食品メーカー「フジッコ」の和食啓発キャラクター「ふじっ子ちゃん」の2代目に、小学2年生の子役・元倉あかりちゃん（8）が選ばれ、23日、都内で開催された『第9回 まめっ子くん 豆つかみゲーム大会＆親子で楽しむ親子フォーラム』のなかでお披露目された。

　去年“日本一可愛い小学1年生”と話題となった元倉あかりちゃんが、オーディションによってファイナリスト5名の中から2代目ふじっ子ちゃん”に選ばれた。あかりちゃんは「選ばれてとても嬉しいです。和食の良さを伝えなきゃ」と黄色い割烹着の“ふじっ子ちゃん”姿で、笑顔で意気込みを語った。

　2013年4月から初代ふじっ子ちゃんを務めていた小学4年生の田牧そらから「とにかく元気に！　お豆や昆布などの美味しさを伝えてほしい」とアドバイスを受けると、「はい！」と元気に返事。「お姉さんからアドバイスをもらえたので、私もお豆の事を頑張って伝えたいです」とガッツポーズを見せた。

　「好きな食べ物はとろろ昆布」と渋いチョイスで会場を和ませ、「お母さんが作ってくれる、カボチャに何かを加えたものが好き」と、ふじっ子ちゃんらしい和食好きをアピール。普段はキッズモデルとして幼児向け雑誌などで活躍しているが、「学校で好きな科目は……宿題が出ない教科が好き」と学業との両立も頑張って（？）いる。お家では弟がいるお姉さんだが「好きな食べ物の時に、どっちが大きいのを食べたかでよく喧嘩します。最近はデザートで喧嘩しました」と笑った。

　大人に囲まれた取材でも、しっかりとエピソードを交えて語るあかりちゃんの姿に、初代ふじっ子ちゃんの田牧は「私があかりちゃんと同じ歳の時はここまで出来なかったので、スゴイ！」と2代目“ふじっ子ちゃん”に太鼓判を押していた。

　なおイベント後半には、事前に選定された小学校8校で競技を行う第9回小学校対抗「まめっ子くん」豆つかみゲーム大会が行われた。豆つかみゲームは、お箸とお椀の正しい持ち方を楽しく学べる当社開発の食育ツール「まめっ子くん」を使用。利き手に割り箸、逆手に「まめっ子くん」のお椀を持ち、蓋に入れた大豆を1分間に何粒お椀の穴に載せられるかを競った。激戦の結果、第3位は合計198粒を運んだ江戸川区立第四葛西小学校チーム、第2位は200粒を運んだ市川市立富美浜小学チーム、205粒を運んだ品川区立第二延山小学校チームが優勝という結果になった。