ホリプログループに所属する豪華俳優陣が、自身がこれまでに出演した舞台の中から“いま届けたいセリフ”を選び、SNSを通じて自らの声で届ける企画「＃ひとことシアター」がスタートした。

　多くの俳優を擁し、舞台制作も行うホリプロが、劇場に行きたくても行けない日々を送る全国の演劇ファンに向けて立ち上げた新プロジェクト「＃ひとことシアター」。「今の辛い状況を乗り切るための勇気をくれるセリフ」「つい笑ってしまうような面白いセリフ」「心に響く歌」など、俳優にとってそのチョイスはさまざま。

　今年3月、自身が主演するミュージカル『サンセット大通り』が公演途中で中止となった女優の安蘭けいは「今まで当たり前だと思っていたことが、実はいろんな奇跡の積み重ねだったと気がつきました。自分にとって、それは舞台。舞台は私の人生そのものです。また当たり前のように舞台でせりふを言える日が戻って欲しい」と語り、同作品の中の名セリフを披露。

　一方女優のはいだしょうこは、昨年出演した舞台『愛と哀しみのシャーロックホームズ』の中から、つい笑顔になってしまうようなせりふを披露する。この企画の第1弾には、安蘭けい、はいだしょうこに加え、岩田華怜、大和田伸也、久保田磨希、香寿たつき、田代万里生、鶴見辰吾、中別府葵、福山康平、藤田朋子、山崎裕太の全12人が参加。今後も続々参加する俳優陣の、それぞれの想いを込めた「ひとこと」の台詞を楽しみにしたい。