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2026/05/07 12:01

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演出家・鈴木裕美が主宰する「鈴木製作所」 2026年12月公演『ガラスの動物園』ローラ・ウィングフィールド役出演者オーディションを開催

2026年12月新宿シアタートップスで上演される『ガラスの動物園』
2026年12月新宿シアタートップスで上演される『ガラスの動物園』

 演出家・鈴木裕美主宰の鈴木製作所が、2026年12月に新宿シアタートップスにて上演する『ガラスの動物園』(作:テネシー・ウィリアムズ)のローラ・ウィングフィールド役の出演者オーディションを実施する。本作は新企画「素描シリーズ」の第1弾として上演される。

 募集するのは18歳以上の俳優で、20代女性を演じられれば実年齢・性別は不問。6月2日(火)までにメールで応募登録を行い、その後資料を郵送する。応募の詳細は公式サイトおよびオーディション情報サイト「デビュー」に掲載されている。

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■演出家・鈴木裕美メッセージ

非常に長い間、「ガラスの動物園」を演出したいと思ってきました。
この戯曲に描かれている残酷な瞬間、滑稽な瞬間、愛おしい瞬間、心がざわつくさまざまな瞬間が、俳優たちの中で、俳優たちの間で、立ち上がる様を、どうしても実際にこの目で見たかったのです。

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俳優と登場人物という「人」に焦点を当てる演劇を上演する『素描シリーズ』は、是非この作品で始めたいとも思っていました。そんなわけで勢い余って、翻訳も舞台美術も自分でやることにした次第です。

また、以前からお伝えしていたように、キャストのオーディションを行います。募集する役はローラ・ウィングフィールドです。演じてくださる方独自のローラを見せていただきたいと思っていますし、一緒に芝居が作れる方と出会いたいと思っています。

今から稽古が楽しみで仕方ありません。
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「素描シリーズ」を始めるにあたって
『馬と人の話』
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稽古の過程で、「ああ、今、馬が走りだした!」と思う瞬間があります。

俳優が自分の「役」を自在に乗りこなしだしたと感じた時、そう思います。私の中では、大草原を、陽の光を浴びながら、鞍もつけずにイキイキと自由に馬を走らせている人、そんな姿がイメージされています。馬が勝手に走っていて、俳優が落ちないようにしがみついているのではなく、俳優が鞭で無理に馬を走らせているわけでもなく、まさに人馬一体となって草原を駆け抜けていく様、私の理想の演技はそんなイメージです。

よく演技に対して、「成り切る」とか、「乗り移る」という言葉を褒め言葉として使うことがありますが、私には少し違和感があります。自我を失くして役になることより、馬と人のように、あくまで別々の生命でありながら、共に生きていることを謳歌していること、それが私が美しいと感じる「役」と俳優の関係です。

俳優の最も大事な仕事とは、舞台の上で、今その「役」に何が起こっているのかを深く考え、想像し、感じることだと思います。そして相手役を感じ、受け入れ、やり取りをすること。私が劇場に行く最も大きな理由は、それを見たいからです。

俳優の仕事は、その俳優独自の芸術性、創造性、感受性が必要な大変な仕事です。それでいて実際に行うことは、紛れもなく非常に具体的な肉体労働。そんな変な仕事を望んでやっている俳優という変な生き物を、私はとても尊敬していますし、愛してやみません。

そんなわけで、俳優+彼らが創造する「役」=「人」を見たい気持ちから、「素描シリーズ」を始動します。

私はもちろん豪華な装置や衣裳や音楽のある舞台も大好物ですが、「素描シリーズ」はそれらを極力排して、「人」に焦点を絞った芝居を創りたいと思います。また、積極的にオーディションを行なって、出演者を決定していこうと思ってもいます。

舞台上を颯爽と自由に駆けていく、馬と人をお目にかけられたらと思います。どうぞご期待ください。

■ 公演概要

『ガラスの動物園』
作:テネシー・ウィリアムズ
翻訳・演出・美術:鈴木裕美
2026年12月9日(水)〜20日(日)
会場:新宿 シアタートップス

■ スタッフ

作:テネシー・ウィリアムズ
翻訳・演出・美術:鈴木裕美
照明:日下靖順
音響:新音
ヘアメイク:西川直子
舞台監督:藤井伸彦
制作協力:三瓶雅史

関連写真

  • 2026年12月新宿シアタートップスで上演される『ガラスの動物園』

  • 翻訳・演出・美術を手掛ける鈴木裕美

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