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2016/12/10 08:01
2017年の新アニー・野村里桜9歳と会百花11歳、ゴージャスになった新衣裳で登場
丸美屋食品ミュージカル『アニー』2017年公演の記者会見が9日、汐留日テレホールで開催された。オーディションでアニー役に選ばれた野村里桜(9)、会百花(11)をはじめ、ウォーバックス役の藤本隆宏(46)、ミス・ハニガン役のマルシア(47)、グレース役の綾乃かなみ(40)、ルースター役の青柳塁斗(26)、リリー役の山本紗也加(29)ら大人キャスト、新たに演出を手がける山田和也が登壇した。
2017年版は新演出家の下、演出、翻訳、編曲、そしてキャストも一新。新アニーの2人は、つやつやのベロア生地でちょっと豪華になった新衣裳で登場。野村は「ゴージャスになってて嬉しい」と言い、会は「この衣裳を着るのがずっと楽しみでぜんぜん寝れませんでした。でも自分が思った以上に可愛くて嬉しい!」と喜んだ。
10月に行なわれた最終オーディションを突破してアニー役を射止めた2人。2014年にモリー役で出演し、今回2度目のオーディションで念願のアニーとなった野村は「モリーになったときのアニーがすごく上手で憧れでした。今回、ダンス審査では振付を自分で考えて踊るところが変わっていました」と振り返る。そしてアニーの魅力について「前向きで落ち込まない子、憧れの役で、演りたくなる何かがあります」と語った。
Wキャストの会は、アニーのオーディション初挑戦で主役をゲット。「審査の初日に歌えなかった『Meybe』を、最後に“歌ってみて”って言われたとき、嬉しくて“受かっちゃうんじゃないかなあ〜?”って思いました(笑)」というポジティブ思考が功を奏したのか、見事に合格。「すごく光栄です。選んでくれたことに感謝して演じたい」と気を引き締めた。
そして野村は「(犬の)サンディとの稽古が楽しみ! (子役のみんなが)努力してオーディションに受かったということに注目して観てもらいたい」と、会は「大人キャストの方々との稽古が始まるのが楽しみです。これまでアニーを観たことがない子にも、アニー最高だったなって言ってもらえるように演じたい」と意気込みを語った。
2人を父親のような目で見ていた藤本は「ワクワク感よりもドキドキ感が強い。我々大人のキャストがサポートして、彼女たちからいい刺激をもらいながら、新しい『アニー』を楽しみながら演じたい」と言い、マルシアも「この子たちが楽しくアニーを生きてくれれば大成功! 私たち大人は120%でサポートしたい。何かあったらお金以外は何でも相談してね」と語った。
丸美屋食品ミュージカル『アニー』は2017年4月22日〜5月8日、新国立劇場中劇場で上演。その後全国で公演する。