古田新太、藤木直人、中越典子、松下洸平らが所属する「キューブ」主催の『主演女優オーディション〜そのままのあなたで来てください〜』の最終審査が10日に都内で行われ、愛知県出身の小学6年生・12歳、マクレラン佳来（まくれらん・かーら）さんが準グランプリを受賞した。

　同オーディションは、今年、創立25周年を迎えたキューブが大型プロジェクトとして実施した「未来の主演を担える女優」を発掘する10代限定オーディション。今年7月より募集を開始し、全国から集まった約4,000人の応募者の中から書類審査を通過した約1,000人を対象に、全国6カ所9会場で地方予選を実施。その後、合宿形式でワークショップなどの審査が行われ、11名のファイナリストが決定。

　最終審査では、ファイナリスト11名が登場し、ダンスパフォーマンスと1人ずつランウェイを歩いて自身をアピール。その後、それぞれ私服に着替えて自己PRと演技審査に臨んだ。

　コロナ前、夏休みの2ヵ月間スコットランドの小学校に通っていたという経験があるマクレラン佳来さんは、その当時の写真とともに、スコットランドの小学校生活の様子をスピーチ。日本とスコットランドの小学校の文化の違いや思い出を振り返りつつ、「スコットランドの小学校には家からお菓子を持ってくるティータイムという時間があります。日本にはそういう文化がないので、お菓子好きの私にとってはとてもうれしく、その時間が一番好きでした」と笑顔でコメント。

　さらに、スコットランドの小学校では英語で過ごしていたため、英語が得意ということで、憧れの俳優であるエマ・ワトソンが演じた『ハリー・ポッター』のワンシーンを披露。ファイナリスト最年少の12歳ながら、時折入るMCからのツッコミにも対応しつつ、自身の想いをハキハキと伝えられる度胸と、会場をパッと明るくするような笑顔がとても印象的だったマクレラン佳来さん。

　また、同オーディションのスペシャルサポーター・古田新太との演技審査でも、「ダメって言われるかもしれないけど、髪の毛を紫色に染めたい！」と映画の主人公と同じ髪型にしたいというアドリブ芝居を披露。古田からの返しにも、笑顔で答え、元気いっぱいな娘役を演じ切っていた。

「キューブ主演女優オーディション〜そのままのあなたで来てください〜」最終審査の結果は以下の通り。

【キューブ主演女優オーディション〜そのままのあなたで来てください〜】受賞者
◆グランプリ
・堀川梨子（ほりかわ・りこ）さん／和歌山県・13歳。特技：ダンス。

◆準グランプリ
・マクレラン佳来（まくれらん・かーら）さん／愛知県・12歳。特技：なんでも前向きに挑戦すること。
・横田真子（よこた・まこ）さん／東京都・15歳。特技：歌・ダンス。

◆審査員特別賞
・中嶋悠奈（なかじま・ゆな）さん／埼玉県・14歳。特技：バスケット
・井上実保奈（いのうえ・みおな）さん／東京都・17歳。特技：クラシックバレエ・コンテンポラリーダンス・ピアノ
・月山鈴音（つきやま・りおん）／福岡県・18歳。特技：歌・ダンス。