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2018/01/13 16:20
史上初の“W戦隊”『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』、伊藤あさひ&結木滉星らキャストがお披露目
2月11日(日)にスタートする、スーパー戦隊シリーズ最新作『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』(毎週日曜 午前9:30〜)のキャスト披露イベントが12日、都内で行われ、史上初の“W戦隊”となるレッドとして、伊藤あさひ(ルパンレッド/夜野魁利)と結木滉星(パトレン1号/朝加圭一郎)らキャスト7名がお披露目された。
1975年『秘密戦隊ゴレンジャー』から始まったスーパー戦隊シリーズの第42作目となる本作は、テレビシリーズでは史上初の「VS」という形で、「快盗」と「警察」という絶対に交わることのない2つの戦隊、2人のレッドが一年を通して激突。
悪の組織ギャングラーに消された自分の大切な人を取り戻すため、盗まれた謎のお宝「ルパンコレクション」をギャングラーから取り戻す戦いに身を投じる快盗ルパンレンジャーと、平和を脅かすギャングラーから人々を守るために結成された精鋭部隊・警察戦隊パトレンジャーが、時に激突し、時には共闘する、毎話がクライマックス、毎回がデラックスなスペシャル仕様な内容になっている。
この日のキャスト披露イベントには、伊藤と結木のほか、「快盗ルパンレンジャー」から、濱正悟(ルパンブルー/宵町透真)、工藤遥(ルパンイエロー/早見初美花)、「警察戦隊パトレンジャー」から、横山涼(パトレン2号/陽川咲也)、奥山かずさ(パトレン3号/明神つかさ)、そして謎の執事・コグレ役の温水洋一が登壇。
“Wレッド”を演じる伊藤は「長い歴史ある戦隊シリーズに出演できてとても光栄です。僕は2000年生まれなのですが、2000年生まれのレッドは初ということで、作品としてもいいスタートが切れるように頑張っていきたい」と意気込みを語ると、結木も「僕も小さい頃からスーパー戦隊シリーズを観て、たくさんの勇気や元気をもらってきたので、今度は僕たち6人が今の子供たちに勇気や元気を与えられるような存在になりたい」とコメント。
また伊藤は「今回はレッドが二人ということで、(二人で)協力して引っ張っていこうという話をよくしています」と明かし、結木は本作への出演が決まった際、「パトレン1号に決まったという話を聞いて、驚きとホッとしたのと同時に、これから子供たちのヒーローになるということで、責任感が増しました」と身を引き締めた。
昨年12月にモーニング娘。を卒業し、本作で女優デビューを果たす工藤は、かねてからスーパー戦隊に憧れていたそうで、「13歳のときに、スーパー戦隊シリーズが好きでやりたいという話を先輩の真野恵里菜さんにしたことがあって、『5年後くらいにできるんじゃない?』と言われたんです」と明かし、「ちょうど今18歳で、まさに5年後本当にやれるなんて、真野さんは預言者だったのかなと、一瞬で驚きと喜びが自分の中を巡りました」と告白。
そして「今回こうしてルパンイエローに選んでいただいたのは、きっと奇跡とか偶然じゃなくて必然で、自分にしかできない役なんだ!と自信を持って今年一年頑張ろうと誓いました」と決意を新たにした。
同じく本作が女優デビューとなる奥山は、父親が元警察官だったことを明かし、「父が元警察官だったこともあり、小さい頃は警察官になりたいと思っていて。大きくなってからは女優になりたいという夢があったので、二つの夢を一気に叶えたような感じで本当に幸せです」と笑顔を見せ、父から逮捕の仕方などを伝授してもらったと言い、「けっこうスパルタでした(笑)。わからないことは父に聞いて、アドバイスをいただきたいと思います」と語った。
スーパー戦隊シリーズといえば、アクションシーンが見どころの一つ。工藤は撮影を振り返り「私はダンスをやっていたこともあって、運動神経にはちょっと自信があって。私が一発OKを決めると、何回も時間をかけてやった伊藤くんがすごく悔しそうな顔をしていたりとか、(ルパンレンジャーの中でも)バチバチ感を持ちながらアクションに取り組んでいます」とコメント。さらに「一応、全員ライバルなので、仲良くやりつつも、ライバル関係を保ちながら喧嘩しない程度に頑張りたいと思います」と闘志を燃やした。
作中ではライバル関係だが、撮影合間は一緒に“お絵かき伝言ゲーム”で盛り上がっていると明かした結木。「それをやっているときがめちゃくちゃ楽しくて、また一段と仲良くなれた」と笑顔で語ると、伊藤は「でも、(結木が)一番下手なんですよ。毎回、次の人に絶対に通じないんです」と暴露。横山も「(下手という)自覚がないんですよね、自信満々に渡してくるから(笑)」と話すと、結木は「僕は本当にふざけてないのに、けっこう下手って言われる」と不満げな様子だった。
また「相手チームに負けないところ」を聞かれると、伊藤は「若さ。18歳と17歳がいて、一人を除いてはかなり若いので」と語ると、工藤も「でも(濱は)、気持ちは確実に10代なので、パトレンジャーのみなさんは20代ですから、10代のパワーを見せつけたい。そこが強みです」と宣戦布告。
一方、結木は「確かに若さでは負けますが、パトレンジャーの3人も負けにくらい元気いっぱいです」と対抗し、「パトレンジャーはチームワークや団結力という部分では絶対に負けない。現場でのオンオフの切り替えはパトレンジャーのほうが強い」と力強く語った。
最後に伊藤は「史上初のW戦隊がどんなVS劇を繰り広げて、ギャングラーをどう倒していくのか1話からとてつもなく豪華な内容になっています」とアピールし、「僕ら快盗戦隊として、子供たちや視聴者のみなさんのハートをクールに盗むことを予告して終わりたいと思います」とコメント。すると結木は「子供たちや視聴者のハートを盗むことは許します。ただ、警察戦隊としては、快盗戦隊ルパンレンジャーを絶対捕まえることを誓って終わりたいと思います」とライバル心をむき出しにしていた。