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2023/11/22 18:01

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モデル&俳優として活躍中の183cmの若手エース・鈴木仁インタビュー、「失敗を恐れて、何もせず行動しないのは一番もったいないこと」

アミューズ所属俳優・鈴木仁 撮影/ワタナベミカ(C)Deview
アミューズ所属俳優・鈴木仁 撮影/ワタナベミカ(C)Deview

 吉高由里子・吉沢亮・仲里依紗・Perfumeらが所属する総合エンターテインメント企業『アミューズ』が、初めて“ボーイズ”に特化した大規模オーディション【アミューズボーイズオーディション「NO MORE FILTER」】を開催中。オーディションサイト『デビュー』では、同オーディションのキービジュアルにも登場している、アミューズの次世代を担う若手俳優にインタビュー。今回は、俳優としても、『MEN'S NON-NO』の専属モデルとしても活躍中の身長183cmの若手エース・鈴木仁に、芸能界に憧れたきっかけ、自身が経験したオーディションエピソード、転機になった作品への想い、夢を叶える秘訣などを語ってもらった。

■「モデル志望でオーディションを受けて、アミューズに入ってみたら、当時メンズモデルは誰一人いなかったんです(笑)」

――芸能界を目指されたきっかけから教えてください。
鈴木仁「僕は正直なところ、熱い想いを持ってオーディションに臨んだかと言われると、初めはそうでもない部分があって。幼少期から母が洋服好きだったということもあり、洋服に対しての興味は小さい頃からありました。ただ、学生時代はずっとサッカーをやっていたので、私服を着る機会がほとんどなくなっていって。高校生の頃、その反動で服に対しての興味も大きくなって、そこからなんとなく、モデルというものへの興味を抱くようになりました。でも、モデルになるためにはどうすればいいかもわからないし、その時は自分から進んでオーディションを受けようという感じでもなかったんです。そんな時に、映画『るろうに剣心』を観て、母が佐藤健さんのことを調べていたら、アミューズという事務所を知って、そこから当時のオーディション情報を見つけて、会場に行けば誰でも受けられるらしいと教えてくれたんです」

――書類審査なしの全員面接を実施した「アミューズオーディションフェス2014」ですね。
鈴木仁「『会場に行くだけで受けられるならやってみる』って、その時の思いつきで言いました。たぶん、書類審査があったら受けていなかったと思います。僕は東京生まれ、東京育ちではあるのですが、あまり都心のほうに出かけたり遊びに行ったりする機会がなくて。なので、都心に遊びに行く感覚で参加して、オーディションも残れたら嬉しいよね…みたいな想いで参加しました。モデル志望でオーディションを受けて、運良く最終候補まで残ることができたのですが、アミューズに入ってみたら、当時、メンズモデルは誰一人いなかったんですよね(笑)」

――最終審査は、審査員はじめ、観客の方も大勢いる中で行われましたが、緊張はしましたか?
鈴木仁「最終審査はすごく緊張しました。1次審査から合宿審査くらいまでは、自分でもよくわかってなくて、とりあえず参加していたような感じだったのですが、最終審査で番号の札をつけて、いろんな人たちに挨拶したり、ステージに立ったりして、これはヤバイやつだ!ってなりました。学校とかでも人前に立つことが苦手なタイプだったし、審査員の方々をはじめ、メディアもたくさんいたし、ファイナリストの家族や一般のお客さんもいっぱいいて、緊張しかなかったです」

――その後、2016年に『MEN'S NON-NO』の専属モデルオーディションで準グランプリに選ばれ、モデルとしてのキャリアがスタートしました。このオーディションはどんな想いで臨まれたのですか?
鈴木仁「モデルとして活動していくためにはどうしたらよいか…という話になり、当時、柳俊太郎さん(「柳」は「木へんに夘」が正式表記)や、坂口健太郎さん、成田凌さんが『MEN'S NON-NO』の専属モデルとして活躍されているのを見て、まずはその専属モデルオーディションを受けようということになって。でも、初めて挑戦した時は、オーディションに受からなかったんです。そのあと、服のことをもっと勉強しようと思って、洋服に触れる機会を増やしたりして、その翌年にもう1度受けて、専属モデルとしての活動がスタートしました」

■「この仕事は永遠に飽きることはないんじゃないかなと思う」

――憧れだったモデルとして活動を開始した当時、印象に残っているエピソードはありますか?

鈴木仁「今は、10代からメンノンモデルになる人が増えてきていますが、僕が入った頃は20歳以上の方が多くて、僕は17歳と同期の中でも一番若かったです。なので、当時は先輩についていく感じだったというか、早く先輩たちと一緒にスーツの撮影とかやってみたいなと憧れを抱いていました。やはり周りと比べるとどうしても幼かったし、モデルとして自分に求められているのは、そういう大人の雰囲気が似合うようなスーツ撮影などとはちょっと違うところだったので。だから、初めて先輩方と一緒にポール・スミスの撮影に呼ばれたときは、ワクワクしていた記憶があります。自分もちゃんとメンノンモデルの一員として並べるようになってきたんだなっていう気持ちを持ちながらやっていました」

――現在は、俳優としても様々な作品で活躍されていますが、最初から俳優への興味はあったんですか?
鈴木仁「最初の頃は、映像で自分が動いて演技をしているのを見てもらうということに対して、怖さしかなかったです。もちろん、初めて出させていただいたドラマ『リバース』(2017年/TBS)では、勉強にもなったし刺激も受けましたし、その時できることを頑張ってやっていました。その翌年に出演させていただいた『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』を経験して、俳優という仕事に対して目覚めたのかもしれません。同世代の活躍している方々と一緒にやったことで、芝居の面白さに気付いたというか、普段と役を通してでは受け答えとかも、ぜんぜん違う人と話している感覚になったり、その現場で、“自分はこんなので大丈夫なのか?”と思ったりもしました。監督からも『ここはもう少し、こうしたほうがいい』というようなアドバイスをいただきながら、日々勉強しつつ頑張って芝居をしていたなと。そこで、自分の中でモデルと同じくらい俳優も仕事としてちゃんと両立してやっていかないとなと思いました」

――鈴木さんが思う、この仕事の楽しさ・魅力とは?
鈴木仁「役者もモデルもそうですが、作品や撮影ごとに毎回違う現場で、いろんな方々とそこで出会って、一緒に作り上げていくということは同じだと思っていて。そういう、毎回まったく違うものを一緒に作り上げていくというのはすごく楽しいことだし、永遠に飽きることはないんじゃないかなと思います。前の現場で学んだことを次の現場にも活かせるし、毎現場成長しかない。いろんな人たちとの出会いがあるからこそ、同業者から学ぶこともたくさんあるし、本当にいろんなタイプの人がいて、面白いなと感じています」

――これまでの活動を振り返って、特に転機になった出来事は?
鈴木仁「やはり『花のち晴れ』での経験が大きいですね。本当の意味でこの仕事と向き合えるようになったのは、この作品からだと思います。それと、映画の『のぼる小寺さん』『ジオラマボーイ・パノラマガール』も転機になった作品の1つです。それまでは『花のち晴れ』のような、カッコイイ役柄を演じさせていただく機会が多かったのですが、『のぼる小寺さん』『ジオラマボーイ・パノラマガール』で演じたのは、ちょっと不思議な、どこかぬけているようなキャラクターだったんです。自分にもそういう一面はあるけど、そこまでコミカルというか作られた人間像みたいな役をやったことはなくて。それを経験したときに、意外と自分はこちらのほうが合うというか、そういう少し不思議なキャラクターを演じることが楽しいと思える人間だったんだと感じて。そこからドラマなどでも今までとはちょっと違う雰囲気の役をやらせていただく機会も増えて、幅が広がっていったなと感じています」

■「失敗を恐れて、何もせず行動しないのは一番もったいないこと」

――現在、鈴木さんが所属されているアミューズが、【アミューズボーイズオーディション「NO MORE FILTER」】を開催中です。鈴木さんはオーディションの時、どんなことを意識していましたか?
鈴木仁「僕はできるだけいつも通りに居ることがいいのかなと思っています。良いように見られようとすると、それが変な方向に繋がって、固くなってしまったりすると思うので、それよりは、自分自身の魅力がそのまま伝わればいいのかなと。もちろん、芝居のオーディションは役があるので、それはまた別のものだったりしますが、今回のような事務所のオーディションだったり、モデルのオーディションのときは、できるだけ自分らしく居ることが大事なのかなと思います」

――鈴木さんご自身が、夢や目標を叶えるために大切にしていることはなんですか?
鈴木仁「失敗を恐れたりして、何もせず行動しないのは一番もったいないことだと思っているので、とりあえずチャレンジするということを大切にしています。一歩踏み出してみてダメだったら、また別のやり方を考えればいいと思うので。僕自身もモデルをやりたいからと受けたメンノンモデルのオーディションは1回落ちていますし。でも、次で受かるためにはどうしたらいいのかということで、その1年間で自分ができることはなんだろうって考えて、服をたくさん試着しに行ったり、マネージャーさんにスタイリストさんを紹介してもらって、その方から古着を教えていただいたり、洋服に触れる機会を増やして勉強し直しました。失敗してもそれで終わりではないと思うし、また次のチャンスがあるはずなので、それを掴むために行動を起こして、挑戦するということが大事なのかなと思います」

――では最後に、オーディションを受けようとしている人や芸能界デビューを目指している方々への応援メッセージをお願いします。
鈴木仁「僕自身もそうですが、この世界は何があるかわからないし、事務所に入ってからさらに自分の可能性が広がることもある仕事だと思っていて。僕はアミューズで初めてのメンズモデルだったけど、新しいジャンルを切り開いていったり、自分の興味があることに対して事務所を通して実現できたりする場所でもあると思います。いろんなことに挑戦できる場所だと思うので、少しでも興味があるなら、一歩踏み出してオーディション受けてみるのはいかがでしょうか? みなさんのご応募、お待ちしています!」

【プロフィール】
鈴木仁(すずき・じん)●1999年7月22日生まれ、東京都出身、24歳。
2014年「アミューズオーディションフェス2014」ファイナリスト。2016年「第31回メンズノンノモデルオーディション」で準グランプリを受賞し、デビュー。2017年、ドラマ「リバース」(TBS)で俳優デビューを果たす。
近年の主な出演作は、【映画】『のぼる小寺さん』、『ジオラマボーイ・パノラマガール』主演、『ブレイブ 群青戦記』、『モエカレはオレンジ色』、【ドラマ】『30禁 それは30歳未満お断りの恋。』(CX)、『ホリミヤ』(MBS・TBS)、『お耳に合いましたら。』(TX)、『ギヴン』主演(FOD)、『僕らが殺した、最愛のキミ』主演(TELASA)、『消えた初恋』(EX)、『モトカレ←リトライ』主演(tvkほか)、『今夜すきやきだよ』(TX)、『君に届け』(Netflix)、『さらば、銃よ 警視庁特別銃装班』(Lemino)、『さらば、佳き日』主演(TX)、スペシャルドラマ『Tokyo Woman』(CX)など。今後も待機作を多数控えている。

【オーディション概要】
アミューズボーイズオーディション「NO MORE FILTER」
■応募資格
・2023年4月2日時点の満年齢で12歳〜22歳の男性
・他事務所、レコード会社などとの契約していない人
■グランプリ特典:賞金300万円(推薦者にも150万円)贈呈
■選考スケジュール
・2023年10月16日〜12月17日【1次】写真審査 応募期間
・2023年11月15日〜2024年1月21日【2次】WEB 面談審査 実施期間
・2024年2月〜3月ごろ 【3次】合宿審査(アミューズ本社[山梨]にて実施予定)
・2024年4月ごろ 最終グランプリ発表予定

関連写真

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  • アミューズボーイズオーディション「NO MORE FILTER」ビジュアル(左から)本島純政、鈴木仁、新原泰佑、細田佳央太

  

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