「東京ガールズコレクション（以下、TGC）」がプロデュースする、令和時代のスター発掘を目的に行われるオーディションプロジェクト『SBC湘南美容クリニック presents TGC AUDITION 2024』の最終審査が28日、都内で行われた。大手芸能プロダクション5社が参加し選択指名制度を導入した公開ドラフト会議で、岡山県在住の15歳・湯淺凜子さん（ゆあさ・りこ）は、抽選でゲスト審査員の箭内夢菜が所属するアービングの指名を受け同時に1位指名の5人の中から選ばれるグランプリを獲得した。

　『TGC AUDITION 2024』では、芸能プロダクションが完全ドラフト制で候補者を指名し、所属契約の権利を獲得。指名を受けた候補者は「TGC」の出演や、ファッション誌への掲載、メディアへの出演権など、デビューにむけての支援を受けられる。最終審査には、応募総数約6000人の中から勝ち抜いたファイナリスト29人が出場。公開ドラフトには、大手プロダクション5社が参加した。

　受賞の瞬間、湯淺さんは目に涙をいっぱいにため「ファイナリストに選んでいただいただけで本当に嬉しくて…。まさかグランプリに選んでいただけると思わなくて、本当に嬉しいです。これからもっと努力して頑張っていきますので、是非よろしくお願いします」と挨拶。彼女を指名したアービング所属の箭内夢菜は「発表の時からすごくキラキラ輝いていて、笑顔が何よりとっても可愛い子だなと私も思いました。15歳とは思えないぐらいすごく肝が座ってますし、モデルさんとしても、女優さんとしても、タレントさんとしても、マルチに活躍してほしいと思いまして選ばせていただきました。これから一緒に同じ事務所で頑張っていけたらなと思っています」とエールを送った。

　今回のオーディションの審査を受けるにあたり「笑顔を可愛くすること、あとは自己アピールの演技が上手にできるように毎日練習しました」と努力を重ねてきたという湯淺さん。今後の目標について「ずっと憧れていた女優さんやモデルさんになれるようにいっぱい努力して、テレビ、雑誌、舞台などでいろんな人に笑顔を届けられるような存在になりたいと思っています」と語り、「川口春奈さんと橋本環奈さんがすごく好きで、演技も上手ですし、すごく可愛くて本当に憧れているので、そんな存在になれるように、これから頑張っていきたいと思います」と目を輝かせた。

　なお、ドラフト1巡目では、アービングが岡山県在住の15歳・湯淺凜子さん（ゆあさ・りこ）、エイジアプロモーションが埼玉県在住の22歳・對馬みちるさん（つしま・みちる）、オスカープロモーションが埼玉県在住の21歳・渡辺華音さん（わたなべ・かのん）、プラチナムプロダクションが埼玉県在住の12歳・稲永陽菜さん（いねなが・ひな）、プロダクション尾木が東京都在住の13歳・大平衣符夏さん（おおひら・いふか）をそれぞれ指名。1巡目の使命を受けた候補者は、「東京ガールズコレクション」のランウェイに立つ権利が与えられる。

　なお準グランプリには大平衣符夏さん、「SBC湘南美容クリニック賞」には長崎県在住の17歳・山崎莉愛さん（やまさき・りあ）が選出された。