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2016/04/14 12:12
山本彩、AKB48兼任解除、NMB48専念へ「NMB48はセカンドステージに入る」
NMB48の渡辺美優紀が13日、大阪・難波のNMB48劇場で行われた公演にて、同グループから卒業することを発表。それを受けて山本彩は「NMB48はセカンドステージに入るのかなと思います。私もNMB48のために何かしたいと、秋元(康)さんに兼任解除をお願いしました。これからはNMB48、1本で頑張っていきたい」と改めて語った。
NMB48第1期生としてともにグループを牽引したメンバーが、また一人劇場を去る。渡辺は「やっぱり同期のメンバーが、たくさん卒業していって、見渡すと本当に後輩たちが、キラキラ輝いていて、次世代と呼ばれているNMBのメンバーに“今”を任せたいなと心から思いました。この間、『甘噛み姫』のチームカップリング曲のミュージックビデオの撮影をしているときに、ダブルセンターが、なぎしゅう(渋谷凪咲/薮下柊)だったんですけれども、それを見て、このチームBIIが観ていきたいとすごく本当に思いました」と、卒業を決心した理由を語った。
そして渡辺は、山本に向けて言葉を贈った。「同い年で身長も同じぐらいで、血液型も一緒で、私は、最後まで友達のように仲良くというかホントの友達のような関係にはなれなかったけど、今までの人生で一番運命の人だと感じました。本当に一番運命を感じた人で、たくさん悔しいことも、誰よりも素直になれなかったけど、私が、(山本彩が)一番誰よりもすごい人だということをわかってるし、本当に尊敬しています。ずっと伝えれなかったけど、この場をお借りしたら、言える気がしたので、すごく言いたかったので言いました」と、長くツートップとしてグループを牽引し、ライバルとして比較され続けていた運命的な存在への、2人の間でしか理解できない複雑な感情を吐露した。
山本は渡辺の言葉を受け、「今回のみるきー(渡辺美優紀)の卒業で、NMB48は、またセカンドステージに入るのかなと思います。私も、ずっと一緒にやってきたメンバーが卒業していくのを今年に入っても、何人もいたし、見届けてきて、もっと自分も何か出来ることないかなとNMB48のために何かしたいなと思って、秋元さんに兼任解除の相談というかお願いをしまして、受諾していただいたので。もちろん48グループという中で、私も引っ張っていく存在にならないといけないと思うですけれども、NMB48がこういう状況ということですので私もキャプテンとして、1メンバーとして、NMB48をまだまだ終わらせたくないという気持ちでいっぱいなので、私の正式な解除になるのもいつになるかは、わからないんですけど
NMB48、1本で頑張っていきたいと思いますので、メンバーそれぞれ個人、みるきーもどうぞこれからも皆さん応援よろしくお願いします」と前を向いた。
それぞれ違った形でNMB48への愛を表現した2人。グループの中での一つの時代が終わるとともに、NMB48が新しい段階に入ることを感じさせた夜だった。