オーディション用紙レベルアップ講座【5】

2020/09/03

みんなの履歴書をオーディションのプロがチェック

オーディション用紙レベルアップ講座デビューちゃんイラスト／ドテ山ススム

こんにちは！“デビューちゃん”こと出美優乃です！

オーディション業界歴30年、オーディションノウハウを熟知したデビューのスタッフさんがみんなの履歴書を直接添削する【オーディション用紙レベルアップ講座】！
今回も書類審査突破率UPのコツや秘訣をミズノさんが伝授します☆

現在開催中の「モデル特別オーディション2020」と「20歳以上でも歓迎！新人オーディション特集 2020」にも活かしてみて！

登

場

人

物

: デビューちゃん
デビューのマスコットガールを務める高校1年生。自分でプロダクションの特別オーディションに応募して所属。現在はティーン誌のモデルとして活動するほか、様々なオーディションにも挑戦。活動の幅を広めていくためにみんなと同じく「オーディション突破のコツ」を勉強中！

: ミズノさん
オーディション業界歴30年。オーディションを見極め紹介するほか、時にオーディションを企画し、審査員を務め、数多くのスターの誕生を見守ってきました！
どんなに細かなことでも気になることや分らないことはミズノさんに聞けば解決！

履歴書添削

＜いろは（18歳／女性）＞

【志望動機】

小さい頃からダンスや吹奏楽などをやってステージに立つ機会がありましたが、高校生の時に大人計画さんのお芝居　①を観て、こんなに迫力があって面白いお芝居が世の中にはあるのかと驚きました。そこから、自分も演技でステージに立ちたいと思うようになり女優を志すようになりました。

舞台演劇はもちろん、ドラマや映画のエキストラにも参加して現場の雰囲気を味わいました。

演技、歌のレッスンや実際の現場の場数を更に踏んで、主演から一癖ある役まで幅広くこなすことができる女優　②になりたいです！

①の解説

: ここは「大人計画の舞台」という書き方でいいんじゃないかな。また、観に行った作品名も書いておくと、話が膨らむ可能性もあるよ。

: 10代から舞台演劇を観に行ってるのって、審査員の印象がいい気がするんですよね。

: 力のある役者さんの芝居を生で経験するのは、俳優志望者にとって勉強になるのは間違いない。芝居に対して高い意識を持っていそうだと判断してくれる。

②の解説

: ここでもイメージしている役者さんを上げてみてもいいんじゃないかな。

: 主演から癖のある役までできる女優さんというと、安藤サクラさんとか、伊藤沙莉さんとか？　最近では小松菜奈さんとか、奈緒さんもそうですかね。

【自己PR】

高校では演劇部に所属しており、部長を務めていました。そこで得た責任感は、演じる役や作品に対する責任感に通ずると思っている　①ので、私の武器でもあります。

舞台演劇の面白さを知ってから、月に一本劇場で舞台鑑賞をしています。小劇場からミュージカルまで幅広いジャンルを観に行きます！最近印象に残っている作品は、シアターコクーンで上演された岡田将生さん主演の「ハムレット」です。自分で古本屋で台本も買って家でセリフを練習しています。②

①の解説

: どんな演劇部で、どんなお芝居をしていたの興味がわくね。部長としてどんなことをしていたのか、部員や顧問からの評価の言葉をいれてもいいかも。

: お芝居の現場もチームワークとか、周りを見る目が大事だっていうから、演劇部の部長って、評価高いんじゃないですかね。

②の解説

: 自分をアピールするには、「最近観た作品」のチョイスのセンスも大事。いろはさんは、台本も買って練習していたり、自分の糧にしようという姿勢は好感が持てる。

: シェイクスピアとかハードル高いと思っちゃいますけど、同世代でも楽しんで観ている人がいるなら、私も挑戦してみようかな。

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