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2019/01/09 12:01

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宮藤官九郎の「撲殺のブギー」も20年ぶり再演 舞台「ラフカット2019」オールキャストオーディション開催

ラフカット2018より(2018年6月公演)第3話「パーはチョキより弱いのか」脚本:佐藤二朗
ラフカット2018より(2018年6月公演)第3話「パーはチョキより弱いのか」脚本:佐藤二朗

 エネルギーをもて余している役者に、力試しの場を提供していこうという演劇プロジェクト「ラフカット」が、6月26日〜30日、全労済ホール/スペース・ゼロで行う「ラフカット2019」のキャストを募集中。同公演は宮藤官九郎脚本作など30分の短編4話のオムニバスで、全キャストをオーディションで決定する。

 荒削りであっても可能性を秘めた役者との出会いを求めて、プロデュース公演やワークショップなどを行い25年目を迎えた「ラフカット」。人気の劇作家や演出家の作品を取り上げ、全キャストオーディションにより多くの役者に舞台に立つチャンスを与えてきた。「ラフカット2019」では、「ラフカット’99」で上演された宮藤官九郎の「撲殺のブギー」を20年ぶりに再演するほか、劇団「東京マハロ」の矢島弘一、1110プロヂュース主宰、「コーヒーが冷めないうちに」の川口俊和、「ラフカット」を主宰する劇作家・演出家の堤泰之らの作品を上演する。

 「所属劇団の公演が年2回しかなく、欲求不満気味だ」「劇団ではいつも同じメンバーとばかりやっているので、新しい出会いを求めている」「養成所を卒業したけれど、これからどうやって芝居を続けていこうか迷っている」「養成所を卒業し劇団員になったものの、30を過ぎてもまだ若手と呼ばれ、こんなはずじゃなかったと思っている」「所属していた劇団が解散してしまい、途方に暮れている」「バイトに明け暮れる毎日なのだが、そろそろ何かやりたい」「芝居はやりたいが、友達と仲良し劇団を作るつもりはない」「今はフリーで活動中だが、所属できる事務所を探している」…こんなふうに力を持て余している役者にこそ応募してほしいとのことだ。

 応募資格は年齢性別不問。応募の締め切りは2月15日必着。応募の方法はオーディション情報サイト「デビュー」に掲載されている(下記リンク参照)。

■作家プロフィール

<宮藤官九郎>
91年より「大人計画」に参加。「池袋ウエストゲートパーク」「木更津キャッツアイ」「タイガー&ドラゴン」「あまちゃん」等、ヒット作は数知れず。現在、2019年のNHK大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺〜」の脚本を執筆中。今回はラフカット’99で上演された「撲殺のブギー」を20年ぶりに再演する。
  
<矢島弘一>
2006年、劇団「東京マハロ」を旗揚げし、主宰・脚本・演出を務める。劇団公演では、不妊治療や震災直後の被災地、いじめ問題、性同一性障害など、現代社会が目を背けてはならないテーマを数多く取り上げている。2016年、TBSテッペン!水ドラ!「毒島ゆり子のせきらら日記」で全話の脚本を務め、第35回向田邦子賞を受賞。

<川口俊和>
1110プロヂュース主宰。舞台作品として上演され、杉並演劇祭で大賞を受賞した「コーヒーが冷めないうちに」で小説家デビュー。小説は2017年本屋大賞にノミネート後、2018年には映画化され85万部突破。続編として「この嘘がばれないうちに」「思い出が消えないうちに」も絶賛発売中。現在、シリーズ累計120万部のベストセラーとなっている。

<堤 泰之>
代表作に「煙が目にしみる」「見果てぬ夢」などがある。最近の主な作品は、ジグジグ・ストロングシープス・グランドロマン「デイドリーム・ビリーバー」(脚本・演出)、加藤健一事務所「Out of Order 」(演出)など。

関連写真

  • ラフカット2018より(2018年6月公演)第3話「パーはチョキより弱いのか」脚本:佐藤二朗

  • ラフカット2018より(2018年6月公演)第1話「僕らの力で世界があと何回救えたか」脚本:高羽 彩

  

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