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2016/01/17 22:16
元HKT48「ゆうこす」菅本裕子、『ミスiD2016』初代“準”グランプリに! 選考委員も「地の底を見ている人は強い」と賞賛
講談社主催の「全く新しいタイプの女の子を発掘して育てる」オーディション『ミスiD2016』のお披露目&グランプリ発表イベントが17日、日本橋公会堂で行われた。グランプリには20歳の保紫萌香が選ばれ、初めて設けられた準グランプリには元HKT48の「ゆうこす」こと菅本裕子(21歳)が選出された。菅本は「初代準グランプリって面白いからちょっとラッキー」と笑顔を見せ、「今は人前に出るのがすごく楽しい。いろんな仕事に挑戦したい」と前向きに語った。
この日は4000名の応募者のなかから多彩な選考委員の目を通じて選ばれた、それぞれ個性あふれる9人のミスiD2016がステージでお披露目された。現役アイドルから、男装のロカビリー歌手、柔術日本チャンピオンなどの個性派に混じって、かつてHKT48で活躍した菅本裕子もステージに立っていた。「緊張で手汗が…」と言いながらマイクをとった菅本は「私がまさか、こうやってステージに立ってライトを浴びるとは思っていなかったので、人生とは何が起こるかわかんないなって思います。普通の21歳からしたら、波乱万丈の人生を送って来たと思ってるんですけど、今その過去の記憶が全く無くてですね(笑)。なんか今までのことは、ここのスタートの序章だったんじゃないかって思います。今日から楽しい毎日が続いていけばいいな」と挨拶した。
準グランプリとして発表された後には「そりゃあやっぱりグランプリが嬉しいと思うじゃないですか? でも『準』のほうが今年から初めてのものだから、面白いかなって思っちゃったから嬉しいです」とコメント。取材陣によるフォトセッションの際に涙を見せる一幕もあったが、「半年前にミスiDに運命を感じて、受けたんですけど、ホントになっちゃって、夢なのかなって、意味わかんない感情になっちゃって泣きました。またステージに立てたという喜びもあったのかなって思います」と涙のわけを明かした。
さらに終了後の囲み取材では「生まれてからずっと、いろんな人にモテたいって思ってたから、カワイイ撮影が出来たり、グラビアができたら嬉しいです。ミスiD2016を受けてから視野が広がったので、演技だったり、歌だったりにもチャレンジしたい。今は人前に出るのが凄く楽しくて、いろんな仕事に挑戦したいなって思いました」と前向き。
ミスiD実行委員長の小林司は「準グランプリを悔しいと言うと思ったんですけど、新しい賞だから嬉しいって言っちゃうようなフレキシブルさが、菅本裕子のすごさだと思う。選考委員の一人の吉田豪さんがプロレスラーを取材するなかで『地の底を見ている人は強い』と感じていたらしいんですが、ゆうこすはネット上でのバッシングも含めて相当『地の底』だと思うんです。『菅本裕子』とググッたときに出てくるいろんなものをはねのけて、今こんなに楽しそうにしている。彼女が世に出ることで、ネットでくすんだり、二度と立ち直れなくなったり、閉じこもってる女の子に対して一つの答えになるんじゃないかと思う。ただのかわいいおっぱいの大きい子じゃない。かわいいしおっぱいも大きいんですけど(笑)。そこも自覚的で、武器にできるという子はほかにいないと思います。AKB48グループにもこれだけ破壊力のある子はいない」と菅本を評した。
菅本は「私元HKT48だし、ツイッターのフォロワーも地味に多いので、“ミスiDに出なくてもいい”とか言われるんですが、実はこの先2月のイベントしか仕事が決まっていないんです。今も月に1回ぐらいなので、お仕事待ってまーす!」と、ミスiD2016準グランプリの肩書きを武器に、早速たくましく営業活動を開始した。