ニュース
2017/11/02 18:29
話題の2.5次元俳優・崎山つばさ「今でもドッキリかと…」デビューイベントでファン2000人が熱狂
ミュージカル『刀剣乱舞』、舞台『煉獄に笑う』など、数多くの2.5次元舞台で活躍中の若手俳優・崎山つばさが1日、池袋サンシャインシティ 噴水広場にて、デビュー曲『月花夜』の発売記念ミニライブを行った。
ミュージカル『刀剣乱舞』では石切丸としてCDリリースをしており、崎山演じる石切丸がセンターを務める『刀剣男士 formation of 三百年』の初シングル『勝利の凱歌』(9月27日発売)が、10/9付オリコン週間シングルランキング初登場1を記録。“崎山つばさ”個人名義でのCDリリースは今回が初となる。1階から4階までたくさんの観客で埋め尽くされた会場を見渡しながら、崎山は「ドッキリなんじゃないかと今も思っているんですが、本当に嬉しいです」と喜びをかみ締めた。
デビュー曲の『月花夜』は、2017年夏に池袋・サンシャイン劇場で上演された舞台『煉獄に笑う』の劇中歌であり、崎山も同舞台に曇芭恋(くもう・ばれん)役で出演。縁の地・池袋でデビュー日を迎えたことについて、「今、サンシャイン劇場に行って、『煉獄に笑う』をできるくらい、まだ芭恋が僕の中に残っているんですが(笑)」と笑いを交えつつ、「その舞台の劇中歌を、同じ池袋の噴水広場で披露できるというのは、感慨深いものがあって感動します」としみじみ。
和楽器界で活躍中の中村仁樹(尺八)、古里祐一郎(太鼓)、北村貴寿(津軽三味線)、大川義秋(箏)の4人からなる和楽器隊「桜men」のメンバーとともに、デビュー曲『月花夜』を披露すると、優しくも温かい歌声に会場もうっとり。「桜men」とのコラボは、崎山本人が今回の歌手デビューにあたって、楽曲の世界観からビジュアルの見せ方に至るまで“和”をテーマとしたいという強いこだわりから実現したという。
今回、ミュージックビデオのメイキングで、各楽器を演奏する機会があったという崎山。「今回、初めて和楽器に触れたんですが、すごく難しくて。特に尺八は音が出なかった」と振り返り、「みなさんもどんな音なのか、あまりわからないと思うので、これを機に生の音を聞いてもらいたい」と語る。
そして中村が尺八演奏を始めるも、途中から馴染みのある曲「ハッピーバースデートゥーユー」へと変化し、ステージ袖からは大きなケーキが登場。すると、崎山は「嘘〜〜〜〜! 聞いてなかった!! だから『音の確認して』って、あれほど強く言われたんだ(笑)」とサプライズ演出にビックリ。改めて「11月3日に誕生日を迎えて28歳になります。まさかこんな場所で祝っていただけるなんて、嬉しいです。ありがとうございます」と満面の笑みを浮かべていた。
イベント最後には、カップリング曲『君の隣へ』を熱唱。アップテンポでロック調の楽曲に、会場のボルテージも一気に上昇。詰め掛けたファンとともに拳を振り上げ、大盛り上がりでリリースイベントは幕を閉じた。