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2017/01/23 21:26
主演・岐洲匠「よっしゃラッキー!」と雄たけび 『宇宙戦隊キュウレンジャー』制作発表
2月12日よりテレビ朝日系で放送スタートする「スーパー戦隊シリーズ」最新作、『宇宙戦隊キュウレンジャー』の制作発表が22日、日本武道館にて行われ、シシレッド/ラッキー役の岐洲匠ら主要キャストが出席。
「スーパー戦隊シリーズ」第41作目となる『宇宙戦隊キュウレンジャー』のモチーフは「宇宙×星座」。シリーズ史上最多人数(スタート当初として)となる9人の究極の救世主が宇宙を駆け巡り、「宇宙幕府ジャークマター」に支配された銀河全土を解放に導く、壮大なSFヒーローファンタジー。タイトルはシリーズ第1作の「ゴ(5)レンジャー」にならい、「キュウ(9)レンジャー」と名づけられた。
強大な敵に立ち向かい、宇宙を解放するために集結した9人の戦士たちは、それぞれが異なる星座出身の宇宙人。ヒューマンタイプだけでなく、獣人、アンドロイド、機械生命体と個性豊かなキャラクターが登場する。
シシレッド/ラッキー役の岐洲は「子供のころからスーパー戦隊シリーズ、仮面ライダーが大好きで、自分が憧れていたヒーローになれてとてもビックリしています。長い歴史のあるスーパー戦隊シリーズに参加することができて本当に嬉しい」と喜びを噛み締める。初期メンバーとしては38年ぶりの「オレンジ」の戦士だという、サソリオレンジ/スティンガー役の岸洋佑は「オレンジといえば“岸”。オレンジといえばサソリオレンジ/スティンガーだなと言ってもらえるよう、1年間全力で頑張っていきたいです」と意気込む。
ベビツカイシルバー/ナーガ・レイ役の山崎大輝は「シルバーと聞いて、満を持して途中参加する追加戦士だと思ったのですが、ちゃっかり最初から登場するということで、それには僕も驚きました」と語り、「スーパー戦隊シリーズのヒーローにふさわしい人間にならないといけないなと身が引き締まる想いです」とコメント。
ヒューマンタイプとしては紅一点となる、カメレオングリーン/ハミィ役の大久保桜子は「女の子らしさを出しつつ、カッコ可愛いヒロインを演じたいと思います」と笑顔で語り、カジキイエロー/スパーダ役の榊原徹士は「(この5人の中では)最年長なので、みんなにとっていいお兄さんになれるよう頑張りたいと思うのと、みんなからも学ぶことも多いと思うので、この刺激がずっと続くように、1年間頑張っていきたいと思います」と力強く語った。
そして、キュウレンジャーのチョイ悪いオヤジ系司令官、ショウ・ロンポーの声を担当する神谷浩史は、舞台上で自身が声を担当するショウ・ロンポーと初対面を果たし「よろしくね!マジで頑張るから!」と堅い握手を交わす。そして「特撮は本当に好きなので、それに関われるって、夢じゃないですか。でも、それに関わるということは、いい加減に傍で見ていて楽しむということができなくなってくる。関わるにあたっては、誠心誠意、自分がやれることを精一杯やっていこうと思っています」と決意を新たにした。
さらに「みなさんビックリしたと思うんです。あのビジュアルだけど、僕みたいないい加減で説得力ない声で……」と自虐的に語りつつ、「過去の司令官の歴史を辿っていくと、みんな説得力ある声なんですよ。そんな中で僕がなぜキャスティングされたかを考えた」と自身がキャスティングされたことに疑問を持ったという。しかし「でも、実はこのキャラクターはいい加減な人なんです。見た目はカッコ良くて貫禄あるけど、基本的にはいい加減なチョイ悪オヤジです」と説明し笑いを起こす。
クランクインして間もないころに、1週間ほど、島に泊り込みでの撮影を経験したというキャスト陣。その期間でキャスト同士、距離が縮まったそうで、大久保が「2時間くらい卓球をしましたよね」と発言すると、岐洲は「監督が一番上手かった!」と告白。また、岸が「男性陣は『寝なさい』って言われながらも、同じ部屋で夜中1、2時くらいまで話していて、それでだいぶ仲良くなった」と語ると、山崎が「岐洲くんはローテンションでハイテンションなことを言うっていうのがわかった。心の中でずっと叫んでいる感じ。ラッキーを演じているときは本当に雄叫びを上げてます」と明かす。
最年少の大久保は「みなさん妹のように可愛がってくれるので、溶け込みやすいし、リードもしてくれるので、気を遣わずに、緊張せず接することができて楽しくやらせてもらっています」と笑顔で語りつつ、「たぶん、私が一番精神年齢高いと思う!」と自信たっぷりにコメントすると、男性陣からは「やかましい!」「やめなさい!(笑)」と総ツッコミされ、笑いを誘っていた。
また、それぞれ子供のころに憧れていた「スーパー戦隊シリーズ」について話が及ぶと、岐洲は「子供のころにハマっていたのは、(爆竜戦隊)アバレンジャーで、記憶にしっかり残っていて好きなのは(侍戦隊)シンケンジャーです」とコメント。岸が「母親の影響で(忍者戦隊)カクレンジャーをよく見ていた」と語ると、榊原も「僕は(忍者戦隊)カクレンジャー世代なんです」と語り、「兄弟が3人いて、全員男だったので、新聞紙をカッチカチにして、ビニールテープで色を決めて遊んでいて。お兄ちゃんが強いからぶたれて泣いて、怒られるっていう毎日を過ごしていました」とコメント。男性キャスト陣は「男の子はみんなやるよね!」と幼少期のヒーローごっこ話で大盛り上がり。
今作の変身アイテムを手にした岐洲は「これを見たときの感動はヤバかったです」と興奮気味に語ると、神谷が「僕も持ちたいですね。本物を見るのは初めてなので、あとでちょっと触らせて!」とおねだりするひと幕も。
最後に、岐洲は「『宇宙戦隊キュウレンジャー』は今までのスーパー戦隊シリーズとは、まったく違うものになっています。想像を超えた展開が待っていると思うので、ぜひ楽しみにしていてください」とアピールし、「よっしゃラッキー!!」と雄たけび上げて会見を締めくくった。
『宇宙戦隊キュウレンジャー』は、2月12日(日)より放送開始(毎週日曜 午前7:30〜8:00 テレビ朝日系)。