人気若手俳優の『山崎賢人写真集「THE KENTOS」』が発売され、21日都内で発売記念イベントが開催。当日はファン4500人が詰めかけ、ひときわ大きな賑わいを見せていた。

　2014年最もブレイクした俳優として名が挙げられる、人気俳優・山崎賢人。ドラマでは『チーム・バチスタ4　螺鈿迷宮』（フジ系）、『弱くても勝てます〜青志先生とへっぽこ高校球児の野望〜』（日テレ系）、『水球ヤンキース』（フジ系）とひっぱりだこ。映画『L・DK』では、山崎演じる学校一のイケメンツンデレ男・久我山柊聖が、ヒロイン・西森葵（剛力彩芽）を壁に追い詰め、腕でドンと逃げ場を防ぐ胸キュンシーン “壁ドン”が大ブームに。流行語大賞トップ10入りを果たし、『2014新語・流行語大賞表彰式』にも、“壁ドン”ブームの火付け役として山崎が登壇したのだ。さらに、初舞台『里見八犬伝』では主演を見事に務め、2015年にはNHK 連続テレビ小説『まれ』への出演も決定と、活躍の勢いはとどまらない。

　そんな山崎の2014年の最後を締めくくるのは、20歳の素顔を完全収録した2nd写真集の発売。「今回の写真集は、見終わった後に部屋に置いたときにも、ちょっと部屋がおしゃれに見えればいいなと思い、雑誌っぽい感じになるよう協力して作りました」とプロデュース。

　撮影は初の海外・グアムにて行われ、南国の穏やかな風景、海、自然で見せるナチュラルな表情が満載だ。「グアムを楽しんだ5日間でした。海に入ったり、車に乗ったり、銃を打ったり。オープンカーでのドライブは、左ハンドルの車を右車線で走ってみたかったので、その夢も叶い、テンションが上がった写真になってます。見る方も一緒に旅行している気分になる、楽しめる作品」とニッコリ。「今年20歳になりその記念の年に、今の自分を切り取った写真が残せた」と満足げな表情を見せていた。

　年の瀬も迫る現在、山崎は来年3月30日からの放送に向けて『まれ』の撮影中。「朝ドラの『まれ』も年齢がどんどん成長していく役なので、学生の役だけでなく、違ったことにもどんどんやっていきたい」と意気込み。プライベートについては「成人式は一生に1回しかないので、出たいですね」と、ささやかな願いを込めていた。

　20歳となった2014年は、まさに“怒涛”のように過ぎていった山崎。流行語にもなった“壁ドン”については、「流行語に入る作品に携われたことが嬉しい。最近は街で声を掛けてくれる方も増え、反響を感じでます」と、控えめな笑みを浮かべていた。

　最後は写真集について「20歳の僕がたくさん詰まっている写真集。グアムに5日間行って撮った写真集、ぜひ楽しんで見ていただけたら嬉しいです」とPRし、4500人が待つイベントに臨んだ。

　『山崎賢人写真集「THE KENTOS」』（2315円＋税・東京ニュース通信社）は、現在発売中。

（※山崎賢人の「崎」はつくりの上が「立」）
（※『L・DK』の・はハート