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2018/03/05 21:24
未来のブロードウェイスターを発掘『ヒントン・バトルダンスアカデミー』2期生追加オーディション開催
吉本興業が未来のブロードウェイスターを発掘・育成すべく、ブロードウェイのレジェンドと呼ばれるダンサー、ヒントン・バトルとともに2017年4月に開校した『ヒントン・バトルダンスアカデミー(HBDA)』。その2期生追加オーディションの最終審査が4日、都内で行われ、6名の合格者が誕生した。6名のダンサーはすでに合格している6名と合流、世界で活躍するためのプログラムが最大3年間無料で提供される。
3日に行われた1次オーディションを通過した13名が臨んだ最終オーディション。審査はバレエ、モダン、タップ、ヒップ・ホップの4ジャンルのダンス全てにわたって行われた。その場で与えられた振り付けを全員がヒントン・バトルの前で披露。会場には真剣な空気が漂っていたが、どこかユーモラスなヒントンの物腰もあって、ダンサーも委縮することなく、オーディションに挑んでいった。
最終審査の結果、鈴木茉裕さん(19)、近藤彩水さん(19)、丹下愛結さん(17)、玉澤威穏さん(17)、森田雛さん(18)、桝井彩純さん(21)の6名が合格を果たした。ヒントンからは「Welcome to HBDA!」という祝福の言葉とともに、「体をシェイプすること」「全力で取り組み、成長を見せること」という課題が与えられた。そうすることで「日本のダンス業界には無いものを知ることができ、世界のどこに行っても活躍できるダンサーになれる」と背中を押した。
合格者の一人、近藤彩水さんは、中高とモデルの活動をしていたが、「自分を変えるきっかけがほしい」と、かつて学んだダンスを武器にオーディションに飛び込んだ。これからは「子供たちが自分のダンスを見て、“ダンスっていいな”って思ってもらえるようなダンサーになりたい」と語った。
この中から、未来のブロードウェイスターが生まれることに期待したい。なお『ヒントン・バトルダンスアカデミー(HBDA)』の1期生がその集大成を見せる「HBDA SHOWCASE 2018」が3月16日・17日に大阪YES THEATER、4月13・14日に東京NEW PIER HALLにて開催されるので、世界を目指すダンサー志望者は注目してほしい。