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2017/02/13 17:01

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ミュージカル『刀剣乱舞』で注目の若手俳優・崎山つばさ「これからも貪欲に努力していきたい」ファースト写真集『YOKU』を発売

ファースト写真集『YOKU』を発売した崎山つばさ(C)Deview
ファースト写真集『YOKU』を発売した崎山つばさ(C)Deview

 ミュージカル『刀剣乱舞』〜阿津賀志山異聞〜(石切丸役)や「ROCK MUSICAL BLEACH」〜もうひとつの地上〜(阿散井恋次役)など、人気の2.5次元舞台に次々と出演し、注目を集めている若手俳優・崎山つばさが、ファースト写真集『YOKU』(徳間書店)を発売。役者デビューから3年、勢いを増し続けている崎山が、“今”の自分を全部出し切ったという同作品への想いを語った。

 本作は、崎山の日常を切り取った等身大の姿や、コンセプトに合わせたスタイル、愛犬・チャコとのお散歩ショットなどの撮りおろし写真のほか、幼少期から27歳になった現在までのすべてをさらけ出した、本邦初公開のプライベート写真とロングインタビューも収録された、ファン待望のファースト写真集。11日に大阪、12日に都内で発売記念イベントを開催し、2日間で2000人を超えるファンが駆けつけ、初の握手会でファンとの触れ合いを楽しんだ。

 企画段階から携わり、いろんなアイディアを出したという崎山。「表紙とタイトルはドキッとさせるようなものにしたかった」と語り、「僕自身は普段あまり“欲”はないのですが、写真集では“実はこういう一面もあるんだよ”というものをいろいろと見せていきたいと思って、撮影に臨みました。撮影を通して、自分でも新しい一面を発見できましたし、ファンの方に崎山つばさを“もっと知ってもらいたい”“欲してもらいたい”という貪“欲”な想いと、“つばさ”という名前なので、翼の漢字の音読み“ヨク”というのにもかけて『YOKU』というタイトルをつけました」とタイトルに込めた想いを語る。

 お気に入りのショットに関しては、愛犬・チャコとのお散歩ショットを挙げ「みなさんの前に立つときは、どうしても仕事モードになってしまうけど、チャコと一緒の写真は一番自然で、ほぼ素に近い顔。もはや、家にいるときの崎山つばさです」と笑顔をみせる。実はチャコとの写真は、当初予定はなく、制作段階で急遽決まったという。「“崎山つばさの1日”をテーマにした写真を撮りたいと提案した際に、散歩のシーンを撮ることになって。それで急遽、チャコと撮影する事になったんです」と明かす。

 さらに写真集には、愛犬に加え、崎山家の全員集合写真(父・母・兄はバックショット)も収められている。「撮影のとき、母親がチャコを連れてくることになったんですが、『お母さんが行くならお父さんも行く』っていう話になって、父親も来ることになり。それで、せっかくなら…と兄にも連絡をして、家族が全員集合しました(笑)」と、まさかの展開になったと話し、「家族写真って、この年になるとなかなか撮らないですし、すごくいい機会をいただけて、嬉しかったです」と、ほのぼのとした撮影エピソードを語った。

 家族にも写真集を渡したそうで、写真集を見た反応はというと「写真集を渡した当日に写真が送られてきたんですけど、お父さんは“指紋つけられない”って、手袋をして読んでいました(笑)。すごく喜んでくれたみたいです」と顔をほころばせる。

 今回の写真集には、幼少期から現在に至るまでのことを語ったロングインタビューも収録されている。幼少期は「活発な少年だった」と話した崎山は、「スポーツをやっていたので、活発ではありましたが、今の仕事に通ずるものがけっこうある」という。「野球でもサッカーでもそうですが、レギュラーになるため“日々努力することが大切だ”いうことが身についた。今でも『継続は力なり』という言葉を座右の銘としていますが、それは幼少期からずっとスポーツをやってきたことが大きいと思います」と振り返る。

 そんな崎山に転機が訪れたのは、大学の就活時期のこと。最初は周りと同じように普通に就活していたものの、途中で方向転換。高校生の頃、エキストラで映画やドラマに出演していた経験や大学生のときに読者モデルをやっていた経験もあり、芸能界の道を目指すことを決意する。

 大学卒業と同時期くらいに、今の事務所に所属したが、その後はオーディションを受ける日々で、なかなか役者としての仕事に恵まれなかった。「最初の頃はアルバイトしながらやっていましたし、苦しい時期もありました。でも、今思うとその時間は大切な経験だったし、それが今に繋がっていると思います」とコメント。

 さらに「舞台のアンダー(出演者の台詞や動き、歌などを覚えて、出演者が出られなくなった際に代役で出演する役割)をやっていた時期があって。もちろん、メインの役者さんは、輝いていたし、見せ方も上手くてさすがだなって思っていたけど、昔から負けず嫌いでもあったので、“この差ってなんだろう”って感じていて。そのときに“いつかメインで出ている人たちと一緒の舞台に立ちたい、むしろ越えるくらいになりたい”という想いが芽生えて、“絶対にこの世界で生き残ってやる!”という決意をしました」と当時の心境を明かす。

 2014年に舞台で役者デビューを果たして以降は、ミュージカル『刀剣乱舞』〜阿津賀志山異聞〜のほか、『孤島の鬼』、『ノラガミ -神と願い-』、ミュージカル『Dance with Devils』、『クジラの子らは砂上に歌う』、「ROCK MUSICAL BLEACH」、*panish* vol.15『サムライモード』など、注目の舞台作品に立て続けに出演。

「この世界は椅子取りゲームでもあると思うので、それを勝ち取るという意識は常に持っています。普段はわりと、のほほんとしていますが、内に秘める闘志はすごくある。そのためにも、歌やダンス、殺陣など、そういう仕事が来たときにきちんとできるように、常に先を見据えて準備をしておくことを大事にしています」と強い眼差しで語る。

 そして、3月4日からは、ミュージカル『刀剣乱舞』の新作公演「〜三百年(みほとせ)の子守唄〜」に再び石切丸として出演。ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズは、本公演のほか、2016年11月には、広島の嚴島神社で世界遺産登録20周年記念奉納行事としての特別公演を実施、翌12月には、大阪と東京で行われたライブ公演で約5万人を動員。さらには、2017年1月に中国・上海で初の海外公演を大成功に収めるなど、その勢いを増し続けている。

「『刀剣乱舞』は、もともと原案であるゲーム自体がすごく人気のある作品。だからこそ、そこに甘えてはいけないと思っていますし、これまでも“いい作品にしたい”という想いで、努力してきましたが、今回はそれ以上のことをしたい。ミュージカルがゲームを超える、そんな可能性を秘めている作品だと思うので、『刀剣乱舞』の人気コンテンツに、役者とスタッフさんの力が加わって、爆発を起こせるような作品にできればと、常に考えながら稽古に臨んでいます」と意気込む。

 最後に今後の目標について聞くと「今は舞台を中心にやらせていただいていますが、のちのち僕の中でやりたいこともあるので、それに向けて、いろんなジャンルの仕事に挑戦していきたい。ファンの人たちに、また違った崎山つばさを見せられたらいいなと思います」と話し、「自分自身、役者としての経験はまだまだこれから。今27歳なのですが、“30歳までは下積み”とおもっているので、これからも貪欲に努力していきたいと思います」と力強く語った。

【プロフィール】
崎山つばさ●1989年11月3日生まれ、27歳。千葉県出身、B型。スペースクラフト・エンタテインメント所属。2.5次元作品をはじめ、舞台を中心に活躍中。主な出演作は、ミュージカル『刀剣乱舞』〜阿津賀志山異聞〜、『孤島の鬼』、『ノラガミ -神と願い-』、ミュージカル『Dance with Devils』、『クジラの子らは砂上に歌う』、「ROCK MUSICAL BLEACH」、*panish* vol.15『サムライモード』など。3月4日上演されるミュージカル『刀剣乱舞』〜三百年(みほとせ)の子守唄〜(3/4〜26 AiiA 2.5 Theater Tokyoほか)に出演。

関連写真

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  • ファースト写真集『YOKU』への想いを笑顔で語る崎山つばさ(C)Deview

  • 11日に大阪、12日都内で行われた発売イベントには、2000人を超えるファンが詰め掛けた

  

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