美女コスプレイヤー・すみれおじさんが、2月26日から3月7日まで、新宿マルイアネックスにて行われたアニメ3作品の合同展示会『「凪のあすから」×「色づく世界の明日から」×「白い砂のアクアトープ」コラボレーション展〜海の色を巡りに finale〜』を訪問した。

　展示会の主催はアニメの企画・プロデュースをおこなうインフィニット社。各作品は製作委員会が異なるものの、3作品を貫く篠原俊哉監督の世界観を体感できるよう関係各社が協力。タイトルを「海の色を巡りに」とした理由は、3作品ともに海が身近にある物語であること、同時に「色」も大事なキーワードであることに由来しているという。展示物は、このために新たに描き下ろしたイラストや、描き下ろし等身大パネル、さらにスタッフ・キャストからのメッセージなどが寄せられるなど、制作側の愛が溢れた作りに仕上がっている。

　この展示企画の魅力を伝えるのは、チケット販売の「チケットペイCreators」のオフィシャルレポーターとして派遣されたすみれおじさん。入口の壁には、3作品のヒロインたちの集合イラストが飾られており、「かわいい！」とはしゃぎながら入場。入口すぐのパネルの説明文を眺めながら「文字の並びとか、色とかすごく綺麗……。イラストもかわいい」と早くも5分ほど立ち止まってしまう。

　その場所から振り返ると、作中で登場するキャラクターたちの制服が飾られており、衣装の作りをさまざまな角度から眺めることができる。コスプレイヤーの本職の血が騒いだのか「この制服が好き！」と『色づく世界の明日から』の制服をチョイス。「公式の衣装があるのであれば、着たいなぁ……」と名残惜しそうに次のコーナーへと進んでいく。

　まるで水族館の生物紹介を意識したようにパネルが配置され、トンネルを意識したような細い通路が設けされているところも楽しい。展示の一角を抜けたところには、ヒロインたちのスタンディが立ち並ぶ。すみれおじさんの最推しキャラは『白い砂のアクアトープ』の宮沢風花だといい「もう見た目からかわいいです！」とニコニコが止まらない。

　展示を観ながら進む途中途中には、作品の枠を超えた掛け合いの録り下ろしボイスも流されていて、イラストとともに眺めていると、本当にすべての世界観が混ざり合ったような感覚に。小さな展示も細部までこだわりが詰め込まれており、心が洗われるような透明感が楽しめる。まら物販にも綺麗でかわいらしい小物が多数。キラキラと輝くハーバリウムやカラーグラスなど、通常のアニメグッズとは異なるラインナップはポイントが高い。

　全ての展示を見終えたすみれおじさんは、「展示物のクオリティの高さに驚きました！」と興奮気味。続けて「『色づく世界の明日から』の2枚の描き下ろしイラストには特にこだわりを感じました。どんなこだわりなのかは実際に見てほしいです」と見どころを語る。

　そして「スタッフさんが本当に作品を愛しているんだなっていう気持ちを感じました。このイベントのために用意されたイラストや、作品間を越えた掛け合いのボイス収録もあるなんて、作品に対する愛情がないとなかなかできないと思います。展示エリアが美しさを追求しているので、作品を知らなくても目で見て楽しめると思います」と語った。なお展示会に来場できなかったファンのために、事後物販は3月中の開始が予定されている。

■すみれおじさんプロフィール
1994年12月16日、東京都生まれ、コスプレモデル。Yahoo!トピックスやPR TIMESリサーチで1位を取る宣伝効果の高さを誇るエバンジェリスト。近年では特撮・鈴村展弘監督演出舞台やドラマ「99.9-刑事専門弁護士-」シリーズの木村ひさし監督出演するなど女優としても注目される。