18歳の女優・葵わかなが3日、2017年オフィシャルカレンダーの発売を記念しHMV&BOOKS TOKYOにて、購入者対象イベントを開催した。

　今年は『女優堕ち』でドラマ初主演、現在公開中の『ホラーの天使』で映画主演を務め、来年2月公開の矢口史靖監督による最新作映画『サバイバルファミリー』への出演も決定している葵。4作目となるオフィシャルカレンダーは、18歳となった葵わかなの「オトナっぽかわいい」魅力を詰め込んだ全14枚の写真カレンダー。イベントではカレンダーのイメージを踏襲した衣装で登場し、150人のファンを魅了した。

　カレンダーのお気に入りのカットは「キュート（4月）です。今回の写真の中で変わったカットが多い中で、一番シンプルに前作までの私からどれだけ成長したかがわかる写真になっているんじゃないかと思っています。ぜひオトナっぽくなった私を見ていただきたいです。そして、クール（9月）は、今までにないかっこいい雰囲気のカットで、カレンダーの情報解禁の時に、学校の友人からも『わかちゃん、この写真、わかちゃんだってわからなかったけどすごく素敵！』と言ってもらえて、今までの私にはなかった雰囲気だったり表情の私を見て驚いた様子でしたし、新たな自分を知ってもらうことで応援してくださる方がいてくれたら良いなと思っています」。

　カレンダーをどんな人に買ってもらいたいかと聞くと、「『わかなな（七）変化』ということで、変化をテーマにしているので、日常に刺激を求めている人に見ていただけたらと思います。普通の日常の中で、朝起きて顔を洗いに行こうと思った時にこのカレンダーが置いてあったらとっても刺激になるんじゃないかと思うんです！　日常のアクセントになる様なカレンダーになったと思うので、ぜひ刺激を求めてる方に買っていただけたら嬉しいです」とアピール。

　来春には高校を卒業するが、高校生活でやり残したことについては「前作カレンダーを発売した時に『高校生活最後に何をしたいか？』という質問に、『今年は学校行事に出て高校生活の思い出を作りたい！』と宣言したんですけれど、それを有言実行しました。合唱委員になってクラスを金賞に導いたり、文化祭にも参加することができたり、とても充実した高校生活を送ることができたので、特にやり残してしまったということはありません！　しいて言えば、学校のお友達と卒業旅行で沖縄に行きたいです！」と明るく答えた。

　カレンダーイベントでは定番の「今年1年を振り返って」という質問には「今年は年初めから、初めての連ドラレギュラーや主人公という大役を務めさせていただいて、初めてのことにたくさん取り組ませていただくことのできた1年だったと思います。その中で、このままではいけないなぁと何度も壁に打ち当たることがあったんですが、そうしたことを経験した分、まだまだこれから自分が成長していけると思えたことがたくさんあったので、来年以降これからもっともっと頑張ってやるぞ！という気持ちで気合いを入れ直すきっかけになった1年になったと思います」と充実感たっぷり。

　来年に向けては「勉強することが好きなので、まだまだ学びたいこともありますし、学生でなくなってしまうことが少し寂しくもあるのですが、女優としてのお仕事に集中できるようになると思うので、今まで両立してきたものが一つになることで、より極められるようになるのではないかと思います。来年も今年以上に全力で突っ走って、走り抜けられたらと思っています」と意気込んだ。

　ちなみに今作は「大人」が一つのテーマだが、どんな大人になりたいかと聞かれると「自分自身の想像する、こういう人になりたい！ということを一言で表せる単語が見つけられてなくて、説明することが難しいんですけれど、私の中では『人を思いやれる人になりたい』『街中でやっている募金活動にさっとお金を投じれる人になりたい』『すぐ怒る人にはなりたくない』『好き嫌いを無くしたい』など細かく言えばたくさんあります。それをまとめて何と表現すればいいのかわからないので、これから起こりうる関門をひとつずつ突破していって、自分が大人になった時、『葵わかなってこういう人間だよね』と言われることが自分自身がなりたいと思っていた大人になっていたら良いなと思っています」と真摯に応えた。