連続テレビ小説『ひよっこ』で注目の磯村勇斗、憧れの朝ドラ出演に至るまでの日々を振り返る | ニュース | Deview-デビュー

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2017/09/06 08:11

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連続テレビ小説『ひよっこ』で注目の磯村勇斗、憧れの朝ドラ出演に至るまでの日々を振り返る

役者を志したきっかけや、憧れの朝ドラ出演に至るまでの日々を語った磯村勇斗。撮影/宮坂浩見 (C)Deview
役者を志したきっかけや、憧れの朝ドラ出演に至るまでの日々を語った磯村勇斗。撮影/宮坂浩見 (C)Deview

 ドラマ『ごめん、愛してる』(TBS)、『あいの結婚相談所』(テレビ朝日)をはじめ、テレビ番組、映画、舞台などを手がける制作会社「メディアミックス・ジャパン(略称:MMJ)」内のマネジメントセクション「BLUE LABEL」が、オーディションサイト「デビュー」と共同で、ワークショップオーディションを開催。現在放送中の連続テレビ『ひよっこ』で注目を集める同事務所の若手俳優・磯村勇斗がデビューのインタビューに応じ、役者を志したきっかけ、憧れの朝ドラ出演に至るまでの日々を語った。

【磯村勇斗インタビュー】

◆「目指すからには、中途半端に終わりたくないし、絶対に成功してやる!と思っていた」

――磯村くんが芸能界に興味を持ったきっかけは、中学のときに自主制作した映画がきっかけだったんですよね。

【磯村勇斗】「そうですね。15分くらいの作品でしたが、脚本、カメラ、主演も自分でやって。それを学校で上映したときに、たくさんの拍手をもらって、演じていて面白いうえに、評価してもらえて嬉しかったんですよね。それで、この楽しさをより感じるには、役者になるしかない!と思いました」

――中学の頃に描いた夢を、一度もブレずにずっと抱き続けてきた、その原動力って何だったんですか?

【磯村勇斗】「なんだろうな……。人にチヤホヤされたり、有名になりたいという願望が、密かに自分の中にあって、芸能界ってどんな世界なのか見てみたいっていう好奇心もあったし、ずっと憧れを抱いていて。人を喜ばせることも好きだったし、中学の頃から、この道しか見てなかったので、自分の中でほかの選択肢がなかったというか、役者の仕事以外、ほかの仕事にまったく興味がなかったんです。目指すからには、中途半端に終わりたくないし、絶対に成功してやる!と思っていたし、そういう強い想いがあったから、ずっとブレずにやってこられたのかなとは思います」

――高校生の頃、芝居を学ぶために地元の劇団に入って、舞台に立ったことも大きかったのでは?

【磯村勇斗】「そうですね。そこでお芝居というものに触れて、お客さんの前で演じるということを経験できたので、たぶん、その瞬間にさらに芝居への熱い想いに火がついたような感じだったんだと思います。高校時代に舞台に立ったことは、自分の中ではすごく大きな経験でした」

――その後、上京して大学に通うわけですが。

【磯村勇斗】「2年のときに退学してしまいました。もともと大学には進学せずに、プロダクションや劇団に入ろうとしていたけど、両親に猛反対されて。最終的には“演技ができる大学に行く”ということで落ち着いたんですが、大学に通っている中で、4年間も大学にいたら、自分の熱意がどんどん失われていく気がしたし、“もっと外の世界を観たい”“いろんなものを吸収したい”“一刻も早くプロとしてやっている方と一緒に演じたい”という気持ちでいっぱいになり、結局、中退しました。今思えば、そのことが一番大きな一歩かもしれません」

――大学生という、ある意味“保険”を捨てて、自ら逃げ場をなくして役者一本を目指すというのは、生半可な気持ちではできませんよね。

【磯村勇斗】「もともと、親に言われたから進学を選んだけど、やっぱり役者になるという想いのほうが強かったんですよね。その後、アルバイトして生活費を稼ぎながら、オーディション受けたり、舞台に出たりしていて。そんな中で、自分より若い役者さんや同世代の役者さんが映画やドラマなどに出ているのを見ていて、“この差って、なんなんだろう?”と、すごく疑問に思っていました。努力すれば間違いなく成功するという世界でもなさそうだし、急にブレイクすることもあるっていうのは分かっていたので、どうしたら成功するんだろう?って、悶々としつつも“最後に勝つのは努力した人なんじゃないか?”と信じて、コツコツと努力していました」

――舞台に出演していたがきっかけで、事務所に所属。その後、『仮面ライダーゴースト』でアラン/仮面ライダーネクロム役を演じ注目を集め、現在は、連続テレビ小説『ひよっこ』で見習いコック・前田秀俊役で出演。注目作が続いていますが、朝ドラに関しては、思い入れが強かったとか?

【磯村勇斗】「役者を目指していたけど、上手く進めなくて葛藤していたときに、朝ドラで活躍している自分と同世代の役者さんたちの活躍を観て、すごいなと思ったけど、同時に悔しいという思いが強くて。『仮面ライダー』もそうでしたけど、ただ憧れの場所というのではなく、“絶対自分もその場所に立ちたい!”という想いがありました。それと、朝ドラに関しては、僕が小さい頃から両親がずっと見ていた作品でもありましたし、そういう歴史ある作品に携わりたいなという気持ちもありました」

――そんな磯村くんが所属する、BLUE LABELがオーディションを開催ということで、事務所のこともお聞きしたいのですが。

【磯村勇斗】「まだできたばかりの事務所ですけど、その分、役者とマネージャーさんの距離が近くて、一人一人ちゃんと見てくださいますし、これからの事務所なので、お互い“みんなで一緒に跳ね上がろう! 一緒に大きくしていこう”という熱い想いがあるなって感じます。そういう勢いみたいなものは感じますし、飛躍していっている最中の面白さがあると思います」

――テレビ番組、映画、舞台などを手がける制作会社「メディアミックス・ジャパン(略称:MMJ)」に設立されたマネジメントセクションという部分も強みなのかなと思います。

【磯村勇斗】「そうですね。制作会社が母体としてあるので、制作側からの意見をすごくもらえるんです。プロデューサーさんからの見え方とか、監督からの意見とか、事務所でお会いしたときや、ご飯に行く機会があるときに、いろんな意見をくださるので、幅広い視野で物事を考えられるようになります。それは、うちの事務所ならではの強みだと思います」

――今回のオーディションも、実際にドラマや映画などの作品を手がけていらっしゃる方によるワークショップが実施されます。磯村くんも受けたりしていた?

【磯村勇斗】「『仮面ライダーゴースト』をやる前くらいまでは、僕もワークショップを受けていました。MMJのワークショップは、実際に現場で作品づくりをされている現役の監督さんがやってくださるので、わりと現場に近いことが学べるんですよね。即興性や瞬発力、柔軟性が鍛えられるし、現場に近い感覚で芝居ができると思います」

――夢を叶えるために必要不可欠なこととは?

【磯村勇斗】「“絶対、どうにかしてその場所に立ってやる! 成し遂げてやる!!”という野心、強い意思はあったほうがいいと思います。“この役者さんには負けたくない”、“ここには埋もれたくない”、“オンリーワンにならないと意味がない”とか、負けず嫌いな気持ちも大切だと思います。憧れだけではなく、悔しいと思わないと絶対上には行けないと思うんです。その瞬間の自分に満足せずに、“常に挑戦”という想いでいることかなと思います」

――では、最後にオーディションを受けようと思っている読者に、メッセージをお願いします。

【磯村勇斗】「オーディションのこととかって、すごく考えたり、悩んだりすると思うんですが、考えることを1回捨てて、思い切って受けるという行動力って大事だと思います。僕もみなさんと同じように、事務所どうしようかな?って、すごく考えて迷っていた時期がありました。でも、受けてみないと何も始まらない。受けてダメだったら、次に進めばいいし、受かったら喜べばいいし、考えるのは辞めてまずはやってみよう!と切り換えて受けていました。なので、迷っているのなら、その一歩をぜひ踏み出して行動してみてください!」

 なお、磯村勇斗のロングインタビュー全文、ならびに、デビューとの共同ワークショップオーディション「BLUE LABEL AUDITION 2017」の応募詳細は、デビューにて掲載中(下記リンク参照)。同オーディションの応募締切は9月11日(月)まで。

【プロフィール】
磯村勇斗(いそむら・はやと)●1992年9月11日生まれ、静岡県出身。BLUE LABEL所属。2014年にドラマ『事件救命医2〜IMATの奇跡〜』(テレビ朝日)で本格デビュー。2015年『仮面ライダーゴースト』(テレビ朝日)で、アラン/仮面ライダーネクロムを演じ注目を集める。現在、NHK 連続テレビ小説『ひよっこ』で見習いコック・前田秀俊役で出演するほか、プレイステーション『New みんなのGOLF』のTV-CMに出演中。11月25日には、出演映画『覆面系ノイズ』への公開が控える。

関連写真

  • 役者を志したきっかけや、憧れの朝ドラ出演に至るまでの日々を語った磯村勇斗。撮影/宮坂浩見 (C)Deview

  • 連続テレビ小説『ひよっこ』(NHK)で、有村架純演じるヒロイン・谷田部みね子を優しく支える先輩・前田秀俊(ヒデ)を演じている磯村勇斗。撮影/宮坂浩見 (C)Deview

  • 連続テレビ小説『ひよっこ』(NHK)で、有村架純演じるヒロイン・谷田部みね子を優しく支える先輩・前田秀俊(ヒデ)を演じている磯村勇斗。撮影/宮坂浩見 (C)Deview

  • 連続テレビ小説『ひよっこ』(NHK)で、有村架純演じるヒロイン・谷田部みね子を優しく支える先輩・前田秀俊(ヒデ)を演じている磯村勇斗。撮影/宮坂浩見 (C)Deview

  • デビューとの共同ワークショップオーディション「BLUE LABEL AUDITION 2017」を開催。写真は同事務所所属の俳優、庄野崎謙(左上)、磯村勇斗(右上)、山口大地(左下)、小槙まこ(右下)

  

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