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2022/05/16 17:01
ワーナー×イトーカンパニーの初の合同オーディション、審査員特別賞に滋賀県在住の20歳・木原彩奈さん「絶対に女優になれるよう頑張ります!」
ともさかりえ、金子ノブアキ、徳永ゆうきら所属のイトーカンパニーグループと、昨年初なる女優&モデルオーディションを実施したワーナーミュージックアーティスツによる『ワーナーミュージックアーティスツ×イトーカンパニーグループ 合同オーディション』の最終審査が15日、都内にて行われ、福島県出身・滋賀県在住の大学3年生、木原彩奈さん(20歳)が審査員特別賞に選ばれた。
今年4月から応募が開始され、1次審査:書類選考、2次審査:リモートor対面による面接選考、演技審査や自己PRが実施された3次審査を勝ち抜いた8名が、この日行われた最終審査に参加。
最終審査では、2人1組のグループ別に審査が行われ、自己PR、特技披露、演技審査、両社の代表取締役をはじめとする審査員からの質疑応答が実施された。
同オーディションの審査のため、高速バスで9時間かけて東京に来たという木原さんは、最初の自己PRで「昨日、電車に乗ったいたら、コスプレをしているおじさんがいて、東京ってすごいなって思いました」と話して審査員の笑いを誘いつつ、「私の趣味は映画とドラマ鑑賞で、女優になりたいので最低1日1本は見るようにしていて。観た感想や監督、出演している役者さんの名前などをノートにメモっています」とコメント。さらに「高校3年間は硬式野球のマネージャーをしていたので、洞察力があると自分では思っています」と自身の強みをアピール。
また、質疑応答で「テレビに出ているレポーターになり切って、地元をアピールしてください」というリクエストに対して、木原さんは「滋賀県はよく『琵琶湖しかない』とか、『印象薄い』とか言われたりするんですけど、たくさん魅力があります!」と力強く訴えかけ、「滋賀県の最大の魅力はすごく自然豊かでのどかな街ということです。私は田舎のほうに住んでいて、電車も1時間に1本しかないし、高校も自転車で1時間かけて毎日8km通ってました。その道中はほぼ田んぼ道なんですが、そんな通学路が大好きでした」と笑顔で地元のオススメポイントを紹介。そして、「最後の最後にビッグニュースです。私の出身は滋賀県ではなく福島県です。親の仕事の都合で転勤が多く、宮城県、富山県、愛知県、京都府、現在は滋賀県。第二の故郷として大好きな街なので、みなさん行ってみてください!」と元気いっぱいに呼びかけた。
1日1本は映画を観るようにしているという木原さん。審査員から「今までで一番印象に残った作品は?」と質問されると、「映画を観ていて一番ゾワゾワして、楽しい時間だったのは『告白』です。好きな映画の傾向として、ちょっと不気味なものが好きで、松たか子さんの演技もすごかったですし、橋本愛さんのキレイで危うい少女みたいな演技がとても好きで、定期的に観返したくなる素敵な作品です」と作品への思い入れを明かす。
最終審査の最後には「私はこれまで最終審査まで残ったことがなかったので、すごく緊張もしたのですが、とても良い経験になったなと思います。次に繋げられるように、絶対に女優になれるよう頑張ります!」と女優への想いを力強く語った。
すべての審査が終了し、迎えた結果発表。グランプリは福岡県出身の高校3年生・17歳の平原光舞理(ひらはら・ひまり)さんが受賞。当初はグランプリのみの予定だったが、この日の審査を受け、急遽、審査員特別賞が設けられることとなり、木原さんが審査員特別賞を受賞。名前を呼ばれた瞬間、驚きの表情と満面の笑みを浮かべいた木原さんだったが、花束を受賞した後、大粒の涙を流し、受賞の喜びをかみしめていた。
【受賞者プロフィール】
■グランプリ
平原光舞理(ひらはら・ひまり)さん
2004年11月27日生まれ、福岡県出身・福岡県在住。高校3年生・17歳。
■審査員特別賞
木原彩奈(きはら・あやな)さん
2001年7月6日生まれ、福島県出身・滋賀県在住。大学3年生・20歳。