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2016/01/25 19:13
ミス日本2016に維新の党代表・松野頼久氏の次女、松野未佳さん 父の職業欄は「会社社長」で応募
初開催から66年目の歴史を持つ日本を代表するビューティーページェント、『第48回ミス日本コンテスト2016』が25日、京王プラザホテルで開催され、2804人の候補者の中から13名のファイナリストが最終審査に臨んだ。グランプリに輝いたのは、20歳の慶応義塾大学2年生、松野未佳(まつの・みか)さん。自民党・松野頼三の孫で、維新の党・代表松野頼久氏の次女である松野未佳さんは「ミスの任期の1年間、何をしたら人の役に立てるかを考えたい」と語った。
着物、ドレス、水着でのウォーキングおよびポージング、自己PR、質疑応答の各審査項目の審査を経て、審査員の投票制で行われた最終審査。質疑応答で「少子高齢化問題」について聞かれると「子どもを産んでしまうと仕事がしにくくなるという女性の不安も一因。その不安を取り除くために、育児休暇をとりやすい制度を一丸となって作り上げることが必要だと思います。生意気言って申し訳ありません」と回答。一方で「ボーイフレンドのお母さんの心をつかむ方法」についての質問には「お料理についてお母様とお話したいです。人生の大先輩に料理のコツを教えていただきたい」と“いいお嫁さん”候補として満点の回答を返した。そして、グランプリの発表で名前が呼ばれると、目に涙を浮かべながら「このようなすばらしい賞をいただけると思っていなかったので、本当にうれしいです。選んでいただいた皆さまが1年後に後悔しないよう一生懸命頑張りたい」と挨拶した。
小さい頃に祖父の姿を見て政治家に憧れた松野さん。「地元の熊本で、皆さんが祖父に親しみを持って集まってくるようすを見て、愛されている方だな、ああいう人になりたいと思っていました」。今回のグランプリ受賞によって自分に対する自信を強め、人のためになる仕事への夢を強くしたが、「政治家は憧れの職業であることに変わりはないのですが、1年間たくさんの人と関わって話を聞いて、自分なりに何をしたら人の役に立てるのか考えたい。ミス日本はいろんな分野でのお仕事ができるので、多くのことを学びたいです」と語った。
父親である維新の党・代表松野頼久氏は、娘のコンテスト応募に気をもんでいたよう。「保護者の職業欄を記入するときに父に相談したんですが、“もしかしたら足をひっぱるかも知れないから”と“会社社長”という肩書きのほうを書くように薦められました。そちらも本当なので」。また「勉強会が終わるたびに“何を勉強したの?”ってうっとうしいぐらいに電話がかかってきて(苦笑)。でも最終審査の前には“頑張ってね”とメールで激励してくれました」という裏話も。そして「二人三脚でアドバイスをくれた母にも感謝しています。賞品の海外旅行は両親と行きたいです」と笑顔を見せた。
なお、『準ミス日本』には谷本英理子(たにもと・えりこ 22)さん、『水の天使』には須藤櫻子(すどう・さくらこ 21)さん、『みどりの女神』には飯塚帆南(いいづか・ほなみ 22)さん、「海の日』には杉浦琴乃(すぎうら・ことの 22)さん、『ミス着物』には織茂璃穏(おりも・りお)さんがそれぞれ選出された。