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2024/01/25 19:23
『ミス日本コンテスト 2024』慶應チア出身の健康美人・安藤きらりさん「ミス着物」&「みどりの大使」をダブル受賞「応援指導部廃部の危機から『ピンチはチャンス』と学びました」
『第56回 ミス日本コンテスト 2024』の最終審査が22日、新宿・京王プラザホテルで行われ、東京出身の慶應義塾大学商学部商学科4年・安藤きらりさん(あんどう・きらり/23歳)が「ミス着物」と「みどりの大使」のダブル受賞を果たした。
高校・大学と7年間チアに打ち込んだ健康美人の安藤さん。「大学では、応援指導部という43種類にもわたるスポーツの応援をする部活で活動してきました」と言うが、そこで「廃部の危機」という“人生のどん底”を経験したという。「ある日突然、部員の不祥事により活動停止を言い渡されました。廃部の危機も迫る中で、活動を再び再開するために、100人を超える部活とともに試行錯誤を重ねてまいりました」。
そして活動を再開するために「2つの壁を乗り越えた」と語る。1つ目は「性別の壁」。「学生服を着てエールを送っている人というと、男性を想像する方が多いかもしれませんが、その固定概念を取っ払い、性別の壁を越えました」。2つ目は「学年の壁」。年功序列が顕著な組織でしたが、学年を問わず新しいことに挑戦できる環境作りをしました。これら2つの壁を越え、再び部を再建することができました」。
この経験を踏まえて安藤さんは「ピンチはチャンス。そう学びました。私の将来の夢は、子どもたちの将来を豊かにすることです。夢を追い続ける中で、たくさんの壁が待ち受けていると思います。そんな時こそピンチはチャンス!マイナスになってしまったとしても、プラスになる。より良くできる。そう思い、夢を追い続けていきます」と力強く宣言した。
「グランプリ」は愛知県出身のモデル・椎野カロリーナさん(しいの・かろりーな)、「ミス着物」と「みどりの大使」は東京出身の慶應義塾大学商学部商学科4年・安藤きらりさん(あんどう・きらり/23歳)がW受賞。「海の日」に鹿児島出身の東京大学前期教養学部理科一類2年・有馬佳奈さん(ありま・かな/22歳)、「水の天使」に神奈川出身の日本大学生物資源科学部応用生物化学科2年・安井南さん(やすい・みなみ/19歳)、「準ミス日本」に大阪出身の関西大学商学部商学科2年・石村彩華さん(いしむら・あやか/20歳)がそれぞれ選出された。
■第56回ミス日本コンテスト2024ファイナリスト
●椎野カロリーナさん/愛知県出身/26歳/モデル
●石村彩華さん/大阪府出身/20歳/関西大学商学部商学科2年
●丸山蘭奈さん/長野県出身/22歳/日本女子大学文学部英文学科3年
●早川知里さん/沖縄県出身/26歳/日本医科大学付属病院研修医
●安藤きらりさん/東京都出身/23歳/慶應義塾大学商学部商学科4年
●清水悠華さん/長野県出身/20歳/東京大学前期教養学部理科二類2年
●有馬佳奈さん/鹿児島県出身/22歳/東京大学前期教養学部理科一類2年
●竹原朋花さん/静岡県出身/23歳/関西大学大学院商学部会計研究科1年
●吉田真理恵さん/東京都出身/20歳/早稲田大学スポーツ科学部スポーツ科学科2年
●野原菜々子さん/福井県出身/21歳/東京外語大学国際日本学部/国際日本学科3年
●村橋莉奈さん/石川県出身/21歳/モデル(金沢星稜大女子短大卒業)
●安井南さん/神奈川県出身/19歳/日本大学生物資源科学部応用生物化学科2年
1950年に初開催されたミス日本は、「日本らしい美しさ」を掲げ、社会で活躍することを後押しする美のコンテスト。容姿だけでなく心の持ちようや社交性など幅広い人間性を審査し、将来、日本に元気や活力をもたらすような人物に成長することを願い、選抜や育成を行う。同大会からは、女優やタレントだけでなく。芸術家、音楽家、学者、医者、映画監督、会社経営者、財団代表、政治家、女将、主婦など、分野を問わず、活躍する女性を輩出している。