ホリプロ8年ぶりの男性オーディション、群馬在住の最年少14歳・鍛治原日向さんがグランプリを受賞 | ニュース | Deview-デビュー

Deview LOGO

お知らせ

検索の条件設定はコチラ

Deview LOGO

ニュース

2019/01/13 22:42

デビュー

ホリプロ8年ぶりの男性オーディション、群馬在住の最年少14歳・鍛治原日向さんがグランプリを受賞

『HORIPRO MEN'S STAR AUDITION』でグランプリを受賞した鍛治原日向(かじはら・ひゅうが)さん14歳(C)Deview
『HORIPRO MEN'S STAR AUDITION』でグランプリを受賞した鍛治原日向(かじはら・ひゅうが)さん14歳(C)Deview

 藤原竜也、妻夫木聡、竹内涼真らが所属する「ホリプロ」主催の男性オーディション『HORIPRO MEN'S STAR AUDITION』の決選大会が、13日、都内で行われ、群馬県在住の中学3年生・鍛治原日向(かじはら・ひゅうが)さん14歳がグランプリに輝いた。

 個性と実力を兼ね備えた俳優が多数所属しているホリプロが、その実績を活かし、今後のエンターテインメント業界にさらなる輝きと可能性を見出すべく、次世代を担う原石との出会いを求め、8年ぶりとなる男性オーディションを開催。

 応募資格は国籍や自薦他薦問わずで、現在芸能プロダクションに所属していない、15〜22歳(年度内に左記年齢に達していればOK)の男子。8月、9月の2ヵ月の応募期間を経て、応募総数6,468人の中から第一次書類選考を行い、通過者を対象に第二次審査として、10月、11月に仙台・東京・大阪・福岡と4都市で計5回にわけて自己PR、面接を実施。そこから残った12名が12月に4日間にわたる最終審査に参加。その結果、ファイナリスト8名が決定し、年末の合宿を経て、決選大会へと駒を進めた。グランプリ受賞者には、ホリプロ専属契約に加え、藤原竜也主演の映画&連続ドラマ「太陽は動かない」への出演が用意されるほか、副賞として賞金50万円が贈られる。

 決選大会では、ファイナリスト8名が演技審査と自己PRのパフォーマンスを実施。2人1組で行われた演技審査では、グランプリ特典である映画&ドラマ「太陽は動かない」で監督を務める羽住英一郎氏から直接演技指導を受け、猛特訓したというファイナリストたちが、それぞれ練習の成果を遺憾なく発揮していた。

 自己PRでは、一人漫談やバスケットボール、ミュージカル風のお芝居、ダンスなど、それぞれ趣向を凝らしたパフォーマンスで個性をアピール。今大会最年長の中学生ファイナリスト・鍛治原さんは、最初に「みなさん、こんにちは。鍛治原日向です!」と元気いっぱいに挨拶し、この日のために練習したという、ルービックキューブをやりながらの自己紹介に挑戦。「自分の手先の器用さや頭の回転の速さを活かしたいと思い、ルービックキューブを練習し始めました」と説明し、「最初は全然できなくて1面できるのがやっとでしたが、どんどん練習していくうちに6面揃えられるようになりました」と明かす。

 また、「自分は一つのことにまっすぐに練習し、できるようになるまで何度でも練習し続ける、素直で負けず嫌いなこの性格を俳優になっても活かしていきたいです」と想いを語り、「個人的には、たくさんの役をこなせる役者になることが目標です。グランプリ獲って絶対に俳優になります!!」と力強く宣言。そして、自己紹介が終わるとともに、ルービックキューブも見事成功させた。

 さらに、同じく「決選大会のために練習を始めた」というギターを手に持ち、「まだ始めたばかりで上手ではないのですが、たくさん練習してきたので聞いてください」と述べ、RADWIMPSの『セプテンバーさん』をギター弾き語りで披露し、甘い歌声で会場を魅了。パフォーマンス終了後には、「オーディションを通してたくさんの人とも出会えたし、学べたこともいっぱいあったので、それをこれからの自分の人生につなげていきたいと思います」と、最年少とは思えないしっかりとしたコメントで想いの丈を語る。そんな中、ルービックキューブに関しては、リハでは成功できずに苦戦していたそうで、「リハを2回やったんですが、2回とも失敗してしまって……。本番どうなること思ったけど、とにかく落ち着いてやったら成功できました」と笑顔を見せると、司会を務めていた山崎裕太も「本番に強いのは役者向き」と太鼓判を押していた。

 グランプリ発表で名前を呼ばれた瞬間は、驚きの表情を見せていた鍛治原さんだったが、「グランプリを受賞させていただいたので、みなさんの期待を裏切ることのないよう、精一杯頑張っていきます!」と、まっすぐ前を見据えて決意を表明。実行委員長・工藤卓郎氏は、グランプリ選出理由について「決選大会での勝負強さはもちろんですが、出会ってからの成長ぶり、人を惹きつける力、そこに一番魅力を感じました」と評価し、「彼の将来を考えたときに、可能性が無限に広がっているというか、想像を超えた立派な俳優になってくれると思うので、しっかりとこれから頑張ってほしいなと思います」と語った。

 決選大会直後には、人生初の囲み取材にも登壇。たくさんの報道陣を前に、カメラマンからのリクエストにも応えるなどの余裕も見せていた。グランプリ受賞の感想について、「名前を呼ばれたときには実感がわかなかったんですけど、時間が経つにつれて、自分がグランプリを獲ったんだなっていう実感が増してきました」と喜びを噛み締める。母と姉が同オーディションの告知を新聞で見つけて応募したそうで、受賞の報告についても「一番に家族に伝えたい」と語り、「自分が何をやるか悩んでいるときとか、いろいろと親身になって相談に乗ってくれて、一番感謝しています」と家族への想いを明かす。

 現在、群馬県の公立中学校に通う鍛治原さんは、普段は常に友達とふざけ合っているような明るい中学生だといい、成績に関しては「悪くもないけど良くもない」と述べ、「今後は勉強も俳優の活動もどっちも頑張っていきたい」と意気込んだ。また、自身のアピールポイントについて聞かれると、「自分で言うのは恥ずかしいんですが、笑顔。あとは内面的なところでいうと、少しお調子者なところだと思います」と自己分析。

 自己PRで披露したルービックキューブは約1ヵ月練習したそうで、「常に片手に持っていて、どこに行くときもいじりながら練習していました」と話し、同じくこの日のために猛特訓したというギター弾き語りについても「オーディションで自己PRするときに、これから始めていきたいことでもいいと言われて。これから始めたいのがギターだったので、『ギターを一生懸命練習して1曲弾けるようになってくるのでやらせてください』と言いました」と、持ち前の負けず嫌いで有言実行を果たしたエピソードを披露。

 グランプリ特典として、藤原竜也主演の映画&ドラマ『太陽は動かない』への出演も決定。「原作を読ませていただいたんえすが、その役になりきれるよう、これからしっかりと勉強していろいろと学んで、最高の作品ができるように頑張っていきたいです」と意気込みを語り、憧れの俳優・藤原との共演については、「悪役からコメディまで幅広い役を演じられていて、自分が目指している俳優像にピッタリ。自分が小さい頃からずっと憧れていた方と共演できるのは本当に嬉しい」と声を弾ませた。

 将来の目標については、「『この役なら鍛治原日向だな』って言われるような、常に作品に出続けている俳優になりたい」と打ち明け、「歌手活動にも挑戦してみたい。いつか自分が出ている作品の歌も歌えるようになれたら」と目を輝かせた。

関連写真

  • 『HORIPRO MEN'S STAR AUDITION』でグランプリを受賞した鍛治原日向(かじはら・ひゅうが)さん14歳(C)Deview

  • グランプリを受賞した鍛治原日向(かじはら・ひゅうが)さん14歳(C)Deview

  • 決選大会に挑む鍛治原日向(かじはら・ひゅうが)さん(C)Deview

  • 決選大会に挑む鍛治原日向(かじはら・ひゅうが)さん(C)Deview

  • 決選大会に挑む鍛治原日向(かじはら・ひゅうが)さん(C)Deview

  • 2人1組で行われた演技審査(C)Deview

  • 2人1組で行われた演技審査(C)Deview

  • 自己PRでルービックキューブを披露する鍛治原日向(かじはら・ひゅうが)さん(C)Deview

  • 自己PRでルービックキューブを披露する鍛治原日向(かじはら・ひゅうが)さん(C)Deview

  • 自己PRではギター弾き語りも披露(C)Deview

  • グランプリ発表の瞬間(C)Deview

  • グランプリを受賞した鍛治原日向(かじはら・ひゅうが)さん(C)Deview

  • グランプリを受賞した鍛治原日向(かじはら・ひゅうが)さん(C)Deview

  

Pick up

オススメ

  
×