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2017/11/30 22:53
良知真次「初演から3年越しの想いが叶った」超歌劇『幕末ROCK』絶叫!熱狂!雷舞 東京公演がスタート
超歌劇(ウルトラミュージカル)『幕末ROCK』絶叫!熱狂!雷舞(クライマックスライブ)の東京公演が29日より、AiiA 2.5 Theater Tokyoにて開幕。それに先駆けて、公開ゲネプロが行われ、主演の良知真次らキャストが囲み取材に出席し、本番への意気込みを語った。
原作は、2014年2月にリリースして以降、同年7月にはテレビアニメが放送され、“幕末”という時代設定のもと、志士(ロッカー)たちが音楽で新しい時代を創る、斬新で魅力的なキャラクターにあふれた人気コンテンツ。舞台版は2014年の初演、2015年の再演「超・超歌劇(ちょうウルトラミュージカル)」、2016年の続編「黒船来航」が上演され、今回、シリーズ4作目にして待望の雷舞(ライブ)公演を実施。
この日の囲み取材には、坂本龍馬 役の良知をはじめ、高杉晋作 役の糸川耀士郎、桂小五郎 役の三津谷亮、土方歳三 役の輝馬、沖田総司 役の佐々木喜英が出席。初演からシリーズを通して主演を務めている良知は「初演からライブ感を大切に、お客さまもペンライトを振りながら、一緒に歌いながら、踊りながら、“超歌劇(ウルトラミュージカル)”というのを作ってきました」と語り、「今回は稽古というよりリハーサルという形で作ってきましたが、リハーサル室では生まれなかったものが、大阪公演でのお客さまがくれる反応によって、絶叫!熱狂!雷舞(クライマックスライブ)というものが始まったんだなという実感がある」と吐露。
続けて、良知が「初演のときからキャストみんなで話していた、”いつかライブをやりたい”という想いが、3年越しに叶って、お客さまにもすごく楽しんでいただいていて、僕達も楽しみながらできている」と告白し、「初演・再演から比べると、桂(小五郎)とシンディ(高杉晋作)は顔がずいぶん変わったなと思ったら……」と話し出すと、三津谷は「やっぱり成長しましたよね!」と食いつき、糸川も「そうですね!」とすかさず賛同。さらに、三津谷は「可愛くなりましたね。あと、僕たち、身長もちょっと小さくなりまして……すみません!僕達、続編から(の出演)でございます!!」とノリツッコミをみせ、良知が「あれ?人が違う!?」とさらにボケると、「そうです!コラッ!!」(三津谷)と、息ピッタリの掛け合いで場を盛り上げる。
糸川は「よくアーティストさんのライブを観に行くんですが、『幕末ROCK』の雷舞(ライブ)は全然負けてない。お客さまの熱量がすごくて、みなさまと一緒に盛り上がる最高の雷舞(ライブ)だと思う」と話し、「東京公演もこの調子でぶちかまして、大阪公演でお客さまに頂いたパッションを出し切りたい」と知から強く語る。三津谷は「リハーサルのとき、僕と晋作の長州組はスベリ倒して、空気が重たくなるシーンがたくさんあったんです。でも、大阪公演ではお客さまの温かい笑顔に支えられて、僕たちはみなさんがいないと、成立しない二人組だなと改めて思いました」と明かし、「大阪ではお客さまの力をお借りしたので、東京では心の底から笑ってもらえるようなものを提供します。みなさんが脱衣(パージ)できるくらい、腹筋割れると思います(笑)」と意気込む。
「いい意味でセリフが少ない。でも、その代わりに、曲数が20曲を超えている」と語った輝馬。「今回は役者というかアーティストのように、自由に動いてその場の気持ちやテンションで成立しているというのが、雷舞(ライブ)だなとヒシヒシ思います」と打ち明け、「初演からやらせていただいていますが、土方歳三が輝馬で良かったと思っていただけるよう、一生懸命頑張ります」と宣言。
同じく、初演から沖田総司を演じている佐々木は、「今までいろんな2.5次元作品をやってきましたが、今回初めて初演からファイナルまで、代替わりすることなく、一つの役を演じました」と明かし、「その役が沖田総司で良かったと思いますし、その作品が『幕末ROCK』で良かったなと思います」としみじみ。また、「初演のときから、この作品をやるからには、絶対に雷舞(ライブ)をやりたいと思ってたので、シリーズ4作目にして叶ってとても嬉しく思っています」と喜びをかみ締め、「ファイナルにふさわしい、最高の雷舞(ライブ)になるよう、盛り上げていきますので、よろしくお願いします」とコメント。
「A」と「B」の2パターンのセットリストに加え、日替わり楽曲も用意されている今作。良知は「セットリストが2つあって、日替わりがあるというのは見どころ。残念なところは1回観ただけではすべてが聴けない。そしてすごく嬉しいところは、全部観たらすべてがわかるというところです!」とアピール。三津谷が「今回はかなりの爆音となっております。なので、もしかしたら、AiiA 2.5 Theater Tokyoの屋根が吹っ飛んで、野外ライブになるかもしれません」と語りつつ、「でも、傘とかは必要ありません。一緒に濡れて、一緒にオンザウェーブしていきましょう!!」と声を弾ませると、キャスト陣から「今日、晴れてるから!」と総ツッコミを受けていた。
最後に、良知は「変わらないことは、原作の良さや音楽の良さ、そしてお客さまが客席で楽しみに待ってくださること。その方々に純粋に楽しんでもらって、2.5次元作品として、『幕末ROCK』をやって良かった、観に来て良かったなと思ってもらえるよう、千秋楽を飾りたいと思います」と決意を新たにした。
超歌劇(ウルトラミュージカル)『幕末ROCK』絶叫!熱狂!雷舞(クライマックスライブ)は、12月3日(日)までAiiA 2.5 Theater Tokyoで上演。なお、12月3日(日)の大千秋楽公演(12:00公演「セットリストB」、17:公演「セットリストB」)が、映像配信サービス『GYAO!』内の特設ページ『ニゴステ(2.5次元ステージ)』にて、生配信される。2018年3月23日には、同公演のBlu-ray&DVDが発売されることも決定。
(C)2014 Marvelous Inc./幕末Rock製作委員会
(C)2014 Marvelous Inc./超歌劇『幕末Rock』製作委員会