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連載「D-DAYS +Plus」vol.224 加治将樹

2026/10/01

「(初共演の事務所の後輩・井内悠陽とは)ビジュアルで初めて会って。めちゃくちゃ爽やかな男でした(笑)。すごくいい役だしきっと刺激になると思う」

加治将樹

――役や作品についてのお話も。現段階では、武藤勇作という人物をどう捉えていますか?

加治将樹「まだ全然ですね。稽古が始まっていないので。そもそも、どういう話なのかというのも、内容を説明しようとすると、結局“何の話?”ってなっちゃうと思うんですよ。すごく抽象的な言い方になってしまうんですけど、今の自分が思っている武藤という人間のポリシーというか、軸に持っておくべきものは、自分の中の“正義”なんじゃないかなと思っています」

――あえて、それ以上は固めない?

加治将樹「逆にそこから先を固めすぎると、いろんなものに対応できなくなってしまうので。このメンバーって、絶対に台本を読んだままにはやらないと思うんですよ。それぞれの中にそれぞれの正義があって、それをぶつけ合うようなところに僕も行くことになると思う。みんながどう出してくるのか、全く想像できないので、逆に今は何も考えていないです。本当に台本を読みながら、みなさんの声を聞きながら作っていく。もともと僕はそういうスタイルなので。ただ、自分の中で“武藤の正義”を見つけて、それだけは持っていこうと思っています」

加治将樹

――瀬戸さんとの絡みが多い役柄ですが、瀬戸さんの芝居を受ける側に回ることで、二人の空気感がどうなるのかも楽しみですね。少しクスッとさせるような瞬間もありそうです。

加治将樹「そうなんですよね。『マーキュリー・ファー』のときもそうだったんですけど、やっぱり必死だからこその笑いってある。緊張と緩和というか。せっかくなので、そういうところも見つけていきたいなと思っています。まあ、どうなるのかは、まだ全然分からないですけど(笑)」

――今回、初共演となる事務所の後輩・井内悠陽さんの印象は?

加治将樹「ビジュアル撮影で初めて会ったんですけど、めちゃくちゃ爽やかな男でした(笑)。舞台をやりたいという思いがあって、事務所には話していたみたいなんですよね。結構な熱量で伝えていたらしく、“じゃあ、やってみるか”みたいな感じで決まったと聞いています。すごくいい役ですし、きっと刺激になるんじゃないかな」

加治将樹

――楽しみな気持ちがある一方で、不安も大きいと思います。そんな井内さんに対して、先輩としてどう接していきたいですか。

加治将樹「おそらくですけど、めちゃめちゃ悩むと思うんですよ。白井さんの芝居を、この年齢で経験するとなると、“自分は本当にここにいていいんだろうか?”というところまでいく可能性がある。なので僕は、引っ張ってあげることしか考えていないです。『大丈夫だよ』っていうのは、最初に言ってあげようかなと。いい作品に仕上げていく過程で、『そうじゃない、その芝居じゃない』みたいなことを言われると、自分を否定されているような意識になってしまうんです、俳優って。でも、それは決して否定じゃないんだよというマインドにはしていかないと」

――加治さん自身も、そういう経験ってありました?

加治将樹「めちゃめちゃ通ってますよ。萎縮してしまって、いいパフォーマンスができなくなってしまう俳優もたくさん見てきました。特に20代前半って、まだ“お芝居とは何なのか”“舞台の稽古ってどういうものなのか”“いいものを作るってどういうことなのか”というのが定まっていないじゃない時期じゃないですか。だから言葉に敏感なんです。僕もね、 “本当に俺なんて全然ダメだ。どうしてこんなにダメなんだろう!?”と、自分を否定していた時期がありましたから」

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Information

舞台『キュー』

■東京:2026年11月15日(日)〜29日(日)東京芸術劇場 プレイハウス
■大阪:2026年12月4日(金)〜6日(日)梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ

舞台『キュー』

舞台『キュー』

■原作:上田岳弘『キュー』(新潮社刊)
■演出:白井 晃
■上演台本:上田岳弘 白井 晃
■出演
瀬戸康史
有村架純
石田ニコル
井内悠陽
加治将樹
田中哲司

有川マコト
川合ロン
西山友貴
黒田 勇
須�ア汐理

≪ストーリー≫
心療内科医として平凡な日々を送る立花徹(瀬戸)は、製薬会社に勤める東藤恭子(石田)との出会いをきっかけに、高校時代に忽然と姿を消した同級生・渡辺恭子(有村)の記憶を呼び覚ました。

「私の中には第二次世界大戦が入っている。」
かつて渡辺恭子が口にした、その不可思議な言葉。

103歳となった祖父・立花茂樹(田中)の突然の失踪を機に、徹は、その行方を追う謎の組織と武藤勇作(加治)に翻弄されながら、人類の過去・現在・未来をめぐる壮大な運命へと巻き込まれていく。

一方、人類の歴史を見届ける存在、Lost Language No.9(井内)は、「言語の誕生」から、「個」や「言語」さえ失われた700年以上先の〈予定された未来〉まで、人類が歩む歴史を語り始める。

三つの時代が交錯しながら、「世界最終戦争」の火蓋が切られる。 残される記憶と、「個」の行方をめぐる物語。

◆公式サイト
https://the-9.westage.jp/

Audition

ワタナベエンターテインメント【マンスリーオーディション】(2026年10月度)

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テレビ番組で活躍中のタレントやブレイク中のお笑い芸人、女優・俳優、ミュージシャンからアイドルまで幅広いジャンルの人材をマネージメントしているワタナベエンターテインメントが、次世代を担うスターを大募集!
■主な所属者/
瀬戸康史、山田裕貴、見上愛、真飛聖、さとうほなみ、綱啓永、斎藤瑠希、井内悠陽、柏木由紀、Little Glee Monster、 中山秀征、ネプチューン、アンガールズ、ハライチ、イモトアヤコ、ハナコ、四千頭身、土佐兄弟、丸山礼、林修、伊沢拓司 ほか

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