岩手の人気ドラマ『鉄神ガンライザーNEO2』のDVD発売記念記念トークイベントが24日、ポニーキャニオンにて行われ、主演の鈴木裕樹と、加村真美、小松彩夏、松尾英太郎、及川拓郎監督が登壇した。

　『鉄神ガンライザー』は、岩手の復興への思いを込めて生まれたヒーロー。2011年からテレビ岩手にて放送が始まり、その人気から『鉄神ガンライザー』シーズン1〜3、そして『鉄神ガンライザーNEO』、『鉄神ガンライザーNEO2』とシリーズ化され、岩手を代表するヒーローとなっている。

　イベント前の取材に『鉄神ガンライザーNEO』のスーツを着て登場した鈴木裕樹は、「前回はみんなと一緒に戦っていたのですが、今回はダークサイドに落ちて（仲間と）敵対していきます。刺激的な撮影でとても楽しかったです」と前作との違いを語った。

　撮影現場の雰囲気について聞かれると松尾英太郎は「みんな本当の家族のように、毎日和気あいあいと撮影しました」と、出演者やスタッフの仲の良さをアピール。また、岩手での人気ぶりについて、岩手県在住の女優・加村真美は「岩手でガンライザーのイベントをすると本当にたくさんの人が集まります。また、街を歩いていると子供たちは“ガンライザーに出ている人だ！！”って反応してくれます」と語る。

　及川監督も「岩手での視聴率も大変良く、また普通だと足を踏み入れることのできない場所での撮影も“ガンライザーの撮影なら”と快く許諾して頂いたり、とても愛されています」と岩手での絶大な人気を説明。今作がシリーズ初出演の小松彩夏は、岩手県出身者として「ずっと出たい！と思っていたので、夢が叶いました！おいっ子がとても喜んでくれました！」と喜んだ。

　最後に鈴木裕樹は「もともとは『震災の復興、子どもたちを元気に』をテーマに始まった作品で、どんどんシリーズ化してきています。ドラマ作品として本当に面白いものになっているので、岩手の方だけじゃなく、年齢や地域を超えて幅広い方々に見てほしいです」と、作品への熱い思いを語った。『鉄神ガンライザーNEO2』のDVDは現在発売中。