げていきました。"誰でも簡単に踊れる振付だな"とか、正直、パフォーマーなんでダンスに関しては舐められたくなかったので」とダンスに込めた熱い想いを明かし、「これだけ稽古期間があるから、練習すれば絶対大丈夫かなというところまで、攻めて作ったつもりです。ゾンビと僕が踊るシーンがあるんですが、絶対いいものになってると思うし、自信はあります」と胸を張る。

 一方、その振付の練習に奮闘したキャスト陣からは、「その分僕らはけっこう大変でした」(藤田)、「突然(振付が)変わったからね」(久保田)と声が上がる。鈴木からも「殺陣の練習はすごくしんどそうだけど、ダンスになると超イキイキする」と暴露されると、山下は「殺陣は本当に難しい」と苦笑い。殺陣に関しては、早乙女友貴からみっちりと指導を受けたそうで「早乙女友貴くんに怒られながら、そうとう鍛えられました」と話し、「でも、今はもう完璧。お褒めの言葉も頂いて、いい感じです」と自信をのぞかせた。

 物語は、山下演じる主人公・羽吹隆(はぶき・たかし)が、オーディションに落ち、ダンサーになる夢が破れたところから始まる。自分を見つめなおすため、八王子の山奥のお寺に辿り着いたタカシは、とある満月の夜にお寺の墓場でゾンビ VS 住職の壮絶な戦いを目撃。「ここで見たものは忘れろ!」と意味有り気に住職に言われたものの、タカシは気になって再び墓場を訪れる。

 すると、そこにはゾンビの姿が…。しかし、よく見るとゾンビ達は陽気でイケメンばかり。彼ら曰く、満月にダンスをすることで成仏できるのだが、それを住職たちに邪魔されているという。「俺たちにダンスを教えてくれ!」とゾンビ達にせがまれ、何故か、タカシとゾンビ達の交流が始まっていく。そんな中で、不穏な動きを見せる住職の思惑とは!? 果たして、ゾンビ達は、無事に成仏できるのか!?

 音楽×ダンス×ゾンビをテーマした舞台ということで、ダンスシーンは最大の見どころポイントである本作。山下演じるタカシと、イケメンゾンビたちによるダンスシーンでは、ゾンビらしい動きも組み込まれた振付けで観る者を楽しませる。同場面では、応援上演という演出もあり、観客もグッズで販売されているタンバリン、もしくはクラップ(拍手)や声をあげて一緒に盛り上がることができる。

 また、ゾンビ達を成敗する早乙女友貴演じる一刃(いちは)とゾンビたちとの壮絶バトルは必見。早乙女の舞のようなスピーディで華麗な立ち回りはもちろん、ACTシアターという広いステージを存分に使ったアクションに魅了される。

 時事ネタを盛り込んだ小ネタをはじめ、個性豊かでキャラクターが濃いゾンビたちに振り回されるタカシの奮闘ぶりや、アジアンの隅田美保演じる海(まりん)を巡る掛け合いなど、思わず笑ってしまうコミカルなシーンも満載。かと思いきや、物語の終盤には、ほろっと泣ける感動的な展開も待ち受けており、ダンスあり、笑いあり、殺陣あり、涙ありのエンターテインメントに溢れた作品だった。

 舞台『八王子ゾンビーズ』は、8月5日(日)〜19日(日)までTBS赤坂ACTシアターにて上演。8月19日(日)千秋楽にはライブ・ビューイングが決定。全国の映画館にて生中継される。

関連写真

  • 囲み取材に出席した(左から)脚本・演出の鈴木おさむ、駿河太郎、山下健二郎(三代目 J Soul Brothers)、久保田悠来、藤田玲(C)Deview

  • 座長をつとめる山下健二郎(三代目 J Soul Brothers)(C)Deview

  • 山下健二郎演じる、主人公・羽吹隆(C)Deview

  • 舞台『八王子ゾンビーズ』ゲネプロより(C)Deview

  • 舞台『八王子ゾンビーズ』ゲネプロより(C)Deview

  • 舞台『八王子ゾンビーズ』ゲネプロより(C)Deview

  • 舞台『八王子ゾンビーズ』ゲネプロより(C)Deview

  • 舞台『八王子ゾンビーズ』ゲネプロより(C)Deview

  • 舞台『八王子ゾンビーズ』ゲネプロより(C)Deview

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  • 舞台『八王子ゾンビーズ』ゲネプロより(C)Deview

  • 舞台『八王子ゾンビーズ』ゲネプロより(C)Deview

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  • 舞台『八王子ゾンビーズ』ゲネプロより(C)Deview

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