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2018/03/05 08:01
廣瀬智紀、昨年に続きソロイベント開催 ファンとの交流は「自分の中ですごく大事な時間」
俳優の廣瀬智紀が、4日に東京・日本橋三井ホールにて、ファンイベント『煌々星〜明けの明星〜』を開催。1部と2部のイベント合間に、囲み取材に応じ、昨年に引き続き2度目となるソロイベントへの想いを明かした。
舞台『弱虫ペダル』、舞台『ダイヤのA the LIVE』などの2.5次元舞台のほか、ミュージカル『スカーレット・ピンパーネル』、ドラマ&舞台連動企画『男水!』、映画『探偵は、今夜も憂鬱な夢を見る。』主演などで活躍中しており、2017年12月〜2018年2月に上演された、劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season月(下弦の月)では、無界屋蘭兵衛役も記憶に新しい廣瀬。
前回同様、今回も廣瀬本人が、イベント名をはじめ企画立案に携わり、歌唱披露や廣瀬自らが脚本・演出を手掛けた朗読劇、けん玉やぐるぐるバッドなどのチャレンジ企画など、バラエティ豊かな内容のファンイベントとなっており、「前回もそうだったんですが、オープニングとエンディングで使う曲に関しては、自分で選びましたし、やる演目に関しても自分発信で、いろいろとスタッフさんと一緒に作っていけたと思います」と胸を張る。
また、「去年に引き続きのソロイベントで、2回目にして、これだけたくさんのお客様が来られるような場所でやらせていただけるのは幸せだなと思います」と喜びを噛み締め、「舞台とかをやっているとファンの方とこうやって交流できる機会はあまりないので、自分の中ではすごく大事な時間」と吐露。そして「パワーチャージできるように、夜公演も楽しんでいきたいです」と意気込んだ。
特にこだわった部分に関しては「ファンの方が僕を応援してくださる理由の中に、自分のフワフワした部分とか、どこか放っておけないみたいなところがあるのかなと、プラスに捉えている部分があって。その部分と役者としてのメリハリみたいなものを出したかった」と告白。続けて「役者として何か残せるもの、発信できるものをイベントで何か作りたいなと思った」と打ち明け、「今回は朗読劇をやらせらもらって、自分のこだわりの一つが達成できたのかなと思います」と語った。
1部のイベントでは、舞台『弱虫ペダル』で共演した郷本直也と鈴木拡樹がサプライズでゲストとして登場。「直也くんと拡樹くんという豪華すぎるゲストが来てくださって。忙しい中、ゲストとして来てくれたのは幸せだなと思います」としみじみ。さらに前回のイベントでMCを務めた和田琢磨からのビデオメッセージについても「琢磨からもサプライズのメッセージがあって、すごく嬉しかったです」と笑顔を見せた。
各イベント後には、廣瀬が一人ひとりファンをお見送り、ファンとのひと時の触れ合いを楽しんだという。「お見送りの際に、緊張して何も話せずに終わってしまうお客さんがたくさんいたので、今回は最初にチラシで『僕と出会ったきっかけは何ですか?』という質問を投げていたんです」と明かし、「みなさん、どこで僕と出会ったか、いろいろと言ってくれました」とコメント。
さらに「その中で、今日は舞台『弱虫ペダル』から応援していますという方がたくさんいらっしゃったので、そんな方々からしたら、(郷本と鈴木が)本当に幸せなサプライズゲストだったんじゃないかなと。それを思うと、自分も嬉しかった」と振り返る。
また、劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season月での熱演が記憶に新しい廣瀬。その経験を振り返り、「『髑髏城の七人』を終えたことによって、一つも二つも皮がむけたと思う」と語り、「自分に足りないものも見えてきたので、その経験を活かした上で、自分からやれることをいろいろと発信していきたい」と意欲を見せた。
そして、「どこか自信が持てない部分があったりしたので、その部分を解消するためにも数をこなしていくことも必要だと思うし、ちゃんとした実力をもっとつけた上で、舞台や映像の世界で、もっと芝居ができるようになれたらいいなと思います」と意気込みを語り、「基本的には変わらないですが、一歩一歩、目の前の作品を一生懸命やっていけたらと思います」と決意を新たにした。
4月8日には、大阪ビジネスパーク円形ホールにて、同イベントの大阪公演『煌々星〜宵の明星〜』を開催する。