ニュース
2016/10/03 17:35
5歳のグランプリ、夢は「闇の女王」『KiRA KIRA KIDSオーディション』開催
3歳から小学6年生までの子供たちを対象としたモデルオーディション『第3回KiRA KIRA KIDSオーディション』のファイナル審査が2日、サンリオピューロランドで開催された。グランプリには東京都出身の5歳、細渕夏菜(ほそぶち・なつな)ちゃんが選ばれた。
『第3回KiRA KIRA KIDSオーディション』は、サンリオピューロランドと、芸能プロダクション『スペースクラフト』、玩具・子ども用品の総合専門店『日本トイザらス』、『らぶキャラ』編集部(学研プラス)による実行委員会が主催。
8月20日(土)・21日(日)・27日(土)・28日(日)の4日間にわたって開催された一次審査では、応募総数2000人の中から、115名のファイナリストが最終審査に進み、ファイナルには83名が出席。当日は特別審査員として、スペースクラフト所属の神田うのも出席した。
最終審査は質疑応答および自己アピールとダンス審査が行なわれた。子供たちはそれぞれにおしゃれをして、10人1組の11チームに分かれて登場。それぞれ名前、年齢を言った後、好きなピューロランドのキャラクター、好きな食べ物、夏の思い出などについて、司会のお姉さんとお話し。大きな声でお返事する子、ステージからお母さんお父さんにずっと手を振っている子、好きな色を「黒」と大人っぽい答えをする子など、個性はさまざま。
ダンス審査では、キティちゃんとMCのお姉さんの振りに合わせて、即興でダンス。音に合わせて元気に飛び跳ねたり、楽しそうに笑顔で手拍子したり、緊張でもじもじしたり、ダンス経験のある子はオリジナルの振付で踊ったりとさまざま。そんな様子からも審査員は、それぞれの個性を見極めていった。
審査終了後、「審査員特別賞」、「らぶキャラ賞」、「トイザらス賞」、「神田うの賞」、「グランプリ」の5つの賞が発表された。審査員特別賞は東京都の下平潤奈(しもひら・うるな)ちゃん、4歳。つぶらな瞳とプリンセスのような可愛い衣裳が決め手だった。らぶキャラ賞は東京都の押元姫万里(おしもと・ひまり)ちゃん、6歳。姫万里ちゃんは2年連続の出場で、今年は見事リベンジを果たした。
トイザらス賞は神奈川県の伊東柊太(いとう・しゅうた)くん、5歳。質疑応答では物静かな雰囲気だったが、ダンスが始まると元気に踊りだし、そのギャップの魅力を感じさせた。そして神田うの賞は、愛知県の大村雪乃(おおむら・ゆきの/8歳)ちゃん、大村彩乃(おおむら・あやの/6歳)ちゃんが初の姉妹受賞。「ダンスが上手でキラッと輝いていた。2人とも可愛いのが珍しい」と神田も絶賛していた。
そしてグランプリに輝いたのは東京都の5歳・細渕夏菜(ほそぶち・なつな)ちゃん。審査員の評によれば、可愛らしさ、ファッション、元気さ、お友達に気遣いが出来る、などいくつかのポイントがある中で、その全てを満たしていたと高評価。審査員が満場一致でグランプリに推したという。
夏菜ちゃんはバレエとジャズダンスを習っている踊りが大好きな女の子。オーディションの感想については「楽しかった」と笑顔。「将来何になりたい?」と聞かれると「闇の女王」と答えて、取材者をギョッとさせたが、サンリオピューロランドのパレードに登場する「3つ子の闇の女王」役の話。最初は悪者だが、最後にはキティちゃんの仲間になって白いドレスに変わる女王の役に憧れているのだという。ダンスを頑張って成長した夏菜ちゃんのパフォーマンスに期待が膨らむ。
発表後、神田は総評として、「みなさん、私の娘や息子にしたいぐらい可愛かった。今回、残念ながら選ばれなかったお子さんたちも、これが最後じゃない。お子さんの成長は素晴らしいです。お顔だけじゃなく、中身も、気の遣い方も、トークも、ダンスも成長します。来年、皆様のことをお待ちしております。今日、ご参加いただきましたみなさま、素敵な感動をありがとう」と感謝を述べた。
グランプリを獲得した夏菜ちゃんには、テレビ、雑誌、チラシなどに登場し、ピューロランドの楽しさを伝えるモデルとして活躍。なお、各賞を受賞者には芸能プロダクション『スペースクラフト』の所属権が与えられる。
(C) 2016 SANRIO CO., LTD