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2019/05/28 18:56
ゆうれい部員が高校演劇大会優勝を目指す青春群像劇『カーテンコール』映画化 AKB48茂木忍「最後まで笑顔の溢れた現場」
今年3月、AKB48茂木忍らの出演で新宿村LIVEにて上演された舞台『カーテンコール』が、新プロジェクトとして映画化。先日クランクアップを迎え、直後の茂木とAKB48の大森美優からコメントが届いた。
秋の全国演劇大会で優勝を目指している春山高校演劇部。しかし合宿に向かう途中、行きのバスで大事故に遭ってしまう。事故によって幽霊になってしまった5人の部員と残された部員たちは、ともに優勝を全国大会優勝をめざすのだが…。というのが舞台『カーテンコール』の物語。舞台にかける少女たちのファンタジックな青春群像劇となっている。
舞台版『カーテンコール』の脚本&演出を手掛けた諸江亮が、同作を新たに映像作品として再構成。3月に劇場公開された徳光正行原作脚本の『シラユキサマ』に続きメガホンを取る。
交通事故によって“ゆうれい部員”になってしまう結奈を演じるのは、舞台でも同じ役を好演したAKB48の茂木忍、5人の部員の死に戸惑いながら、彼女たちの意思を受け継ごうとする蘭はAKB48の大森美優が演じる。
共演はゆうれい部員の梢に吉田明加(Chu-Z)、花音にけちょん(ゆるめるモ!)、栞に和田あずさ(君の隣のラジかるん)、芽依に声優として活躍中の長久友紀、そして事故で意識不明になる真央をグラビアで活躍中のCOCOが演じる。
クランクアップ直後の茂木忍は「今回、とても緊張していたのですが、最後まで笑顔の溢れた現場でとても楽しかったです! 個人的には、ゆうれい部員たちが遺影の中で話しているシーンに注目してもらいたいです! 実は特殊な撮影方法だったのですが…それはまたの機会にお教えします!(笑)」とコメント。
大森美優は「クランクアップの瞬間は、とにかく笑顔でした! なぜかというと、無事に終わったからです(笑)。作品を作るって簡単な事では無いし、一人じゃ何もできないんだなと実感しました。私が演じる蘭ちゃんの、内に秘めた演劇や仲間達への気持ちにも、注目しながら観ていただけたら嬉しく思います!」と語っている。
映画版『カーテンコール』は年内のイベント上映、劇場公開を予定。
■『カーテンコール』ストーリー
春山高校演劇部の結奈(茂木忍)、蘭(大森美優)たちは、合宿に向かっていた。伝説の「春山高校女子野球部」の物語を自分たちで舞台化し、秋の全国大会で優勝を目指すのだ。ところが、行きのバスで事故に会ってしまう。気がつくと、結奈、梢(吉田明加)、花音(けちょん)、栞(和田あずさ)、芽依(長久友紀)の5人は幽霊になってしまっていた。そして意識が戻らない真央(COCO)。突然の悲劇に動揺しながらも、彼女たちの遺志を受け継いで稽古に励む部員たちと、それに反発する部員たち。結奈たちは「ゆうれい部員」となって、みんなを支えようとするが……大会初日は容赦なく迫る。
■出演
茂木忍(AKB48)/大森美優(AKB48)
けちょん(ゆるめるモ!)/吉田明加(Chu-Z)/長久友紀/和田あずさ(君の隣のラジかるん)/あゆみ(あゆみくりかまき)/小磯陽香/岡本尚子/COCO/鈴木友梨耶
桜井理衣/小町まい(サンダルテレフォン)/森川彩香/藤本結衣/倉田瑠夏/園田あいか(校庭カメラアクトレス)
成瀬ゆりあ(Dan te Lion)/寺田みなみ/山本夏望(放課後プリンセス)/黒瀬暁未