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2017/01/23 19:26
ミス日本2017、京都の陸上美女・高田紫帆さんが「グランプリ」と「ミス着物」をW受賞「母校の恩師に喜びを伝えたい」
『第49回ミス日本コンテスト2017』が23日、京王プラザホテルで開催され、京都府出身の大阪大学文学部2年生・高田紫帆(たかだ・しほ)さんが「グランプリ」と「ミス着物」のダブル受賞を果たした。
今年のミス日本は「輝く行動美人」をテーマに、公式サイトおよびオーディションサイト「デビュー」などで募集。2156名のエントリーの中から、最終審査に進んだ19歳から25歳までの候補者13人を対象に、昨年10月から1月まで勉強会を実施。この日行なわれた最終審査では着物、ドレス、水着による審査が行われ、ウォーキング、自己PR、質疑応答の審査が行なわれた。
高田さんは、小学生のころから陸上に打ち込み、長距離の選手として活躍。中学時代はジュニアオリンピックに出場するなどの成績を残した。自己PRでも「今の私の土台を作っているのは陸上です。京都では誰にも負けないと思っていました」というが、しかし「腰の疲労骨折の影響で、気持ちに身体がついて行かなくなり、悔しくて眠れない夜を送った」と明かす。
そんなとき、陸上の恩師が“心のミーティング”をしてくれたおかげで立ち直ることができたと語る高田さん。グランプリの喜びもまず一番に「怪我をしたときに支えてくれた母校の恩師に伝えたい」といい、心からの感謝を今も胸に抱いている。その感謝の気持ちを忘れず「誰かのために、高いアンテナを張って生きていきたい」という。
尊敬する人物として、エレノア・ルーズベルトの名を上げる。第32代米大統領フランクリン・ルーズベルトのファーストレディとして、病気がちの夫を支えながら、世界人権宣言の起草に携わり、世界のために尽力する姿に憧れるという。「世界が自国の利益を優先しようとする今こそ、日本の和の心、慈しみの心を世界に発信したい」と語る。
今後は報道の分野にも興味があるとのことで、「今まで、社会のことを知らなかったので、勉強の意味も含めて報道のお仕事を経験したい。ジャーナリストの方々のように、いろいろなものを見て、発信できる人に憧れています」と、自身の将来像を語った。
なお、グランプリとともにミス日本各賞も発表され、「水の天使」には宮崎あずささん、「海の日」には三上優さん、「みどりの女神」には野中葵さん、準ミス日本には宮西伽奈さんがそれぞれ選ばれた。