「スーパー戦隊シリーズ」のヒーローが舞台で繰り広げる芝居バトル『さらば俺たち賞金稼ぎ団』開幕 | ニュース | Deview-デビュー

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2017/02/16 22:25

デビュー

「スーパー戦隊シリーズ」のヒーローが舞台で繰り広げる芝居バトル『さらば俺たち賞金稼ぎ団』開幕

舞台『さらば俺たち賞金稼ぎ団』の囲み取材に出席した(左から)演出・きだつよし、馬場良馬、鈴木勝吾、斉藤秀翼、金城大和、丸山敦史(C)Deview
舞台『さらば俺たち賞金稼ぎ団』の囲み取材に出席した(左から)演出・きだつよし、馬場良馬、鈴木勝吾、斉藤秀翼、金城大和、丸山敦史(C)Deview

 「スーパー戦隊シリーズ」で活躍した俳優陣が集結した、舞台『さらば俺たち賞金稼ぎ団』が16日、東京・THEATER1010にて開幕。初日公演に先駆けて公開ゲネプロが行われ、その後の囲み取材に鈴木勝吾、斉藤秀翼、馬場良馬、金城大和、丸山敦史、演出のきだつよしが出席。本番に向けての意気込みを語った。

 本作は、「スーパー戦隊」「仮面ライダー」シリーズ出身の俳優たちが大迫力のライブステージを中心に展開する「TOEI HERO NEXT ステージ」の最新作。2015年12月に上演された舞台『俺たち賞金稼ぎ団』の続編で、前作に続き「スーパー戦隊シリーズ」出身の俳優陣が多数出演している。

 公演資金を稼ぐために、指名手配犯の報奨金を目当てに、難事件を解決してきた“賞金稼ぎ団”こと「劇団バズーカ」が、今度はホストクラブを舞台に大奮闘。相変わらずの資金難である劇団バズーカは、脚本を書いていた金原(丸山)が突然のスランプに陥り、それに加えて、ゆとり世代の新人劇団員と熱血劇団員の確執も勃発し、解散の危機に直面していた。

 そんな中、劇団バズーカの劇団員たちは『あるホストのボディーガード』という、警官・青木(金城)の依頼を受け、ホストクラブに潜入することに。潜入捜査を続けるなか、過去に起こったある事件を中心に、次々と新しい真実が浮かび上がってくる。そして、青木がターゲットのライバルホストたちと手を組み、新たに『劇団ブルース』を結成してしまい、いつしか劇団vs劇団の捜査バトルに発展。はたしてターゲットは無事に守れるのか?事件の謎は解けるのか?そして、解散危機の劇団バズーカの運命は!?

 「スーパー戦隊シリーズ」出身の役者たちが、個性豊かな登場人物を魅力的に演じ、熱い演技バトルが繰り広げられる本作。思わず笑ってしまうようなコミカルな演出はもちろん、物語が進むにつれて次々と真実が明らかになっていくミステリー要素あり、アクションあり、歌あり、胸キュンシーンあり…いろんな魅力が凝縮されている。また、「スーパー戦隊シリーズ」ファンの心をくすぐる小ネタがどころどころに散りばめられているのも、本作ならでは。

 今作で座長を務める鈴木は、舞台の見どころについて「なんといってもヒーローがこれだけ集まっているというのは、僕が見る立場だとしてもすごく嬉しいし、楽しいこと」と笑顔をみせ、「観に来てくださる方の中には特撮ファンの方も非常に多いと思うので、楽しんでもらえたら」とコメント。

 映画版の『俺たち賞金稼ぎ団』から3作連続出演となる斉藤は「僕が演じる役は『獣電戦隊キョウリュウジャー』の役とはまったく違う役柄。それと同じように、ヒーローだったキャストが、それとはまったく違う役柄をやるというのが面白い」と話し、「とにかくハッピーで楽しい、そしてエネルギッシュな作品だと思うので、それが伝わればいいなと思います」と作品への想いを語る。

 同じく映画版から出演している金城は「見どころはたくさんあるけど、個人的には青木と金原の友情」と発言し、「スーパー戦隊シリーズ」のブルーが集結していていることにも触れ「オジサンになったブルーたちがたくさん出ます。ブルーの共演もぜひお楽しみください!」と力強く語る。丸山も「映画から『俺たち賞金稼ぎ団』に参加させてもらっていますが、この一つの作品が、こうしてキャストが変わってもできるということが、本当に素晴らしい」と語り、「金原と青木の友情も描かれているので、そこは見どころです」とアピール。

 演出を手がけるきだは「みどころといったらやっぱり火花散る演技合戦。今回は『劇団バズーカ』のほかに、『劇団ブルース』が結成されます。話の中でも対決するけど、話の中だけじゃなく、役者同士が本当に演技をぶつけ合っている感じ」と語り、「みんなのガチな感じの演技合戦を楽しみにしてもらえたら」とコメント。

 短い稽古期間ながら、意見を出し合ったり、稽古終わりにご飯に行ったり、濃密な稽古期間を過ごしたというキャスト陣。鈴木は「もらったものをただやっただけの作品ではない。いろんな意見を言い合って、みんなで作り上げた感じ」と胸を張る。馬場も「本当にタイトなスケジュールの中で稽古をしてきましたが、そこを全速力で駆け抜けてきたイメージ。その勢いを本番に持っていって、みんなで頑張っていきたい」と意気込む。

 さらに、きだは「今回は芝居熱の高い人と頭の回転が速い人が多くて、演出家としては嬉しい反面ちょっと怖かった」と告白。そして「僕の指示が早いか、みんなのアイディア出しが早いか…という感じだったので、短い稽古の中でもとてもスピーディーにスムーズに進み、濃密なものが作れた」と明かし、「今回集まったメンバーに感謝しています。改めてありがとう」と、キャスト陣に感謝を伝えた。

 最後に鈴木が「劇団バスーカに対して、ホスト側や劇団ブルース側のお芝居のコントラストが、お客さんにどう見えるのか楽しみ」と語り、「最初にきださんに『(鈴木が演じる)翠斗の心情を追えるドラマにしたい』というお話をいただきました。そこに関わってくるホストの話や、過去の話が複雑に絡んでくるので、シリアスな部分はありますが、劇団バズーカの力をかりてコミカルに面白く描かれています。ぜひ、観ていただけたら幸いです」と語り、囲み取材を締めた。

 TOEI HERO NEXT ステージ 舞台『さらば俺たち賞金稼ぎ団』は、2月16日(木)〜22日(水)までTHEATER1010にて上演(全10公演)。毎公演「スーパー戦隊シリーズ」にゆかりのあるスペシャルゲストが登場し、各公演のアフタートークにも出演する。また、同公演のDVDが6月14日に発売されることも決定。

関連写真

  • 舞台『さらば俺たち賞金稼ぎ団』の囲み取材に出席した(左から)演出・きだつよし、馬場良馬、鈴木勝吾、斉藤秀翼、金城大和、丸山敦史(C)Deview

  • 舞台『さらば俺たち賞金稼ぎ団』ゲネプロより(C)Deview

  • ホストの翠斗役を演じる、座長の鈴木勝吾(C)Deview

  • 舞台『さらば俺たち賞金稼ぎ団』ゲネプロより(C)Deview

  • 舞台『さらば俺たち賞金稼ぎ団』ゲネプロより(C)Deview

  • 舞台『さらば俺たち賞金稼ぎ団』ゲネプロより(C)Deview

  • 舞台『さらば俺たち賞金稼ぎ団』ゲネプロより(C)Deview

  • 舞台『さらば俺たち賞金稼ぎ団』ゲネプロより(C)Deview

  • 舞台『さらば俺たち賞金稼ぎ団』ゲネプロより(C)Deview

  • 舞台『さらば俺たち賞金稼ぎ団』ゲネプロより(C)Deview

  • 舞台『さらば俺たち賞金稼ぎ団』の囲み取材に出席した(左から)演出・きだつよし、馬場良馬、鈴木勝吾、斉藤秀翼、金城大和、丸山敦史(C)Deview

  

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