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2018/04/14 13:29
未来のブロードウェイスターが躍動 ダンスステージ『HBDA SHOWCASE 2018』公演
吉本興業が未来のブロードウェイスターを発掘するべく、3度のトニー賞に輝く“ブロードウェイのレジェンド”ヒントン・バトルとのタッグで昨年4月に開校した『ヒントン・バトルダンスアカデミー(HBDA)』。同アカデミーの開校から1年の集大成となるステージ『HBDA SHOWCASE 2018』が13日、東京・竹芝 ニューピアホールで開催された。本場の講師たちのトレーニングを受けた生徒たちが、晴れ舞台で1年間の成果を見せつけた。
ショーケースの始まりにはヒントン・バトルが登場し日本語であいさつ。彼は幕間にも度々登場するなど、学生たちへの愛を感じさせる。ショーケースはヒントン・バトル自身が演出・脚本・振付を担当。その他にもビヨンセ、マドンナの振付師として知られるアンソニー・バレルや、映画『座頭市』に出演、振付を行ったタップの名手・HIDEBOHなど、日米トップクラスの実力者による作品も披露された。
1幕目は世界の様々なダンスで構成された『HBDA DANCE EXTRAVAGANZA』。1曲目から和太鼓、大鼓とタップダンスの共演で圧倒。チェロ&ピアノの生演奏とバレエのコラボや、マイケル・ジャクソンのナンバーでの力強いヒップホップダンス、情熱的なモダンバレエ、そして映像とシンクロしたミュージックビデオナンバーなど、第一線のプロのダンサーの条件、バレエ、モダン、タップ、ヒップホップを全て織り込んだ構成で、その成長を見せつけた。
2幕目は高校の教室を舞台にした演劇風のステージ『DANZZZE DREAMS 2018』。夢多き学生たちの無限の想像の世界をダンスで表現した。満月の下のロマンチックな恋愛や、いじめられっ子の『忍者タップ』での逆襲、アイドルに憧れる女の子のスター幻想、そして、学生服からハイヒールにボンデージに変身し、セクシーディーバに覚醒するなど、ブロードウェイ級のダンスで圧倒した。また、なだき武、くまだまさし、ゆりやんレトリィバァら吉本芸人もゲスト出演、スター候補生たちの晴れ舞台に華を添えた。
『HBDA SHOWCASE 2018』は14日17時からの公演もあり。