舞台『弱虫ペダル』総北新世代がついに始動 座長・小越勇輝「ドキドキとワクワクを届けたい」 | ニュース | Deview-デビュー

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2016/03/04 23:13

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舞台『弱虫ペダル』総北新世代がついに始動 座長・小越勇輝「ドキドキとワクワクを届けたい」

「舞台『弱虫ペダル』〜総北新世代、始動〜」囲み取材に登場したキャスト陣。(左から)鯨井康介、鳥越裕貴、太田基裕、小越勇輝、植田圭輔、東啓介、村田充。(c)Deview
「舞台『弱虫ペダル』〜総北新世代、始動〜」囲み取材に登場したキャスト陣。(左から)鯨井康介、鳥越裕貴、太田基裕、小越勇輝、植田圭輔、東啓介、村田充。(c)Deview

 大人気シリーズの第8弾、舞台『弱虫ペダル』〜総北新世代、始動〜が、4日にTOKYO DOME CITY HALLにて開幕。初日公演前日には公開ゲネプロが行われ、主人公・小野田坂道役の小越勇輝をはじめとするキャスト陣が囲み取材に出席し、意気込みを語った。

 同作品は、2008年より『週刊少年チャンピオン』(秋田書店刊)で連載中の、自転車ロードレースを題材にした人気マンガ『弱虫ペダル』(渡辺航)を原作とした人気舞台シリーズ。第8弾公演となる今作では、小野田坂道ら総北高校自転車競技部が、インターハイで優勝し、一躍ロードレースの王者となった後、坂道たちが2年生になったところから物語が始まる。
 
 坂道と今泉俊輔、鳴子章吉は、新キャプテンの手嶋純太、そして同じく3年生の青八木一とともに、新チームとしてインターハイ連覇に向けて始動するが、卒業生の抜けた穴の大きさを痛感。坂道が調子を崩していくなか、王者総北には、社会人と走っていた経験者の鏑木一差と段竹竜包や、2年生の杉元照文の弟・定時などの新入生が続々と入部してくる。ライバルの箱根学園や京都伏見も新体制となり、インターハイ優勝を目指して動き出す。昨年の栄光と重圧を背負った坂道たちが、共に競い合える喜びと情熱を胸に、新たに走り出す姿が描かれる。
 
 ゲネプロ前の囲み取材には、小野田坂道役・小越勇輝のほか、今泉俊輔役・太田基裕、鳴子章吉役・鳥越裕貴、手嶋純太役・鯨井康介、真波山岳役・植田圭輔、葦木場拓斗役・東啓介、御堂筋翔役・村田充が登場。

 座長を務める小越が「最後まで怪我のないよう、新生総北、新しいカンパニーで素敵な公演を届けていけたら」と意気込みを語り、「前回からガラっと半分くらいキャストが変わり、同じ作品なのにすごい雰囲気が変わったなって。最初にワークショップで“走り方”をやったときに、始めての方が多すぎて、僕も2回目の出演なんですが、みんなの目の前でお手本みたいな形で走らせていただいて。自分も先輩的な感じになったんだなって、改めて感じました」と新しいカンパニーでの稽古様子を振り返った。

 今回、初参加となる鯨井は「これまでやられてきた先輩たちの想いを引き継いで、僕等としては新しい風を吹き込めるように精一杯頑張らせていただきます!」とコメント。さらに「周りの方から『あの舞台は大変だぞ』といろんな声を聞きまして。稽古場に入ってみて、“これほど汗をかくのか!”と驚きました。着替えが2枚、3枚あっても足りないくらい本気の汗をかいて、舞台上でこれだけ必死になれる作品は特別だなと」と、初参加の感想を語る。同じく新キャストの東は「舞台『弱虫ペダル』に携わることができて、とても光栄に思っております」と喜びを噛みしめ、「演出家の(西田)シャトナーさんの指導を受けて、独特の模型を使ったり、みんなで意見を出し合ったり、ハコガクのメンバーと話し合って芝居を作り上げるのが楽しくて、毎日充実した日々を過ごせました」と笑顔をみせる。

 坂道の同級生・今泉を演じる太田は「僕は(稽古に)ちょっと遅れての合流だったんですけど、最初に稽古場に入ったときに“ここは一体どこの現場なんだ?”って思ったくらい、キャストが増えていて、だいぶ雰囲気が変わった」と語り、「新しいキャストの方々からも勉強させてもらうことがたくさんあるので、学びながらも、昔から出演しているメンバーとしても存在感をみせていけたら」と意気込む。初演から出演している鳥越も「初演から今まで、総北キャストは多くても7人だったけど、今回は10人。”新生総北”という感じがすごいなって身に沁みています」と語りつつ、「初演のときは一番年下だったんですけど、今回の(キャストの)平均年齢は24歳。その平均年齢の歳なので、若手が怖いな〜ってずっと思っています」とコメントし笑いを誘った。

 シリーズ出演が7作品目となる植田は「新しい“舞台『弱虫ペダル』”が始まるんだなって思った。僕等がやってきたことを受け継いでいかなきゃというのもありつつ、逆に学ぶことも多い。ちょっと凝り固まっていた頭を一新させられたような気持ちではある。今までのメンバーのことを思うと、みんなの想いも積んで走らなければならないなと思います」と語り、「“若い者よ、這い上がって来い!”という気持ちで頑張っております」と新旧キャストが刺激しあっている様子。

 また、1年ぶりの舞台『弱虫ペダル』出演となる村田は「後々続いていくであろうこの作品のフレッシュな顔ぶれに、いいパワーと襷を渡していけるように、しっかりと芝居で貢献したい」と語り、「若手には負けたくないので、しっかりとコンディションを保って、体をキープしながら、モチベーションとともに千秋楽まで駆けぬけたいと思います」とコメント。

 最後に、小越が「これまで繋げてきてくださっていた先輩キャストの方々の想い、作品の中での先輩たちの気持ちを背負いながら、自分たちの世代や次の世代に熱を与えて、お客さんにワクワクとドキドキを届けていけたらと思います。楽しみにしていてください!」と笑顔でアピールした。

 西田シャトナーによる、ハンドルだけでロードレースを表現する独創的な演出も見どころだが、チームスポーツを軸としたストーリーのなかで、人生において誰もが経験する挫折やコンプレックスなどの苦難を仲間と共に分かち合い、汗と涙を流しながら乗り越え成長していく若者たちを、実力派俳優陣たちが体当たりで演じる姿が、物語とリンクして感動を呼ぶ。さらに、キャストが自身の役以外に、自動販売機の役や女子高生、近所のおばちゃんなど、モブキャラを演じ、思わず笑ってしまうようなコミカルな演出も健在。

 前作の舞台『弱虫ペダル』IRREGULAR 〜2つの頂上〜」から、大幅にキャスト陣が入れ替わった今作では、これまで舞台版で登場してこなかった新キャラクターたちも多数登場。昨年のインターハイには出場できなかったものの、新キャプテンを任され総北新チームを作り上げるために奮闘する手嶋とそれを支える青八木や、手嶋の幼馴染でありハコガクのメンバー葦木場、経験者ながらも昨年活躍できず猛練習を続ける総北2年の杉元照文など、新キャラクターたちの活躍にも注目だ。

 舞台『弱虫ペダル』〜総北新世代、始動〜は、3月4日(金)〜6日(日)までTOKYO DOME CITY HALLにて上演中。そのほか、福岡公演:3月10日(木)〜13日(日)アルモニーサンク 北九州ソレイユホール、大阪公演:3月17日(木)〜21日(月・祝)オリックス劇場、3月25日、神奈川公演:3月25日(金)〜27日(日)KAAT神奈川芸術劇場にて上演される。また、3月27日には全国の映画館にて、千秋楽公演のライブビューイング上映が決定している。

 なお、オーディション&エンタメ情報サイト『Deview/デビュー』では、小野田坂道役・小越勇輝×手嶋純太役・鯨井康介×鏑木一差役・椎名鯛造の新総北チーム1年、2年、3年キャストの対談インタビューを掲載中。

関連写真

  • 「舞台『弱虫ペダル』〜総北新世代、始動〜」囲み取材に登場したキャスト陣。(左から)鯨井康介、鳥越裕貴、太田基裕、小越勇輝、植田圭輔、東啓介、村田充。(c)Deview

  • 舞台『弱虫ペダル』〜総北新世代、始動〜ゲネプロより。(C)Deview

  • 舞台『弱虫ペダル』〜総北新世代、始動〜ゲネプロより。(C)Deview

  • 舞台『弱虫ペダル』〜総北新世代、始動〜ゲネプロより。(C)Deview

  • 舞台『弱虫ペダル』〜総北新世代、始動〜ゲネプロより。(C)Deview

  

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