柳下大とイモトアヤコが、6月27日にパルコ劇場で上演されるリーディングドラマ『ラヴ・レターズ 〜2016 The Climax Special〜』に出演することがわかった。

　『ラヴ・レターズ』は、1989年ニューヨークでの初演後、全世界で上演され静かなブームを巻き起こし、パルコ劇場でも1990年8月19日に幕を開けて以来、この一つの台本を年齢も個性も異なった、延べ450組以上の男女が読み続けてきた朗読劇の金字塔。2016年8月7日をもってパルコ劇場が一時休館となる本年に、『ラヴ・レターズ〜2016 The Climax Special〜』と題して、5月、6月、8月に同作品が上演される。5月15日(日)公演は青木玄徳 ＆ 遠藤久美子、5月18日(水)公演は谷中 敦（東京スカパラダイスオーケストラ）＆ 斉藤由貴のペアで上演。

　俳優集団D-BOYSのメンバーでもある柳下大は、現在上演中の舞台『御宿かわせみ』（明治座）のほか、舞台『真田十勇士』や『オーファンズ』など、様々な注目作品に出演。演劇雑誌『演劇ぶっく』の読者が選ぶ「えんぶチャート2015」では、 俳優部門10位を獲得。俳優部門にて2013年より3年連続トップ10にランクインするなど、若手舞台俳優として着実にキャリアを重ねている役者の一人。一方のイモトも2014年に三谷幸喜氏の演出による舞台『君となら』で初舞台を踏み、TVドラマ『結婚に一番近くて遠い女』で主演を務めるなど、女優としてのキャリアも積んできており、今作が2年ぶり2度目の舞台出演となる。

　柳下は出演にあたって「役者として走り出してから10年目の節目に、いつか出演したいと思っていた『LOVE LETTERS』に出演できてとにかく嬉しく思っております」と喜びを噛みしめ、「相手役のイモトさんとは以前御一緒させていただいた事はありますが、2人だけで作品を表現するのは初めてなので、どのような化学反応が起きるか今から楽しみです。歴史ある『LOVE LETTERS』に相応しい公演に出来るように精一杯努めたいと思います」と意気込みをコメント。

　2年ぶり2度目の舞台出演となるイモトは「いつもは顔や体の動きをふんだんに使い表現しておりますが、今回は朗読劇ということで、声で伝えるという初めての挑戦です。少々の緊張もありますが、それ以上にとても楽しみであります。ぜひ劇場で耳を傾けて頂けたら嬉しいです」とコメントを寄せた。

　柳下大とイモトアヤコが出演する『ラヴ・レターズ LOVE LETTERS 〜2016 The Climax Special〜』は、6月27日（19：00開演）にパルコ劇場で上演される。