ニュース
2014/11/25 16:41
Juice=Juice、初主演ミュージカルで5人の新たな魅力が開花
5人組アイドルグループ・Juice=Juice初主演の舞台『演劇女子部 ミュージカル 恋するハローキティ』が、19日から24日まで東京・新宿紀伊國屋サザンシアターで上演された。彼女たちにとって初主演の舞台。フレッシュな演技とともに、普段のライブとは違う新しい歌世界を見せ、幅広い層から好評を得た。
同舞台は、5年前、同じハロプロの真野恵里菜主演で上演された作品を、ミュージカルとしてリメイクされた作品。劇中で使われる音楽は全19曲。ほぼ全編がJuice=Juiceの歌で構成されるため、アンケートには「コンサートを聴いているみたい」という感想も寄せられたとか。
Juice=Juiceは今回が舞台初主演。うち、リーダーの宮崎由加とサブリーダーの金澤朋子が演技初体験だ。決して芝居経験豊富とはいえないメンバーたちだが、複雑な恋心など難しい心情も見事に表現。
一方、歌では、今回ミュージカルということで、普段Juice=Juiceとして歌う音楽とは、発声方法から曲調までかなり異なるが、新しい彼女たちの魅力を見せた。
イメージとしては、可愛さが前面に出た、アイドル色の強い舞台に思えるが、とてもせつない初恋物語。観客の感想アンケートでも「(主演の)宮本桂林ちゃんの芝居はせつなくて泣ける」「アイドルの舞台と思ってたらJuice=Juiceがすごいので感動した」と、その内容に引き込まれたという声も目立った。
人気作品の再演で、主人公・キティ役を演じた宮本佳林は、とりわけ大きなプレッシャーを感じていたようだ。千秋楽のラストでスタンディングオベーションが起こったとき、「本当に本当に嬉しくて涙が止まらなかったです」と語る。そして「みなさんにとって、この『恋するハローキティ』が何か活力になっていたり、感動をきちんと届けられていたなら本当に幸せです」とブログに思いを綴った。またメンバーは、「舞台を通してメンバーの絆が深まりました」「またお芝居をしたい」と、充実の初舞台を振り返った。