吉本興業が未来のブロードウェイスターを発掘・育成すべく2017年4月に開校したヒントン・バトルダンスアカデミー（HBDA）が、2019年度4月入学に向けた3期生の募集を行う。

　HBDAは、3度のトニー賞に輝くブロードウェイスター、ヒントン・バトルが、世界で活躍したいパフォーマーのためのダンサー育成アカデミーとして設立。合格すれば最大3年間無料でレッスンを受けることができ、その3年間のプログラムを通して、世界で活躍できるダンサーへと育成され、ブロードウェイ、ツアー、カンパニー、バックダンサー、振付師、あらゆるダンサーとしての活躍に向けてバックアップを受けられる。

　現在は、1期生・2期生が在学中で、ヒントン・バトルおよびヒントン・バトル自らが選出する国内外のトップクラスの講師によるレッスンが日々展開されている。ここに3期生として入学する新たな才能の登場を待っている。

　募集しているのは15歳以上の男女。応募の方法はオーディション情報サイト「デビュー」に掲載中。

■ヒントン・バトル：プロフィール
ダンサー・振付家・シンガー。西ドイツ生まれ。ワシントンDC、ニューヨーク育ち。9歳よりバレーを学ぶ。1975年、『ザ・ウィズ』の案山子役でブロード ウェイ・デビュー。『ソフィスティケイテッド・レディ』(1981)、『タップ・ダンス・ キッド』(1984)、『ミス・サイゴン』(1991)でトニー賞助演男優賞受賞。アフリカ系アメリカ人として初めて3度のトニー賞に輝く。ほかにボブ・フォッシーの『ダンシン』(1978)、マイケル・ベネットの『ドリーム・ガールズ』(1982)、『シカゴ』(1997)、『ラグタイム』(1998)などに出演。映画『アイドルワイルド』(2006)の振付も担当。1987年に「なんばグランド花月」の?落しのショー『アメリカン・バラエティ・バン！』で主演。2013年『ヒント ン・バトルのアメリカン・バラエティ・バン！』として26年ぶりの再演では、振付・演出・脚本・主演を務めた。最近ではジャズシンガーとして「Something New」、「Hinton Battle meets Count Basie Orchestra」をリリースしている。