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2022/12/12 21:00
力強いラップと歌で会場を魅了した18歳・月山鈴音さんが審査員特別賞を受賞、「キューブ主演女優オーディション」
古田新太、藤木直人、中越典子、松下洸平らが所属する「キューブ」主催『主演女優オーディション〜そのままのあなたで来てください〜』の最終審査が10日に都内で行われ、福岡県出身・高校3年生の18歳、月山鈴音(つきやま・りおん)さんが審査員特別賞を受賞した。
同オーディションは、今年、創立25周年を迎えたキューブが大型プロジェクトとして実施した「未来の主演を担える女優」を発掘する10代限定オーディション。今年7月より募集を開始し、全国から集まった約4,000人の応募者の中から書類審査を通過した約1,000人を対象に、全国6カ所9会場で地方予選を実施。その後、合宿形式でワークショップなどの審査が行われ、11名のファイナリストが決定。
最終審査では、ファイナリスト11名が登場し、ダンスパフォーマンスと1人ずつランウェイを歩いて自身をアピール。その後、それぞれ私服に着替えて自己PR・特技披露、演技審査に臨んだ。
歌とダンスが特技という月山さんは、冒頭の自己紹介VTRで「今まで歌とダンスを長い間やってきて、表現するということがとても好きなので、演技も同じように表現して感情をぶつけるところをみせたい」と意気込みをコメント。自己PRでは「今日、歌う曲は大事な日に絶対歌おうと決めていた曲なので、ぜひ聴いてください」と語り、iKONの『CLIMAX』をアカペラで披露。歌い始まりの力強いラップで会場の空気を一気に変え、その後も伸びやかな歌声で審査員らを魅了した。
演技審査では同オーディションのスペシャルサポーターを務める古田新太が父親役、ファイナリストが娘役という2人芝居を実施。ファイナリストそれぞれが、前半は台本に沿った芝居を行い、後半あるきっかけからファイナリスト自身が考えた内容の即興演技を行うという、演技力とアドリブ力の両方が問われる演技審査に挑戦。
元俳優で現在はラーメン屋という父親に対し、娘が「実は話がある」と告白する演技で、月山さんは落とした携帯を拾ってくれた男性と仲良くなって付き合うことになったという即興芝居を披露。最初は「いいんじゃないか?」と言っていた父親役の古田だったが、その彼氏が「俳優志望」と発覚すると、「それはダメだな!」と即却下。そんな中でも月山さんは「彼もすごく頑張ってる」と、めげずに父親を説得するという芝居を繰り広げていた。
「キューブ主演女優オーディション〜そのままのあなたで来てください〜」最終審査の結果は以下の通り。
【キューブ主演女優オーディション〜そのままのあなたで来てください〜】受賞者
◆グランプリ
・堀川梨子(ほりかわ・りこ)さん/和歌山県・13歳。特技:ダンス。
◆準グランプリ
・マクレラン佳来(まくれらん・かーら)さん/愛知県・12歳。特技:なんでも前向きに挑戦すること。
・横田真子(よこた・まこ)さん/東京都・15歳。特技:歌・ダンス。
◆審査員特別賞
・中嶋悠奈(なかじま・ゆな)さん/埼玉県・14歳。特技:バスケット
・井上実保奈(いのうえ・みおな)さん/東京都・17歳。特技:クラシックバレエ・コンテンポラリーダンス・ピアノ
・月山鈴音(つきやま・りおん)/福岡県・18歳。特技:歌・ダンス。