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2022/12/12 20:35
「表現することが大好き」と語る17歳の井上実保奈さんが審査員特別賞、「キューブ主演女優オーディション」
古田新太、藤木直人、中越典子、松下洸平らが所属する「キューブ」主催『主演女優オーディション〜そのままのあなたで来てください〜』の最終審査が10日に都内で行われ、東京都出身の高校2年生・17歳、井上実保奈(いのうえ・みおな)さんが審査員特別賞を受賞した。
同オーディションは、今年、創立25周年を迎えたキューブが大型プロジェクトとして実施した「未来の主演を担える女優」を発掘する10代限定オーディション。今年7月より募集を開始し、全国から集まった約4,000人の応募者の中から書類審査を通過した約1,000人を対象に、全国6カ所9会場で地方予選を実施。その後、合宿形式でワークショップなどの審査が行われ、11名のファイナリストが決定。
最終審査では、ファイナリスト11名が登場し、ダンスパフォーマンスと1人ずつランウェイを歩いて自身をアピール。その後、それぞれ私服に着替えて自己PRと演技審査に臨んだ。
もともとプロのバレエダンサーを目指していたという井上さんは、冒頭の自己紹介VTRで、「心身ともに(プロのバレエダンサーを)志すのは好ましくないとなったときに、それでもステージに立って表現するという夢は私の中で変わらなくて、このオーディションに出会って応募しました」と、今回のオーディションに応募した動機を告白。
自己PRでは、「プロのバレエダンサーを目指さなくなった後でもダンス漬けの毎日を送っていて、踊ること、音楽を聴くこと、表現することが大好きです。今日は一番得意なコンテンポラリーダンスを披露します」と宣言。さらに、「楽曲はビリー・アイリッシュさんの曲なのですが、ちょっと暗い曲なので、私の性格とか暗くみえてしまうかなと思ったので、先にお伝えしたいことは、私はすごくツボが浅い、明るい人間です!」と笑顔でアピールし、自身で振付した創作ダンスを披露した。
演技審査では同オーディションのスペシャルサポーターを務める古田新太が父親役、ファイナリストが娘役という2人芝居を実施。ファイナリストそれぞれが、前半は台本に沿った芝居を行い、後半あるきっかけからファイナリスト自身が考えた内容の即興演技を行うという、演技力とアドリブ力の両方が問われる演技審査に挑戦。
井上さんは、元俳優で現在はラーメン屋という父親に対して、「ピアノ頑張って、音大受かって進学決まった」と報告をしつつ、「お父さんを見ていて、私、ラーメン屋になりたい!」という即興芝居を披露。さらに「元気な声で挨拶するとか、私にピッタリだと思うんだよね。ちょっとやるから見てて」と、おもむろに立ち上がり、「味噌ラーメン、一丁!」「いらっしゃい!」と元気いっぱいな迫力ある声で接客する芝居を見せて会場を盛り上げていた。
「キューブ主演女優オーディション〜そのままのあなたで来てください〜」最終審査の結果は以下の通り。
【キューブ主演女優オーディション〜そのままのあなたで来てください〜】各賞受賞者
◆グランプリ
・堀川梨子(ほりかわ・りこ)さん/和歌山県・13歳。特技:ダンス。
◆準グランプリ
・マクレラン佳来(まくれらん・かーら)さん/愛知県・12歳。特技:なんでも前向きに挑戦すること。
・横田真子(よこた・まこ)さん/東京都・15歳。特技:歌・ダンス。
◆審査員特別賞
・中嶋悠奈(なかじま・ゆな)さん/埼玉県・14歳。特技:バスケット
・井上実保奈(いのうえ・みおな)さん/東京都・17歳。特技:クラシックバレエ・コンテンポラリーダンス・ピアノ
・月山鈴音(つきやま・りおん)/福岡県・18歳。特技:歌・ダンス。