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2016/11/20 18:01
まさにアイドル&パンツァー! フラップガールズスクールが陸上自衛隊武器学校の初代アンバサダーに就任
最新シングル『ビバ・ラ・サンバ』をリリースしたアイドルユニット「フラップガールズスクール」が19日、茨城・阿見町の陸上自衛隊土浦駐屯地武器学校のアンバサダー(広報大使)に任命され、「武器学校・土浦駐屯地開設64周年記念行事」でミニライブと撮影会を行った。自衛官だった祖父を持つリーダーの横山未蘭は「血を受け継いでいるので、縁があるなと思いました」と想いを語った。
陸上自衛隊武器学校は、後方支援部隊などの指揮官、幕僚を養成する兵站・運用教育、陸上自衛隊の各種装備品の整備員を養成する整備教育、不発弾処理などの教育を毎年、約800人の隊員に実施している機関。さらに装備品の研究開発や補給、整備を行う部隊の運用などの研究も行っている。
この日は、開設64周年を記念して同駐屯地を一般に開放し、記念式典をはじめ、装備アトラクション、体験試乗(戦車)など盛りだくさんのイベントを実施。その中で横山未蘭(19)、道江幸子(24)、坂本マリア(15)、佐藤優香(20)、赤津杏子(21)、齋藤雛乃(16)ら6人のマンバーたちは、アンバサダー任命式で陸上自衛隊武器学校長・市川文一から任命書を授与され、アンバサダーに就任。
そのままグループは大勢の見学者やファンの前でミニライブを開催。同武器学校のある茨城県出身の赤津が「今日は皆さん、寒い中、雨の中を来てくださっているので、私たちがこの会場を少しでも温められるようにライブをお届けしたいと思います」と挨拶。「Calling U」をはじめ、「恋してる!」「スタートライン」「面舵イッパイ!」「羽ばたけ翼」の全5曲を熱唱した。その後、自衛隊の制服に着替えて、最新鋭の10式(ひとまるしき)戦車の前に立って記念撮影。来場者のカメラに向かって笑顔をふりまいた。
初代アンバサダーに選ばれたことについてリーダーの横山は「元々、私の祖父が自衛隊にいましたので、その血を受け継いでいますし、アンバサダーに選ばれて縁があるなと思いました。アイドルが自衛隊のアンバサダーになることでアイドルの好きな人にも自衛隊のことを広めていきたい」と自衛隊への想いを語る。
齋藤は「私たちはレッスンの様子を公開していまして、そこでつらさ、厳しさを経験していますし、アニメの『ガルパン(ガールズ&パンツァー)』を見て戦車にも興味があったので、アンバサダーに選ばれてうれしかったです」。坂本は「アイドルが自衛隊のアンバサダーというのはありえないことですが、私たちがアンバサダーをやることによって陸上自衛隊武器学校のことをどんどん広めていきたい」。
道江は「今回、自衛隊に関わらせていただいてうれしかったです。もっと自衛隊のことに詳しくなって、自分たちから広めていきたい」。赤津は「自衛隊というのはつらいというイメージがあったのですが、こういう機会をいただいて、甘い気持ちじゃできないので、そういうのを乗り越えて、多くの方々に広めていけたらいいなと思います」。佐藤は「自衛隊のように私も訓練や修行をしたいと思っていたので、アンバサダーに任命されてすごくうれしかったですし、これから武器学校のご期待にそえるよう頑張りたい」とそれぞれに想いを語った。