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2019/04/02 19:05
劇団ONEOR8の作・演出を務める田村孝裕が、来年上演の新作公演に向けてワークショップを開催
劇団ONEOR8の全公演の作・演出を務める、劇作家で演出家の田村孝裕が、2020年1月に上演予定のONEOR8新作公演に向けて、5月に銀座九劇アカデミアにてワークショップを開催することが決定。それに伴い、現在受講生を募集している。
女優の長谷川京子や新垣結衣らが所属するレプロエンタテインメントが新設したワークショップスタジオ「銀座九劇アカデミア」では、「プロフェッショナル」を育む場として、これまで長塚圭史、蓬莱竜太、三浦大輔などによる上質なワークショップやイベントを多数開催中。
今回の田村によるワークショップでは、いわゆるエチュードやゲームのようなことはせずに、田村の戯曲を使用して”普段通りの稽古”を行う。日常を描いた戯曲なので、演技経験が少ない人でも演じやすいとのこと。
田村はワークショップ開催にあたり、「講師と生徒のような関係性ではなく、演出家と役者として、作品を面白くするための試行錯誤をしていきましょう」と呼びかけ、「日常を描いた戯曲なので演技経験の少ない方でも演じやすいはずですから、お気軽に参加いただければと思います。台詞の解釈はひとつではありませんし、芝居に正解もありません。誤読や不正解も大いに結構。それらを考察する時間は稽古場を豊かにするし、間違うことは面白いことでもあるのです」とコメント。
さらに、「自分の短所や欠点が長所や個性になるのが役者の世界。この機会がなければ出会うことのなかった才能に本気で巡り会いたい。私も芝居に対する価値観を稽古で晒すつもりです。お互いに馬が合えば、来年1月に行われる劇団の新作公演にキャストとして出演していただきたいと思っています」と語っている。
ワークショップ開催日程は、5月4日(土)、5日(日)、11日(土)、12日(日)全4回の2クラス制(全日程参加必須)で、各クラス最大20名を予定。応募資格は、16歳以上の役者、または役者を目指している人。そのほか応募詳細については、銀座九劇アカデミア公式HP及び、オーディションサイト『Deview/デビュー』にて掲載中。