ニュース
2018/11/15 18:13
カラ松役・柏木佑介のナルシストっぷりを6つ子キャストが大暴露、喜劇「おそ松さん」本日開幕
人気TVアニメ『おそ松さん』を舞台化した、喜劇「おそ松さん」の公開ゲネプロが、14日に東京・日本青年館で行われ、キャスト陣が囲み取材に登壇し、本番への意気込みを語った。
TVアニメ『おそ松さん』の舞台化は、これまで第1弾『おそ松さん on STAGE 〜SIX MEN'S SHOW TIME〜』(2016年)、第2弾『おそ松さん on STAGE 〜SIX MEN'S SHOW TIME 2〜』(2018年)が東京・大阪で上演され、第1弾・第2弾ともに、すべての公演で満員御礼の大ヒットを記録。本作は、"喜劇"と銘打ち、「おそ松さん」の神髄ともいえる"笑い・コメディ"の要素をさらに追及した内容のステージとなっている。
囲み取材には、おそ松役の高崎翔太、カラ松役の柏木佑介、チョロ松役の植田圭輔、一松役の北村諒、十四松役の小澤廉、トド松役の赤澤遼太郎、トト子役の出口亜梨沙、イヤミ役の窪寺昭、チビ太役のKIMERU、ハタ坊役の原勇弥、松造役の佐久間祐人、松代役のザンヨウコの全キャスト12名が登壇。
喜劇「おそ松さん」と銘打った本作ならではの見どころについて、高崎は「今まではコント集というか、オムニバス形式だったんですが、今回は約80分の1本のお話になっています」と説明し、「だいたい舞台や映画って、1本の作品を通して誰かが成長していく物語ですが、今回は1本通して誰も成長しない物語です」と語ると、植田から「やめろ!! 誰も見たくないわ(笑)」と突っ込まれ、笑いを誘う。
カラ松役の柏木は「今回はF6(6つ子のイケメンver.)が居ないということで、F6が担っていた"華"の部分をすべてカラ松が担っていかないとなって思っています」と役さながらのキメ顔でアピールすると、植田が「無理だよ!!」と再び鋭いツッコミを入れ、キャスト陣は大爆笑。そして、気を取り直して植田が「"喜劇"と銘打っているので、もう逃げられないというか、笑わせないといけないという感じではありますが、自信満々です」と胸を張る。北村も「キャスト全員、のびのびと楽しくやっております。ぜひご期待ください」と自信をのぞかせた。
小澤は「まずは僕たちが心の底から楽しんで、その空気を感じてもらってお客さんに笑ってもらえたら」と述べ、「頑張り〜、マッスルマッスル〜、ハッスルハッスル〜」と元気いっぱいに、十四松のお馴染みのセリフとポージングを披露。赤澤は「僕たちもお客様以上に楽しんで、笑いの絶えない空間にできたらなと思います。千秋楽までいっぱい笑って頑張っていきたいと思います!」と意気込んだ。
「6つ子以外で演じてみたい役は?」と聞かれた6つ子キャストたちは、悩みに悩みつつ、「セリフが少なくて、一番楽そうだなって思うハタ坊」(高崎)、「振り切り加減でトト子。自分のほうが可愛いと思うので(笑)」(植田)、「圧倒的にチビ太。毛が1本って、なかなかこのビジュアルになれることはないから」(北村)、「見ていて本当に面白いので松代」(小澤)とそれぞれ回答。
そして、柏木が質問の趣旨を無視して「僕はやっぱりカラ松以外考えられない」と話すと、6つ子キャストからは「うわ〜」「うっとうしい」「イタイな〜」との声が上がり、笑いが起こる。
さらに「稽古場での面白かったエピソード」について聞かれると、カラ松役の柏木に対する暴露合戦がスタート。植田が「今回、ギターをがっつり弾くシーンはないんですけど、なぜか知らないけど、毎日朝(柏木が)決め顔でギターを弾いていて、腹立つなって思ってました(笑)」と明かすと、赤澤も「ギターって普通は座って弾くと思うんですが、佑介くんレベルになると寝転びながら弾いていた」と証言。
北村は、一緒に帰った日のことを振り返り「皇居あたりの夜景を見ながら『なんか、ラスベガスみたいだね』って言ってきて…ちょっと意味がわからなかった」と打ち明ける。それに対し、柏木は「男二人で夜景を見ていて、すごくキレイだなって思ったら、ラスベガスに見えてきたんだよ」と説明するも、小澤から「ラスベガスに行ったことあるの?」と聞かれ、「ない!」と即答し、「(行ったこと)ないのに!?」と総ツッコミを受けて笑わせた。
さらに、普段から"ナルシストレッチ"をしていることや、植田の自宅で鍋会をした際、トイレに行くときの歩き方がナルシストだったというエピソードが、植田の実演付き披露されるなど、柏木の面白エピソードで大盛り上がり。これには柏木も「俺の話ばっかじゃん!!」と不満を漏らしていたが、高崎は「ゲネプロやめて、この話でずっと行く?(笑)」と笑いを誘いつつ、「愛すべき次男なんです」と顔をほころばせながら語り、6つ子の仲の良さをうかがわせていた。
喜劇「おそ松さん」は、11月15日(木)〜20日(火)まで東京・日本青年館ホールにて上演。その後、11月23日(金・祝)〜25日(日)まで京都劇場にて上演される。なお、京都千秋楽のライブビューイング上映が全国の劇場で実施される。
【喜劇「おそ松さん」】
■オフィシャルHP:https://osomatsusan-stage.com/6tsugo/
■オフィシャルTwitter:@osomatsu_stage
(C)赤塚不二夫/喜劇「おそ松さん」製作委員会2018